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生徒にとっては「理想の教師」
教師にとっては「模範の生徒」
2人をつなぐのは「政治経済」だった

教育実習中の教室で。「教員になるための課題もたくさん見つかりました」と謙虚に語る龍田さん。
錦城学園高等学校

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-1

TEL:03-3291-3211

学校情報 学校HP

プロ意識を持ったとき、どこまで突き詰めて
生徒たちに向き合っていけるか

■「龍田さんは本校の教育目標どおりの生徒でした」~鈴木先生

鈴木崇史先生(社会科)。教員となって初めての「担任」を、龍田直弥さんが在籍していたクラスで2年間(高2・高3)担当。龍田さんにとっては「政治経済」の面白さを学び、また、教員としての在り方を教えてくれた忘れられない恩師の一人でもあります。 鈴木崇史先生(社会科)。教員となって初めての「担任」を、龍田直弥さんが在籍していたクラスで2年間(高2・高3)担当。龍田さんにとっては「政治経済」の面白さを学び、また、教員としての在り方を教えてくれた忘れられない恩師の一人でもあります。

鈴木先生教育実習期間もいよいよ3週目に入りました。“龍田先生”はどのように自己評価していますか?

龍田さん初めて母校の教壇に立たせてもらい、今の自分に足りないことがたくさん見えてきました。その一つひとつをこれからどう埋めていこうかと、構想を練っているところです。本当に信じられないくらい課題がたくさん見つかりました。

鈴木先生龍田さんの担当教科は社会科で、具体的な科目は私と同じ「政治経済」です。教育実習中の授業を見ていて感じたのは、本当に高校でしっかり勉強してくれたので、知識は十分に身についているという点です。

龍田さんありがとうございます。

鈴木先生実は、錦城学園の教員になって初めて担任を受け持ったクラスが、龍田さんのいたクラスだったんです。

龍田さんそうでしたね。高2・高3と続けてお世話になりました。

鈴木先生龍田さんは高校在学中、勉強だけではなく生徒会、委員会、そして剣道部の活動も含めて、常に全力で挑戦していたという印象があります。勉強も学校生活もバランス良くがんばっていこうというのが本校の教育目標なので、まさに理想どおりの生徒でもありました。

龍田さん改めてそんなことを言われると、なんだか急に恥ずかしくなってきました(笑)。

鈴木先生高校生活のあらゆる活動の中で、とくに印象に残っているものは何ですか?

龍田さん生徒会ですね。副会長を務めていましたが、そもそも錦城学園の生徒会は高1から入ることができて、しかも人数制限がないので、何か一つの仕事に取り組む際のパワーがすごいんです。その中のメインイベントが『錦城祭(文化祭)』です。当時、30人くらいのメンバーが一丸となって、「1年に1度の仕事だぞ!」って気合を入れながら、全力で取り組みました。

鈴木先生剣道部はどうでしたか?

龍田さん剣道部では最初、人数が集まらなくて男子が2人、女子が1人という状況で、試合どころではありませんでした。高3になってやっと新入生が5人入ってきてくれたので、ようやく団体戦に出ることができたんです。

鈴木先生それまでよく辞めずに耐えましたね。

龍田さん耐えました (笑)。それまでは個人戦しか出たことがなかったので、団体戦に出場できたことがとにかくうれしかった。試合は負けましたが、終わった後、みんなで号泣しましたから(笑)。

■「生徒一人ひとりの自主性を重んじてくれる高校です」~龍田さん

龍田直弥さん(2015年度卒業生)。現在、日本大学法学部政治経済学科4年生。錦城学園高校在学中は、生徒会副会長、剣道部主将を務めながら、委員会活動にも全力投球。大学卒業後は社会科(政治経済)の教員になるため、この秋、母校で教育実習を務めました。 龍田直弥さん(2015年度卒業生)。現在、日本大学法学部政治経済学科4年生。錦城学園高校在学中は、生徒会副会長、剣道部主将を務めながら、委員会活動にも全力投球。大学卒業後は社会科(政治経済)の教員になるため、この秋、母校で教育実習を務めました。

鈴木先生高校に入る前から剣道をやっていたのですか?

