今年9月21日(土)・22日(日)の2日間にわたって開催される「大成祭」。大成高等学校を代表する行事の一つであり、毎年多くの来場者でキャンパスがにぎわいます。この行事を支えているのは、文化祭実行委員たち。毎年、有志を募集して30人ほどが集まるそうです。今回、文化祭実行委員担当の小沼愛先生、委員長の上滝さん(高3)、そして、丹羽さん(高3)、柴田さん(高3)、成田くん(高3)の3人の副委員長に話を聞きました。
今年9月21日(土)・22日(日)の2日間にわたって開催される「大成祭」。大成高等学校を代表する行事の一つであり、毎年多くの来場者でキャンパスがにぎわいます。この行事を支えているのは、文化祭実行委員たち。毎年、有志を募集して30人ほどが集まるそうです。今回、文化祭実行委員担当の小沼愛先生、委員長の上滝さん(高3)、そして、丹羽さん(高3)、柴田さん(高3)、成田くん(高3)の3人の副委員長に話を聞きました。
「みんなで力を合わせ、ひとつのものを創り上げよう」。そんな熱意を持った生徒たちが今年も文化祭実行委員に立候補してきました。この日集まってもらったのは、その委員長や副委員長たちで、例年以上に意欲に満ちあふれたメンバーです。
毎年、本校の文化祭では、高1が合唱コンクールを、高2が縁日やゲーム・飲みものの模擬店を、高3が食品の模擬店を出します。平成から令和に変わった今年の文化祭のテーマは「魁(さきがけ)」に決まりました。委員長や副委員長がリーダーシップを発揮して、時代を先駆けるような新しいアイデアを出し物や装飾に盛り込んでいます。今年はどのような文化祭になるのか今から楽しみです。
中学生の頃から行事を陰で支えたり、先生のお手伝いをしたりすることが好きで、高1のときに文化祭実行委員になりました。今年の実行委員の大きな仕事は、正門を飾る装飾のデザインを大きく変えることです。この正門を飾る装飾はこれまで、何年も前に先輩方が作ったものを使い続けてきていて、「平成」の元号が記された年度の部分を、毎年「平成■年」と書き変えていました。
今年は新しい元号になったので、装飾も新しくすることにしたのです。そこで、実行委員の中から「門係」を募りました。今日、ここに集まった副委員長3人は全員が「門係」です。「門係」がデザインを決めて、実行委員全員で彩色して完成させます。ぜひ、文化祭に来てこの装飾が施された正門をくぐり、私たちの明るさとパワーを知ってほしいと思います。
私は委員長の上滝さんと同じバドミントン部で、昨年は上滝さんに誘われて文化祭実行委員になりました。兄の友達が大成高校に通っていたため、私は何度も文化祭に訪れ、その楽しさを知っていたことも理由です。実行委員は、先輩や後輩とともに絆を強めることができます。昨年の文化祭で私はTシャツコンテストの司会とモザイクアート係を務めました。文化祭では、クラスごとにTシャツをつくります。Tシャツコンテストは、前夜祭で、どのクラスのTシャツのデザインが最高かを投票で決めるビッグイベントです。司会の私の声が届かないほど、みんな盛り上がっていました。
モザイクアートは文化祭で10年以上続く名物で、4階建ての校舎の屋上からつり下げる巨大な絵です。モザイクアート係がデザインを考えて、生徒全員で約1センチ四方の小さな色紙を貼り付けて完成させます。ぜひ、見に来てください。
高1からずっと文化祭実行委員の仕事をしています。中学のときから委員会の仕事が好きで、高校に進学してからも何か学校のためになることがしたいと思って立候補しました。文化祭は前日祭から始まります。前日祭では、柴田さんが話していたようにTシャツコンテストなどが開かれます。私は昨年、1,000人以上の生徒が集まるこの前日祭で、文化祭の諸注意について話しました。私は人前に立つことが苦手で、とても緊張しましたが、この経験をして以来、みんなの前で話すことに少し慣れることができました。そして、みんなで心をひとつにすれば、大きなことができることも知りました。
この学校の素晴らしさは、行事や部活動など、みんなが好きなことに一生懸命に取り組んでいるところだと思います。文化祭にぜひ足を運び、そんな私たちのエネルギーに触れてほしいと思います。
正門の新しい装飾は、秋のイメージでデザインしました。文化祭が行われるのが9月の末だからです。僕は昨年の高2の時に、初めて文化祭実行委員になりました。下級生や上級生と学年の壁を越え、成功という目標に向けて準備を重ねていくところにやりがいがあります。昨年の文化祭で僕は、ダンスコンクールで観客が盛り上がり過ぎてステージに押し寄せてこないように注意する係を担当しました。表に出ない裏方の仕事ですが、やり終えた後は、大きな達成感を委員たちと分かち合えました。今年は高3の僕たちにとって最後の文化祭になります。みんなで力を合わせて、絶対に成功させたいと考えています。
大成高校の自慢の一つは全面人工芝のグラウンドがあり、気持ちよくスポーツに打ち込めることです。文化祭に来て、恵まれた設備についてもぜひ見てほしいと思っています。
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