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「企業探究」は4人ひと組のチーム編成で取り組みます。
下北沢成徳高等学校

〒155-8668
東京都世田谷区代田6-12-39

TEL:03-3468-1551

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社会への関心を高め協働力
プレゼンテーション力を培う
実践型教育の「企業探究」

学校から街へ飛び出し
お店の人や行き交う人々にアンケートを実施

 7月下旬のある日の午前。メディアラウンジに20数名の生徒が集まり、"出発の時"を待っていました。4名ずつのチームとなった生徒たちは担当の先生から注意事項を伝達され、身だしなみを整えて持ち物をチェック。準備が整ったチームから順に足取りも軽く、多数の商店がたち並ぶ下北沢の街へ――。

 高1の「国際コース」と「進学コース」に在籍する生徒たちが半年間をかけて取り組むクエストエデュケーション企業探究コース「コーポレートアクセス」。生徒たちは、教室にいながら、実在する企業のインターンとして、答えのない課題に取り組みます。この日は街に出て、インターン先企業についてのアンケート調査に取り組む日でした。自分がインターンする企業のイメージや、商品の認知度、街行く人々の興味・関心などについてインタビューを行います。

「小さな商店を訪問しインタビューをする」「街頭で通行人に問いかける」「ペアになって分担して作業を進める」など、活動形態はさまざま。臆せず質問をする積極派、遠慮がちに問いかける慎重派など、アプローチ法もさまざまです。そんな生徒たちに共通するのは、"前向きに課題に取り組む"姿でした。約1時間後、全員が無事に帰校。その表情は困難な課題をやり遂げた達成感で輝いていました。

企業が未来に向けて取り組んでいる"ミッション"に
インターンとして取り組み
企業と共に新しい未来を作るための企画を考え提案する

「これは『アンケート調査』と呼ばれる課題で、今後まだまださまざまなことに取り組んでいきます」と話すのは副校長の平野昌子先生。7年前にこの取り組みを導入し、以降、企業探究コース『コーポレートアクセス』の担当者のひとりとして取り組んできました。

「学校とは、外の世界とは切り離された、ある意味"閉鎖された世界"です。ですからそうした環境では得られない"実社会につながるもの"に取り組ませたいと考えていたとき、ちょうどこの教育プログラムに出会ったのです」

 同プログラムは、株式会社教育と探求社が全国の学校を対象に、実在する企業を題材に、教室にいながら生徒たちがインターンをするというプログラムを提供しています。「企業が未来に向けて取り組んでいるミッションにインターンとして取り組み、企業とともに新しい未来をつくるための提案をする」という内容で、下北沢成徳の「企業探究」は、それに参加するという形で展開しています。提案に至るまでのプロセスは次の通りです。

 まずは生徒たちがさまざまな分野の9企業についてのリサーチを行い、個々が興味を持った企業にエントリー。担当教員がその結果にほかの要素も加えて勘案し、4人ひと組のチームをつくります。

「今年は全22チームとなりました。チーム編成の際は"仲の良い友達同士を同じチームにしない"を一つの方針としています。これはコミュニケーション能力、協働力を高めるという意味での対応です」

 その後、チームごとにメンバーで分担し、「その企業に関連する"身の回りのもの"」の調査に取り組み、次の課題は冒頭で紹介したアンケート調査です。そうした下準備が終わった頃、ようやく企業からミッションが発表され、その内容を吟味し、これまでの調査をもとに企画を立案。プレゼンテーション資料を作成し、発表を行うという流れになります。さらに全国大会へ作品をエントリーすることも可能です。チームで企画を考え、プレゼンテーション資料をまとめるまでのプロセスが、この取り組みのなかで最も苦労するところでしょう。

「本校では校内発表会を実施し、全チームを全国大会にエントリーさせています。高校生にしてはハードルの高い取り組みですが、社会への関心が高まり、協働力やプレゼンテーション力なども培え、終わった後に大きな達成感が得られる。非常に優れた教育プログラムだと思います」(平野先生)

この取り組みを通し
"チャレンジ精神"を培ってほしい!

相澤さん(高1/国際コース) 相澤さん(高1/国際コース)

 課題終了後、チームのリーダーとして活躍した相澤さんにお話を聞きました。

 

――「企業探究」に取り組んだ感想は?

各企業に関する調査から始めたのですが、調べてみると知らないことがけっこう多くて。また、そんな大企業が協力していて、下北沢成徳だけでなく、日本全国の中学・高校が参加しているプロジェクトであることを知り、かなりプレッシャーを感じました。

――今日の課題に関する感想を。知らない人に問いかける際は緊張しましたか?

友達が一緒なので、思ったほど緊張はしませんでした。でも大変でした。最初は「お時間ありますか?」という声かけで始めていたのですが、それだと多くの方に「アッ、ごめんなさい」とスルーされ困ってしまいました。確かにこのやり方では私でも同じ反応をすると思います。それでちょっと工夫をして、「学校の課題でアンケートをとっているのですが……」と語りかけると、かなり多くの方が協力してくださいました。

――インタビューに挑戦して、何か「自分が変わった」と感じる点は?

また、このような機会があったら「もっと、こんなふうにしたい」という意欲がわき起こると思うので、何か自分の世界が少し広がった感じがします。

――将来の進学や就きたい職業について聞かせてください。

進学、職業ともにまだ明確な目標はないのですが、できれば活動の場が日本に限らない仕事に就けることができれば……と考えています。

――相澤さんは「国際コース」に在籍していましたね。

はい。英語を駆使して海外の方にインタビューするチャンスはありました。あるお店に入ると海外の方らしきお客様がいて……。でも、その会話に耳を傾けるとドイツ語でした(笑)。海外の方々との触れ合いは、今度、機会があったら絶対にチャレンジするつもりです!

「そう、この取り組みに携わるなかで、知らないことにもへこたれずに向き合う"チャレンジ精神"を培ってもらいたいですね。この経験は生徒たちが社会に出てから、きっと貴重な糧になると思います」(平野先生)

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