龍田さんもともとは硬式野球をやっていました。本当に全力で。ただ高校受験に入る頃には燃え尽きた感もあって、高校からはまったく違うこと、できれば武道がいいなと思っていました。

鈴木先生ということは、剣道は初心者だったわけですね。でも昇段試験にも合格しましたね。

龍田さんはい、二段です。高校では二段まで取ることができるので、全力で挑戦しました。おかげさまで剣道は今でも続けていて、地元で剣道の集まりがあると参加して、地域の子どもたちと一緒に汗を流しています。

鈴木先生何事も一生懸命に努力し続ける龍田さんらしいですね。ところで、高校受験の際、錦城学園を選んだきっかけを教えてください。

龍田さん中学の先生や周囲の大人たちからも、「錦城学園は歴史も長く、良い学校だよ」と薦められました。それなら1度行ってみようと思い、学校見学に参加しました。とても良い雰囲気の学校ですぐに気に入りました。都会の真ん中でどの駅からのアクセスも良く、通いやすいところも気に入りました。

鈴木先生錦城学園に来る生徒たちに受験の動機を聞くと、周囲からの口コミがきっかけになったという声がけっこうあるんです。そこは教員としてとてもうれしいですね。実際に錦城学園で学んでみて、どんなところが気に入りましたか?

龍田さん修学旅行でイタリアに行ったことです。オーストラリア、イギリス、イタリアの中から好きなコースを選んでいいと言われ、規模がスゴイと思いました。自分たちの見たいところ、行きたい場所へ自由に行ってもかまわないと言われました。先生方も「自由にやってみなさい」という感じで送り出してくれたことが驚きでした。

鈴木先生生徒の自主性を尊重するのは本校の伝統です。修学旅行もまったく同じで、教員がこれはだめ、あれはだめということはまず言いません。

龍田さん生徒会で人数制限しないのも、やはり生徒一人ひとりの自主性を重んじているからなんですね。「やりたい人はどんどん参加してください」と。卒業生となって母校を振り返ってみると、先生方が生徒のことを信頼し、ある程度のことは任せるという校風が定着していることがよくわかり、錦城学園に入って良かったなと、改めて思いました。

■「鈴木先生は不器用な先生だと見ていました(笑)」~龍田さん

鈴木先生聞いておきたいのですが、龍田さんは担任としての私をどう見ていたのでしょうか。この場を借りて教えてもらえるとうれしいです(笑)。

龍田さん正直に言いますと、鈴木先生は多分、すごく不器用な先生なのだろうって、高校生のときは思って見ていました。初めての“担任業”で苦労されているといいますか、一生懸命にやってくださっているのだけれど、噛み合ってないところがあるんだろうなって(笑)。私はそんな鈴木先生が大好きで、先生が担当する「政治経済」も、高3の選択授業の中から選んで、1週間続けて受講していたほどです。

鈴木先生そうでしたね。龍田さんの場合は、単に受験科目だから勉強するというのではなく、学問としての面白さを求めていたところに好感が持てます。私もただ受験で通用するだけの知識を教えているつもりはなくて、「政治経済」の学問の面白さに気づいてもらいたいとの思いで授業をしていました。

龍田さんもちろん今は、不器用じゃないことは十分わかっているのですが、多分、初めての担任業として真摯に取り組んでこられたからこその空回りだったのではないかと思います(笑)。今回、教育実習の場を母校に提供していただき、「鈴木先生はこういう気持ちで生徒と接していたのかな」「こういう気持ちで授業をつくっていたのかもしれない」と、生意気ながらわかったような気がしています。鈴木先生をはじめとする先生方の生徒を見る眼と言いますか、注ぎ込むまなざしと言いますか……。話している自分がとても恥ずかしいのですが(笑)、今はもう感謝の気持ちでいっぱいです。

