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野球を通して培った逆境に
動じない心で東京大学に合格

「このピロティで着替えてから野球部の練習に行きました。思い出の場所です」(佐藤さん)
京華高等学校

〒112-8612
東京都文京区白山5-6-6

TEL:03-3946-4451

学校情報 学校HP

 1年間の浪人生活を経て、2019年春に東京大学文科三類に合格を果たした佐藤有為さん。現在、東京大学硬式野球部に所属し、野球と勉学に励んでいます。佐藤さんに京華高校時代の思い出や大学生活、勉強の仕方、母校の魅力などについて話を聞きました(取材は2020年3月)。

野球をしていない自分の姿を
想像できなくなっていた

 僕は小1から野球を始め、中学、高校でも野球部に在籍していました。東京大学を意識したのは、高1の時です。憧れていた東京大学硬式野球部の浜田一志監督が、僕の母と知り合いであることがわかってからです。浜田前監督は母と同じ土佐高校の出身で、高校時代に野球部員として甲子園をめざし、卒業後、東大に進学して主将を務め、東京六大学野球リーグで活躍しました。

 このことを知った頃から、僕は野球をしていない、これから先の自分の姿が想像できなくなっていて、浜田前監督のように東大で野球をしたいと思うようになったのです。

 京華高校の野球部では副キャプテンを務めながら練習に打ち込みつつ、受験勉強をしていました。最難関の東大をめざしているのだから、勉強との両立を「つらい」「きつい」などと思わないようにしました。ここで音をあげて勉強と部活動のどちらかを諦めたり、手を抜いたりしたら、両方やらないことと同じになる。そう自分に言い聞かせていました。

 高3の時、模試での東大はB判定だったのですが、入試本番の数学でミスをして合格には届きませんでした。北海道大学や早稲田大学には受かりましたが、もう1年間勉強すれば東大に合格する自信があったので浪人しました。ここで東大を諦めてしまったら、悔いが残ると思ったことも浪人した理由にあります。

 その結果、翌年の大学入試センター試験(※)では900点満点中828点を取ることができ、合格を果たせました。

 ※大学入試センター試験は2021年から大学入試共通テストに変わります。

僕を人間的に成長させてくれた
尊敬できる先生との出会い

 高校時代に勉強で大切にしたのは、授業の後の自学自習です。授業は世界史の用語や数学の解法などの情報を収集する場であると僕は捉えていました。その情報を自分のものにできなければ、大学受験で満足できる結果を望めません。

 京華高校の授業は確かにわかりやすいのですが、「わかる」と「できる」は大きく違います。わかった気になって、模試で問題が解けなかったという苦い経験もあったので、わかった気をなくすために、授業で得た情報を確実に自分のものにしなければならないと思いました。

 そこで自学自習を大切にしたのです。また「わかる」と「できる」の明確な線引きができるように心がけました。勉強に妄信的に集中しすぎると、本当にできているのか、ただ手を動かして時間をムダにしているのか、判断がつかなくなります。そのため、常に一歩引いた冷静な自分でいられるように心がけました。

 野球に関しても似たことがいえます。動きや足の使い方など、顧問の先生から習った直後はできることもあります。しかし、それが一時的なものなのか、無意識のうちに足が勝手に動いて「できる」ようになったのかを客観的に考えられるようにしました。

 勉強と野球で最も影響を受けたのは、高校3年間、僕の担任と野球部の顧問を務めてくださった奈良潤一先生です。先生からは英語と野球を教えていただきました。言葉で表現するのは難しいのですが、奈良先生は深い考えを持った、厚みのある大人の男性であり、常に堂々としていて、心から尊敬できました。浪人中も僕のことを気にかけ、お会いするたびに「目標をぶらすな」と激励してくださいました。奈良先生との出会いによって、僕は人間的に大きく成長できた気がします。

 奈良先生だけでなく、野球部の仲間たちと今も定期的に会っています。みんなと顔を合わせると話が尽きることはなく、楽しいひとときを過ごすことができます。

 野球を通じて身につけることができたのは、“逆境に動じない心”です。スポーツをしていると理不尽なこともあります。それでもめげずにこれまで続けてきたことで、どんなにつらい状況であっても、取るに足らないことに感じられるようになりました。そのため、浪人中も楽しんで勉強に打ち込むことができました。これからの人生で、高い壁が自分の前に立ちはだかっても乗り越えられる気がします。

さまざまな経験を積み上げて
自己投資をしていきたい

 今、僕は東大の野球部員として練習に明け暮れる日々を送っています。朝は早く起きて練習、授業が終われば練習です。ポジションは高校時代と同じくファーストです。

 単位はしっかりと取れていますが、まだ学部は決めていません。東大で学んでいると、未知なことが多いことに気付かされます。そんな状況なので、自分が将来やりたいことをすぐに決めて良いのかと思い、今はさまざま情報を収集して吟味している段階です。

 アルバイトも楽しんでいます。予備校の教務と募集の仕事です。アルバイトでは生徒だけでなく保護者の方たちと面談することもあります。予備校にお子さんを通わせているだけあって、大企業の役員クラスの方もいます。こうした人たちの質問に答えたり説得したりするのは、非常に価値のあることです。野球や勉強だけでなく、こうした貴重な体験をさらに積み上げて、将来のために自己投資をしていきたいと思っています。

 今年の冬は週に1回、京華高校でチューターを務めました。勉強している生徒たちの質問に応えたり、相談にのったりする仕事です。今の僕があるのは、京華高校のおかげだと思い、その感謝の気持ちから、チューターを引き受けました。

 京華高校の良さは、奈良先生をはじめ、どの先生方も親切なところです。勉強に関して、どんな頼み事をしても、嫌な顔ひとつせずに答案を見てくださったり、相談に乗ってくださったりしました。一度も授業を受けたことがない先生でも、在学中も浪人中も、常に僕のことに心を寄せてくださいました。これからも母校との絆を大切にしていきたいと考えています。

現在、東京大学文科三類2年生の佐藤さん。 現在、東京大学文科三類2年生の佐藤さん。
恩師の奈良潤一先生(写真左)と一緒に。 恩師の奈良潤一先生(写真左)と一緒に。

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