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常識を疑うことから始め
体験を通して思索を深めていく「哲学教育」

独自の教育プログラム
佐渡の青い海、青い空、宿題もテレビも携帯電話もない「本当の夏休み」が始まります!
東洋大学京北高等学校

〒112-8607
東京都文京区白山2-36-5

TEL:03-3816-6211

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建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」を学校教育の軸に据えて

 東洋大学京北では、週2時間の「倫理」の授業の中で「哲学教育」に取り組んでいます。創始者である井上円了の建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」を教育の軸に据え、自ら考え、論じ合い、自分の価値観を築いていけるように導くためです。

「哲学」は"抽象的な問題を扱う限られた人だけの学問"という印象を抱きがちですが、同校の「哲学」の授業は違います。世の中の常識とされていることについて「なぜそうなの?」「その根拠は?」「それ以外は考えられないの?」と、自分自身に疑問を投げかけ、考え、ほかの誰のものでもない自分なりの答えを探し出していくのです。

 同校ではそれを"哲学する力"と捉えています。思考プロセスを習慣化させて自分のものにしていく授業と言っていいでしょう。そうして得た自分なりの答えを、毎年3月に行われる「哲学の日」で発表します。

大切なのは教室から飛び出すこと
五感で体験して思考を深めること

 もう一つ、「哲学」の授業には大きな特色があります。それは"頭でっかちにならない"こと。教室を飛び出し、現場に行って、そこで起こったことを五感で体験するのです。見て、聞いて、嗅いで、味わい、肌で触れる。つまり実体験に基づいた思考の深化を重視しているのです。

 例えば、そのために行っているのが希望者を対象とする「哲学ゼミ」です。毎年、夏休みを利用して2泊~3泊のスケジュールで、その「現場」を訪れます。

 第1回目は東日本大震災の被災地となった岩手県大槌町に行き、津波被害と復興の様子を見学。仮設住宅でボランティア活動を行い、被災者の体験談を聞きました。そこで耳にした内容は、生徒たちがニュースなどで知ったこととは大きく違ったものでした。

 被災者の心の葛藤、「なぜ自分だけが生き残ったのか?」。同じ被災者同士でも「仮設住宅に入れた人、入れなかった人」の間でわだかまりがあったと言います。それでも他人を思いやる心、感謝の気持ちが同じ被災者の心に同居し、血の通った言葉として生徒の胸に届きました。

 その夜、生徒たちはたき火を囲んで炎を見つめながら論じ合い、それぞれの考えを深めていきました。

現場で聞くナマの声が生徒の心を揺さぶる

 第2回の「哲学ゼミ」は『戦争がもたらした沖縄の課題と現状』をテーマに沖縄へ行きました。そこでも生徒たちは戦争体験者の話に耳を傾け、遺骨の収集を行い、戦争中実際に使われた手つかずのままのガマ(洞窟)を五感で体験。さらに米軍基地周辺でフィールドワークに取り組みました。

 その行程中、地元の人から「ここは観光に来るところではない」という厳しい言葉を投げかけられたこともありました。でも、その人は若い世代の高校生たちに「わかってほしい」と願っていたのではないでしょうか。なぜならその言葉は生徒たちに届いて思考を深めたからです。現場に行ったからこそ、得ることのできた体験です。

 2017年の夏(第3回目)は開設から10年を迎えた『こうのとりゆりかご』を視察するため、熊本慈恵病院を訪ねました。そこでも蓮田太二院長による講話や赤ちゃん縁組をされたご家族との対話、さらに乳児院や児童養護施設を訪問。ニュースやネットだけではなく当事者に直接会って話を聞き、生まれてくる命をどう守るか、どうすれば母と子が幸せになれるのかを考えました。

 赤ちゃんを産んだ若い母親、そして父親の不在、社会の不条理。この問題を報道する人々の姿勢もさまざまです。生徒たちは可能な限りそこに踏み込み、その成果を「哲学の日」に自分たちで創作した朗読劇で発表しました。それを聞いたほかの生徒たちの目には涙がうかんでいたと言います。

「視野を広げる」から「自分を深める」へ

 第1回から第3回までの「哲学ゼミ」が社会的テーマを扱ってきたのに対し、2018年度の第4回のテーマは『自分と向き合う』でした。これまでは視野を広げてきましたが、今回は自分を深く掘り下げるために佐渡へ旅立ったのです。

 夏休みの宿題は置いてきました。テレビも携帯電話もない田舎で予定も決めず、それぞれが思い思いに過ごしました。決まっていたのは、夕方宿泊した小学校(すでに廃校となった旧校舎)に戻って自炊をすることだけ。あり余る時間と豊かな自然、そして地元の人々のやさしさに触れ、都会で生まれ育った生徒たちは、これまで体験したことのない非日常に身を置いたのです。

 ある生徒は佐渡の人々との交流を通してこう記しました。「便利で何の不自由もないのは物の豊かさです。だけど人の温かさは、心の豊かさです」。また別の生徒は「都会にもやさしさはあります。プライバシーが守れることや交通手段、娯楽施設の充実です。これだってやさしさではないでしょうか」。

 生徒たちは自分が暮らす街と佐渡を比較することで、もう一つの視点を獲得したようです。いくつもの視点を持ち、客観的に見つめなければ本当の自分を知ることはできません。そのことを豊かに流れる時間の中で深く考えたのです。

 現場に行くこと。当事者に向き合うこと。そしてその空気を五感で体験すること。そうして得た自分なりの考えを深め、哲学する力を高めていくのが同校の「哲学教育」なのです。

薪割り作業を手伝い、被災地の復興の道のりを肌で感じました(東北)。 薪割り作業を手伝い、被災地の復興の道のりを肌で感じました(東北)。
沖縄戦の犠牲者の遺骨収集を行い、戦争の真実の姿に迫りました(沖縄)。 沖縄戦の犠牲者の遺骨収集を行い、戦争の真実の姿に迫りました(沖縄)。
問題の本質を見極めるため新聞記事や書籍をたくさん読みました(熊本)。 問題の本質を見極めるため新聞記事や書籍をたくさん読みました(熊本)。
みんなで竹林保全に協力。人が自然を守るのか、自然が人を守るのか、考えることは山ほどあります(佐渡)。 みんなで竹林保全に協力。人が自然を守るのか、自然が人を守るのか、考えることは山ほどあります(佐渡)。

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