鈴木先生ありがとうございます。在学中の生徒とは、なかなか本音で話すことが難しいのですが、龍田さんに限らず、卒業してからの生徒たちが遊びに来てくれた際に交わす会話ほど、教員にとって楽しいものはありません。私立の教員には転勤というものがまずないので、逆に卒業した後の付き合いのほうが長くなります。そこが私立の魅力だとも思います。

龍田さん本当に私立で良かったです。錦城学園で良かったです。鈴木先生に教えていただいて良かったです。

鈴木先生私が何よりもうれしいのは、「政治経済」という学問を通じて、自分と同じ社会科教員の道をめざしている教え子がいることです。「政治経済」の面白いところについて、改めて聞かせてくれませんか。

龍田さん私は大学でも政治経済学科なのですが、例えば「日本史」や「世界史」は、新しい発見がない限り、その史実自体が変わることはありません。一方、「政治経済」は、正解が存在しないとまでは言いませんが、ある事件を扱うにしても、さまざまな解釈の仕方、多様な考え方、捉え方ができるので、生き物みたいな面白さがあると思っています。教員になりたいという目標は中学生の頃からぼんやりとありましたが、だからといって、大学は教育学系の学部・学科ではなく、法学部政治経済学科を選んだのは私のこだわりです。鈴木先生もそうだと聞いています。

鈴木先生私も政治経済学科でした。法学という専門分野から「政治経済」の面白さを伝えていくというアプローチの仕方が好きなんです。私は今回の教育実習で、「政治経済って面白い」って、そんなことが伝わるような授業をしてくださいという話を龍田さんにしましたね。

龍田さんはい、とても良い指針になりました。

■「持ち前の初志貫徹の精神でこれからも!」~鈴木先生

鈴木先生龍田さんはズバリ、どんな教員になりたいですか?

龍田さん私自身がそんなに勉強が得意だったわけでもなく、大学受験でけっこう苦労もしています。なので、そういう面であえいでいる生徒の気持ちがわかる教員でありたいと思っています。

鈴木先生なるほど。実は龍田さんは一浪しているんですよね。でも、ある大学の合格を決めながら、自分の進むべき道を考えたうえでの浪人でしたから、ある意味、立派な選択をしたと評価しています。ちなみに私のクラスで龍田さん一人だけが浪人の道を選びました。

龍田さんそうでしたね。学校としてどのように声をかけてくれるのか思っていたのですが、浪人中も「最近、どう?」って、鈴木先生がしょっちゅう連絡をしてくれましたし、私も母校に遊びに行ったりしていました。在学中だけじゃなく、ずっと付き合っていくことができる環境があるのだと、そう考えたら「教員っていいな」と改めて思いました。

鈴木先生うれしいですね。

龍田さん一浪して、いろいろな先生の話を聞いて、自分の本当に行きたい場所はどこかって模索して、教員になるために4年間がんばろうと覚悟して、2回目の大学受験に臨みました。なので、自分らしさにこだわって大学に進学したという自負は持っているつもりです。今はまだ教育実習生という立場にすぎませんが、鈴木先生もそうですけど、「プロ」という意識を持ったときに、どこまで突き詰めて生徒たちに向き合っていくことができるのか、そういうプロフェッショナルな部分とこれから真摯に向き合っていきたいと考えています。

鈴木先生龍田さんが晴れて「龍田先生」になったら、きっといろいろなタイプの生徒と出会うと思います。そういう一人ひとりとしっかりと向き合うことができる、語り合うことができる、そんな頼れる教員になってほしいと思います。これからも持ち前の初志貫徹の精神で、龍田さんらしく学び続けていってください。

龍田さんはい、がんばります!

卒業しても語り合い、学び合うことができる恩師と教え子の2人。両者は照れながらも肩を組み、さらなる成長を誓い合っていました。卒業しても語り合い、学び合うことができる恩師と教え子の2人。
両者は照れながらも肩を組み、さらなる成長を誓い合っていました。

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