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より高い目標をめざして
併設大学以外への進路指導も充実

今年の3月に卒業したばかりの石井さんと武田先生。当時の思い出話しに盛り上がりました。
東洋大学京北高等学校

〒112-8607
東京都文京区白山2-36-5

TEL:03-3816-6211

学校情報 学校HP

東洋大学への内部進学での進学率は35%

進路指導部長の武田浩哉先生 進路指導部長の武田浩哉先生

 東洋大学を開校した明治の哲学者・井上円了によって創設され、2015年に現在の東京都文京区白山の校舎に移転し、男子校から共学化、東洋大学の附属校として新たな歴史を刻んでいる東洋大学京北高等学校。東洋大学の附属校でありながら、外部大学への進路指導も充実しています。

「学校説明会では、『大学附属校ではありますが、最初から東洋大学への進学のみを目標とした指導は行いません』と伝えています」と進路指導部長の武田浩哉先生は話します。

「常に目標を高い所に置いてがんばろうという考え方で指導しています。本校の授業は全科目履修型で、高2までは文系、理系を分けずにすべての教科を学習しています。そのため進路の視野には当然国公立大学も入ってきます」

 最初から選択肢を狭めることなく、いろいろな学校を調べていく中から自分の学びたいことを考え、目標を立てていくというのが進路指導の基本方針という武田先生。

「指定校推薦もたくさん用意してはいますが、推薦については東洋大学をメインに据え、別の難関大学をめざすのであれば、それに合ったシステムを用意しています」

 そうした進路指導の結果、東洋大学に内部進学する生徒は3割ほどだと言います。

「大学附属校として東洋大学の推薦枠は160名ほどあるのですが、2019年度の卒業生204名のうち附属校推薦を利用したのは69名です。私たちとしては東洋大学をあくまで選択肢の一つであると考え、“目標はより高く”の精神で学校全体のレベルを上げていこうと考えています」

 そうした学力向上施策の一つが、全学年で実施する朝テストです。

「学習の苦手分野をフォローすることを目的に実施しています。朝テストの結果を見て、各生徒の足りない部分は放課後に個別指導を行っています」

 同校では高校に入学すると、中学からの内部進学者の「難関クラス」「進学クラス」、高校からの入学生の「難関クラス」「進学クラス」の4クラスに分け、それぞれきめ細かな指導が行われています。

「本校は中高一貫教育を行っているので、中学では理科と数学を少し早く進めており、高1の内容も入れてカリキュラムを組んでいます。中高一貫生は私たち教員との関係性が深いこともあり、高校入学後も学力上位層を占める傾向にあります。もちろん、高校から入学した生徒たちも、学校生活に慣れるとともにどんどん学力を上げていきます。私たち教員は、高校からの入学者にも配慮して指導をしています」

 学校創設以来の伝統として、カリキュラムに「哲学」を導入しているのも大きな特徴です。

「倫理の授業の中で行う哲学対話では、さまざまなテーマを設けて生徒たちに物事を深く掘り下げて考え、論理的に思考する訓練をしています。小論文などを考える上でもこの積み重ねは大きいと思いますし、本校の強みだと思っています」

英語研修で発音の実力不足を痛感
高校で発音を鍛え直したことが
大学でとても役立っています

東洋大学 国際学部グローバル・イノベーション学科 1年 石井 はふりさん 東洋大学 国際学部グローバル・イノベーション学科 1年 石井 はふりさん

 今年4月に東洋大学国際学部に入学し、グローバル・イノベーション学科で学ぶ石井はふりさんは高校時代、「気持ちにゆとりを持って大学進学への準備ができたことは大きい」と話します。

「進路を考えたとき、大学附属校のほうが安心だし、勉強もよりはかどると思って東洋大学京北を選びました。将来は国際的な勉強がしたいと思っていたので、大学に国際学部があったところもポイントになりました」

 石井さんが学ぶ国際学部グローバル・イノベーション学科では、すべての授業が英語で行われています。学生の約3割は海外からの留学生のため、コミュニケーションに英語は必須。学部選択をする上でも、同校での日々は有意義だったと振り返ります。

「学校で用意されている『セブ島英語研修』に参加した際、英語で異文化体験をできたことがとても勉強になりました」

 1週間の語学留学プログラムを体験し、石井さんは英語の発音に関して勉強が足りないことを痛感したと言います。

「それまで日本で勉強してきた自分の発音では通用しないことを痛感しました。留学中のレッスンでは、現地の先生が発音する際の舌の動きや使い方を英語で説明してくれたのですが、何を言っているのかまったく理解できませんでした。それ以外にも街で買い物をするとき、自分の気持ちの表し方を勉強してこなかったことを思い知らされました。その悔しさをバネに、帰国して発音を中心に勉強し直すことができました」

 英語をやり直すにあたっては、常にネイティブ教員が常駐する同校の環境が非常に役立ったという石井さん。

「先生と生徒の距離が近いのも、この学校の魅力です。いつでも気軽にネイティブの先生と話せる環境はありがたかったですね。大学附属校であるという安心感と、国際教育に力を入れているという環境がなかったら、私は発音の勉強をはじめ大学進学の準備ができなかったと思いますし、大学へ行ってからも苦労していたと思います。もちろん、いまだに会話や発音でつまずくこともありますが、やはり高校での勉強は役に立っていると思います」

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