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事前学習→現地研究→事後研究&論文作成
1年以上をかけ取り組む壮大な探究学習

東京都北区の総合文化施設「北とぴあ」で開催された高2生による海外研修の発表会。
順天高等学校

〒114-0022
東京都北区王子本町1-17-13

TEL:03-3908-2966

学校情報 学校HP

期間・テーマが異なる複数のコースを用意し
生徒が自由に選択できる海外研修

 10月23日、東京都北区の総合文化施設「北とぴあ」で、順天高等学校の高2生による海外研修の発表会が開催されました。

「『英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する』。この教育理念のもと、本校は昭和の時代から30年以上にわたり国際理解教育に力を入れ続けてきました。そうした姿勢が評価され、文部科学省にSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)の指定を受け、さまざまな関連の取り組みを展開してきたのです。2018年度、指定が満期を迎えましたが、2019年度以降もその方向性に変化はありません。そして、その重要な取り組みの一つが、この『海外研修』なのです」(教務部長/酒井勇一郎先生)

 高2の7月から8月にかけて全員参加で実施される海外研修。その大きな特徴は行く先・期間・テーマが違う6コースが用意されており、それらを生徒自身が選択できるシステムであることです。それぞれのコースの内容は次の通り。

  • オーストラリア・シドニー・コース……オセアニア研修型(7日間)
  • オーストラリア・ブリスベン・コース……科学研修型(17日間)
  • タイ・コース……社会探究型(15日間)
  • カナダ・コース……語学研修型(18日間)
  • ニュージーランド・コース……短期留学型(20日間)
  • 台湾コース……アジア研修型(5日間)

「2019年度は、これらにシンガポール・コース(7日間)が加わり全7コースとなりました。シンガポールでは毎年、各国の学生たちが自身の研究している内容を発表する、という国際イベントが開かれており、これへの参加を募ると理数選抜コースの生徒たちの多くが手を挙げてくれました。『それならば、これも海外研修のコースに』ということになったのですが、これは今回限りです。2020年度は通常通りの実施となります」(高2主任/吉原正寛先生)

 客席の在校生や保護者たちを前に、7コースの代表者2~4人が順に壇上へ立ち、それぞれ自身の体験談を披露。パワーポイントで作成したスライドや動画、音楽を盛り込んだ映像資料などを駆使し、楽しいスピーチを展開しました。クイズを盛り込んで聴衆の注目を引きつけたり、パートナーと息の合った掛け合いで会場の笑いを誘ったり、それぞれ工夫を凝らした構成で発表を行い、会場は大いに盛り上がりました。

「今日のイベントは、あくまでも『途中経過報告』に過ぎません。今後、事後の研究を続け生徒各自が最終的な論文をまとめて、ようやく海外研修という教育的取り組みは完結するのです」(吉原先生)

 高1段階でコースを選択し、生徒個々が自身の研修課題や探究テーマを決定。以降、それぞれが事前研究を進め、それを基に現地で研究を行います。そして帰国後は、事後研究に取り組み論文を作成するのです。順天の海外研修とは“世界に触れられる楽しい観光旅行”ではなく、1年以上にもおよぶ壮大な探究学習なのです。今回、海外研修に参加した高2生2人にそれぞれの経験談や感想を聞きました。

生徒にインタビュー

江村さん(ニュージーランド・コース)

江村さん(ニュージーランド・コース)

 私が参加したコースは語学研修色が強い内容で、20日間の期間のうち9割くらいをホームステイで過ごすというのが特色でした。ここまで長く現地の家庭で生活すると、地元の方々と本当に親密に触れ合えます。

 通った現地校の第一印象は「ものすごく広い!」。校地が東京ドームぐらいあり、すごく快適でストレスとはまったく無縁です。学校にはバディ(滞在中、自分のケアをしてくれる現地生徒)とともに通い、バディとコミュニケーションを取りつつ、同じ授業を受けます。農業国のためか羊がかかる病気、寄生虫に関してなど日本にはない授業が多く、興味深かったです。

 現地では日常的なことはすべて自分でやらなければならず、日本での生活と比較し、親の有難みを再認識し、感謝の気持ちが芽生えました。実は、ずっと看護師になりたいという夢を抱いていたのですが、この海外研修でそれがさらに広がりました。単なる看護師ではなく“国際的に活躍する”看護師に、という一回り大きな夢に発展したのです。

林くん(タイ・コース)

林くん(タイ・コース)

 自分は小2から中3までアメリカで過ごしたため、そのアメリカと日本、いわゆる先進国の文化にはある程度触れ合ってきました。そこで、今度は発展途上国の文化や生活を知りたいという思いがあり、タイ・コースを選択したのです。もう一つの理由は自分の将来のため。できれば社会進出後、ユニセフやJICAなど国際協力系の組織に入り活躍したいと考えています。タイでの海外研修をその第一歩としようと考えたからです。

 この行程で体験したすべてが印象的でしたが、最も強く記憶に残っているのは3日目。恵まれない生い立ちの孤児たちを収容する施設を訪問したときのことです。自分は小学校低学年くらいの子どもと親しく接し、遊んであげました。その子はとても明るい子で、うまく交流できたと満足して施設を後にしたのですが、その後に事実を知り愕然としました。その子は親から虐待を受け、施設に収容されたのだそうです。あんなに明るく笑っていたのに、そんな悲しい過去があったとは……。

 その体験から「自分がいかに幸せであるか」を実感するとともに、物事は「うわべだけで判断すべきではない」ということを強く認識させられました。この海外研修を通し、自分の視野は明らかに広がり、人間的に一歩、成長できたと思っています。

オーストラリア・シドニー・コース(オセアニア研修型)に参加したグループの発表。
カナダ・コース(語学研修型)に参加したグループの発表。
タイ・コース(社会探究型)に参加したグループの発表。
教務部長の酒井勇一郎先生
高2主任の吉原正寛先生

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