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英語の長文読解力を鍛える「新入生入学前ゼミ」
高校生活の快適なスタートを約束する

狭山ヶ丘高等学校

〒358-0011
埼玉県入間市下藤沢981

TEL:04-2962-3844

学校情報 学校HP

1日7時間にもおよぶゼミで長文読解に慣れ親しむ

「文中にある『Teacher』という単語をよく見てください。『T』が大文字になっています。しかも、冠詞の『a』も『the』もついていません。なぜでしょうか? それはヘレン・ケラーにとっての『先生』は、家庭教師のサリヴァン先生ただ1人だからです。そのために『Teacher』が固有名詞のように使われているわけです。
 では次に『that』を見てみましょう。この『that』は接続詞でしょうか? それとも関係代名詞でしょうか?」

 と問いかけるのは、狭山ヶ丘高等学校の英語科・校長補佐の山﨑修先生です。狭山ヶ丘の講堂では大勢の生徒たちが、山﨑先生の解説とともに英文を読解しています。使用テキストは作家マーガレット・リーヴァスミクーが記したヘレン・ケラーの伝記『Helen Keller』です。

 これは狭山ヶ丘が毎年4月初め(今年は4月1日から5日間)に行っている「新入生入学前ゼミ」の様子です。希望者を対象に開講される英語の特別ゼミで、今年は新入生391人の中から80%以上の生徒が参加。朝8時30分から始まり、昼食をはさんで16時30分まで続きます。午前の部が4時間、午後の部が3時間という長丁場ですが、生徒は集中力を切らすことなく取り組んでいます。ゼミは、「予習→先生からの解説」というスタイルで進行します。「新入生入学前ゼミ」の目的や意義を山﨑先生は次のように話します。

「英語の長文に慣れ親しみ、読解力を伸ばすことが最大の目的です。文系・理系ともに大学入試で英語が占めるウェートはますます大きくなっています。とくに理系の場合、早期に英語の力をつけておけば、そのぶん、数学や物理、化学の勉強に時間を活用できるため有利になるでしょう。
 また、大学進学後も最先端の研究を学ぶために、英語で書かれた文献を多く読む必要があります。大学院の修士課程や博士課程に進んでからも、学会などで論文を発表するときには英語を用いるケースが多いのです。
 将来の進路、そして高校生活の第一歩を、希望に満ちたものとするためにこのゼミを実施しています。英語4技能を磨くには、ボキャブラリーを増やすことが重要です。そのために本校では多読に力を入れています。多読に必要な読解力の強化に向けて、この5日間で時間をかけて長文に向き合っていくのです」

「ゼミの中では、生徒との対話を大切にしています」と話す山﨑先生。山﨑先生からの問いかけに、生徒は積極的に答えています。 「ゼミの中では、生徒との対話を大切にしています」と話す山﨑先生。山﨑先生からの問いかけに、生徒は積極的に答えています。
長く複雑な構造を持つ英文を黒板に記した後、山﨑先生はその解釈をていねいに説明します。 長く複雑な構造を持つ英文を黒板に記した後、山﨑先生はその解釈をていねいに説明します。
生徒たちは事前にテキストを読み、訳せなかった箇所・わからなかった箇所をチェックしたうえでゼミに臨みます。山﨑先生の話を聞く生徒の表情は真剣そのもの。 生徒たちは事前にテキストを読み、訳せなかった箇所・わからなかった箇所をチェックしたうえでゼミに臨みます。山﨑先生の話を聞く生徒の表情は真剣そのもの。

多読によって知識を蓄積し、豊かな表現力と人間性も養う

『Helen Keller』の巻末には単語の注釈が掲載されており、高校生が読み進めるうえでも学びやすいものとなっています。入学が決まった生徒のうち、参加を希望する意欲的な生徒が3月にこのテキストを購入します。このゼミで『Helen Keller』を読み終えた生徒は、入学前ながらやり遂げたという大きな達成感を得ることができるそうです。

 狭山ヶ丘には『Ⅰ類(難関国立進学コース)』や『Ⅱ類(特別進学コース)』が設置されています。これらのコースに進学してくる生徒の中には、テキストを手にしてから3日間ほどで読み終えてしまう生徒もいます。さらに英語の多読を進めたいという生徒には、マハトマ・ガンディーの伝記を渡し、「学びたい」という気持ちを後押ししています。このゼミでの英語科教員の関わり方について、山﨑先生は次のように話します。

「ゼミの解説を担当する教員は1名ですが、自習や予習では英語科の複数の教員が席を巡回して質問に答えるなどして、英語が苦手な生徒をフォローします。昨年は、映画『ある愛の詩』の原作である『Love Story』をテキストに用い、小川義男校長と私が交代で授業を行いました」

 今年のゼミでは、小川校長はオープニングの授業を担当しただけで、それ以降は英語科教員に任せたといいます。それは、英語の4技能に長け、留学経験のある優秀な教員が狭山ヶ丘にそろってきた証であると山﨑先生は話します。近年は英検やTEAP対策にも力を入れていて、その面接指導もしています。

 さらに「新入生入学前ゼミ」のメリットは、英語力の向上以外にもあるようです。

「この5日間を通して親しい友人を得て、通学にも慣れたうえで安心して入学式を迎えることができます。また、厚みのあるテキストを完読して自信をつけ、入学後に多くの生徒が図書館や生徒ホールに収められている洋書を借りて多読に励んでいます」

 この多読は英語力を伸ばすとともに「知識の蓄積」にも重要な役割を果たすと山﨑先生は力説します。

「大学入試改革によって大学入学共通テストに記述式問題が出題されるなど、これからは表現力も要求されます。しかし、今の高校生はスマートフォンの影響からか、単語だけで会話を成り立たせようとする傾向が見られます。それでは豊かな文章力が養われません。ご家庭の協力が必要不可欠になりますが、家庭や学校でも文章となる会話を交わすことでボキャブラリーを増やし、互いの気持ちやさまざまな事がらについて意見交換をしてほしいのです。英語や日本語に関わらず多くの書物を読むことによって、『知識の蓄積』が進み、言葉を紡ぎ出す力を培うことができます。読書によって知識が内面に蓄積されて、教養や人間性も身につきます。
 小川校長は『本の向こうにいるのは天才だ。夏目漱石や森鷗外やソクラテスと出会えるのだから』と、生徒たちによく語っています」

 英語力と教養を高め、自主学習の姿勢を育む「新入生入学前ゼミ」。今年も「新入生入学前ゼミ」から、新たな“出会い”が始まっています。

「このゼミで、質問することは恥ずかしいことではないと知ってほしいと思います。質問は『知りたい』という学習への欲求から生まれるものだからです」(山﨑先生) 「このゼミで、質問することは恥ずかしいことではないと知ってほしいと思います。質問は『知りたい』という学習への欲求から生まれるものだからです」(山﨑先生)
ゼミの途中に「カナダ語学研修」の説明も。「この研修をきっかけに英語を話す喜びを知って、大学の国際系学部に進路を決めた生徒もいます」(英語科 水野雅也先生) ゼミの途中に「カナダ語学研修」の説明も。「この研修をきっかけに英語を話す喜びを知って、大学の国際系学部に進路を決めた生徒もいます」(英語科 水野雅也先生)

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