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新しい時代を生き抜くために
必要なのは自立と共生です

「2022年に創立100周年を迎えます。この先、世界がどのように変化するのか予想がつかないからこそ、世界の人たちと協力し合って課題を解決しなければならない」と語る校長の平野正美先生。
山村学園高等学校

〒350-1113
埼玉県川越市田町16-2

TEL:049-225-3565

学校情報 学校HP

休校中に実施した
ICTを駆使した授業とクラス運営

平野 正美 校長
1955年生まれ、埼玉県川越市出身。県立川越高等学校から筑波大学・比較文化学類に進学。卒業後、埼玉の県立高校で教鞭を執る。いくつかの高校の勤務を経て、教頭、校長へと昇進。その間、埼玉県教育委員会にて要職を務めたことも。2018年4月に山村学園高等学校の校長に就任し、現在に至る。

 本校は例年から2カ月遅れた6月1日に入学式と始業式を行い、時差登校と分散授業によって学校を再開しました。入学式にそろった新1年生の表情は、いよいよスタートする学校生活への期待に輝いていました。

 休校中の約2カ月間は、タブレット端末にプリントのテキストや課題を配布しました。

 本校では昨年度、Classiを3学年すべてに導入したので、タブレット端末を使って課題を配信することができました。さらに若い教員が中心となって、3学年で530本以上の授業動画を制作し、YouTubeで配信しました。動画ではありますが、新1年生は自学自習で高校の授業に触れることができたと思います。今後、新型コロナウイルスの第二波、第三波がやってきて、登校できない状況になったときでも、今回の経験を活かしてオンライン授業に取り組みたいと考えています。

 また、分散登校を行わなければならない状況になったときには、家庭学習組もオンライン授業を受ける、登校組とステイホーム組がオンラインを使って一緒に授業を受ける、などのハイブリッド型授業も検討しています。そのために各家庭のパソコン接続状況を把握して、オンライン授業ができるように準備を進めているところです。

 学校が再開して、新1年生たちの感想を聞いたところ、好評だったのが、インターネットを使ってミーティングができるアプリを使用して朝のショートホームルームができたことです。目的は生徒たちの健康管理の一環でしたが、「毎日同じ時間にホームルームができることで生活のリズムができた」「山村学園の一員になれたという実感がわいてきた」「新しい友達や担任の先生の顔を見ることができた」という声がありました。なかにはミーティングアプリで面接を行ったクラスもあります。

 1学期は8月8日まで延長し、2学期は8月24日から開始して、授業時間の確保を予定しています。

今後の学校行事は
生徒が新しいアイデアを出し合って検討中

 今年の高1生は、東日本大震災の影響で小学校の入学式がいつも通りにできなかった学年です。そして今年は新型コロナウイルス禍があり、彼らが高3で迎える大学受験に勉強が間に合うのかとも危惧されています。

 一方で、彼らが高3になるときには民法が改正されて成人として扱われることになり、強い自立心が求められます。しかし、さまざまな困難に直面してきたからこそ、強くたくましく成長できると期待しています。

 現在、秋に行われる予定の文化祭をどうするかについては、生徒会が中心となって生徒主導で話し合っています。吹奏楽部の演奏やダンス部・バトン部のパフォーマンスなどを動画で撮影して、「オンライン文化祭」ができないかと検討しているところです。生徒たちから新しいアイデアが次々と出てくることに、驚きと喜びを感じています。このような問題解決型の取り組みは、彼らが困難な状況に直面したからこそ経験できることなのです。

世界の若者と共生し
新しい世の中を構築する力に

 本校は2022年に創立100周年を迎えます。これからの時代は人同士が密にならずに共生する必要があるかもしれません。この先、世界がどのように変化するのか予想がつかないからこそ、世界の人たちと協力し合って課題を解決しなければならないのです。

 そこで従来の沖縄修学旅行を「海外研修旅行」として、特別進学コースはシンガポールとマレーシアへ、総合進学コースは台湾へと目的地を変更します。研修旅行ですから、事前学習から発表までじっくりと行う課題解決型の学びとなります。

 現地では同世代の高校生や大学生と交流して、世界の若者との結びつきも深めたいと考えています。今はインターネットを使って世界中の人々が結びつくことのできる時代です。地域や国の違う若者同士の交流と共生によって、世の中が平和に近づくことを期待しています。

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山村学園高等学校

〒350-1113
埼玉県川越市田町16-2

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