Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック
左から萩原杏奈さん、西田琴音さん、寺島岬紀くん、三宅皓大くん。
二松学舎大学附属高等学校

〒102-0074
東京都千代田区九段南2-1-32

TEL:03-3261-9288

学校情報 学校HP

多彩な同好会と部活動は
人間的な成長を促す貴重な機会

 二松学舎大学附属高等学校には2つの同好会と17の部活動など19の「学芸部(文化部)」があります。吹奏楽部や美術部などのスタンダードなものから、独自の論語教育を行う二松学舎ならではの「中国語研究部」など特色ある部活動まで多彩です。同好会は熱い対局を重ねる「将棋」と「ボランティア」の2つ。今回はボランティア同好会と、社会科研究部、理数科研究部、写真部の3年生が活動について語ってくれました。

教科書の中の歴史に実際に出会える部活動です

西田琴音さん(高3/社会科研究部 部長) 西田琴音さん
(高3/社会科研究部 部長)

 二松学舎大学附属の近くには、「千鳥ヶ淵」「北の丸公園」「靖国神社」など歴史の教科書に出てくるような場所がたくさんあります。歴史の授業で学んだことをもっと掘り下げたいと思えば、放課後に実際の場所へ行くことができます。最近訪れた「築土神社」は、一般的にはあまり知られていませんが、実際に足を運んで由緒を知れば知るほど興味がわいてきます。

 私は戦国時代が好きで、好きな歴史上の人物は加藤清正です。加藤清正は城造りが上手な武将で、熊本城を造った人物です。熊本城を気軽に見に行くことはできませんが、皇居はすぐ近くにあります。社会科研究部では日常的にそのような場所や博物館に足を運び、知識を深めています。

『二松学舎祭(文化祭)』では歴史について調べてジオラマ制作をする予定です。2019年は1964年の東京オリンピックについて調べ、ジオラマを制作して展示しました。私が興味を惹かれたのは、当時の東京オリンピックでピクトグラムが開発されたことです。ピクトグラムは非常口やトイレの場所などを文字ではなく、絵文字で表現する記号です。

 社会科研究部の活動は、都心の中心にある学校だからこそできることがたくさんあります。放課後にちょっと足をのばして歴史的な場所を訪れることができる学校は、ほかにあまりないと思います。部員一人ひとりが自分の好きなことを追究しているのが部の特徴です。歴史の知識を極めたい人はぜひ、社会科研究部に来てください。

探究心をかきたててくれる理数科研究部

三宅皓大くん(高3/理数科研究部 部長) 三宅皓大くん
(高3/理数科研究部 部長)

 理数科研究部の主な活動は、近くにある「千鳥ヶ淵」の水質調査と微生物の研究です。部員になると水中の微生物を採取するコツを習得します。何代にもわたって微生物の写真を撮って作成した「微生物図鑑」は自慢の作品です。毎年、「東京生物クラブ連盟」が主催する「生物研究の集い」にエントリーしていて、研究内容を口頭発表やポスター発表しています。

 僕はもともと機械工学や材料工学の分野が好きで、夏休み中の活動で『はやぶさ2』の研究者の方にいろいろな質問ができたときは感動しました。『はやぶさ2』が2020年12月に帰ってくるのが待ち遠しいです。大学のオープンキャンパスに行ったときには3Dプリンターにも興味を持ちました。

 部活動で探究する生物分野は未知の世界でしたが、微生物の研究を行ううちに、理系への視野が広がりました。『二松学舎祭』では「インビトロ植物」と「ストームグラス」を作って販売しています。インビトロとは“試験管の中”という意味で、無菌状態の試験管の中で栄養分が含まれた培地(ジェルのようなもの)だけで生育させる植物です。培養は慎重に行う必要がありますが、実験観察の面白さを教えてくれます。

 ストームグラスはガラス容器に入ったエタノールの中に、樟脳や硝酸カリウム、塩化アンモニウムが溶けていて、温度や湿度によって結晶のでき方が変わり、インテリア雑貨としても販売されているものです。

 理数科研究部のモットーは、“研究を楽しむ”こと。部員たちはそれぞれ、自分の興味・関心のある分野があります。生物分野の研究活動を主体に行っていますが、研究したい分野があれば意欲的に挑戦してほしいと思います。

自分の思いと現実の世界を重ねて表現できる写真

寺島岬紀くん(高3/写真部 副部長) 寺島岬紀くん
(高3/写真部 副部長)

 写真部のメインの活動は『二松学舎祭』に展示する作品づくりと、さまざまな写真コンテストへの出品です。部員たちは自分の撮りたいものを撮影するためにさまざまな場所に行くので、部室兼暗室は、部員たちのプラットフォームのようになっています。

 僕の好きな世界は人物です。人の表情は一人として同じものはなく、そのときどきによって変わるのも面白いと思います。先日は入間基地で自衛隊の航空ショーの写真を撮りに行きました。パラシュートが落下する瞬間を捉えるのはワクワクしました。動きのあるものを、写真という制限のある中に収めるのが僕は好きです。写真は現実にあるものしか撮れない世界ですが、自分の中にあるイメージと現実が合致して写真に表現できた瞬間が写真の醍醐味だと思います。将来の夢はおもちゃ作りに携わること。写真もおもちゃも、人を感動させたり、人の記憶に残したりできるものだと思っています。

 部室兼暗室には、練習用のカメラがあるのですが、フィルム用なので使える部員は多くありません。部長は使いこなしているので、僕も練習したいと思っています。部員たちは自由に自分のイメージを表現しています。写真部のモットーは「自由」です。表現したいものがある人は写真部の扉をたたいてください。

レッツ・エンジョイ・ボランティア!

萩原杏奈さん(高3/ボランティア同好会 部長) 萩原杏奈さん
(高3/ボランティア同好会 部長)

 ボランティア同好会は四季折々で多彩な活動をしています。春は緑化活動の一環として、学校内のプランターにトマトを植えるのですが、鳥に食べられることが多く、育てるのに苦労しています。

 夏休みには「子ども食堂」を訪問してお手伝いをしています。私はボランティア同好会に入って初めて、「子ども食堂」の存在を知りました。ボランティア活動は、社会にあるいろいろな問題を知るきっかけにもなります。

 秋の『二松学舎祭』では毎年、社会問題の展示に加えて休憩スペースを作り、紅茶とチョコレートを提供しています。

 冬は社会問題を取り上げている映画を鑑賞します。例えば2019年は『ズートピア』を鑑賞しました。観るまではこの映画が「差別と社会の分断」、それを乗り越えるヒントが盛りこまれている作品とは知りませんでした。主人公が差別にあいながらも努力して、周囲の信頼を得て、差別する気持ちを解消していく過程に感動しました。ほかにもペットボトルのキャップを集めてポリオワクチンを送る活動や、沖縄の首里城再建のための募金活動も行っていました。

 私はボランティア活動を通して、物事を客観的に見られるようになりました。世の中にはさまざまな価値観があって、社会にはいろいろな側面があるのだと知りました。ボランティアはどんな人でもできる活動です。活動を通して、一人ひとりに気づきがあると思います。同好会のモットーは「レッツ・エンジョイ・ボランティア」。たくさんの人に参加してほしいと思っています。

学校情報

共学
二松学舎大学附属高等学校

〒102-0074
東京都千代田区九段南2-1-32

TEL:03-3261-9288

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

二松学舎大学附属高等学校では、『体育大会』『二松学舎祭』など、全学年が協力して盛り上がるような学校行事を開催しています。...

この記事を見る

この春、二松学舎大学附属高等学校に鵜飼敦之校長先生が着任されました。「キャンパスから徒歩圏内に歴史を肌で感じられる場所が...

この記事を見る
学校をあげて盛り上がるイベントも盛りだくさん!充実した高校生活インタビュー&メッセージ

二松学舎大学附属高等学校では、『体育大会』『二松学舎祭』など、全学年が協力して盛り上がるような学校行事を開催しています。...

この記事を見る
内面を育み、仲間と対話しながらそれぞれのチャレンジをインタビュー&メッセージ

この春、二松学舎大学附属高等学校に鵜飼敦之校長先生が着任されました。「キャンパスから徒歩圏内に歴史を肌で感じられる場所が...

この記事を見る
ページトップ