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スクールポット高校受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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ものづくりは一人ではできません。
良いものを安全に作るためには、チームの動きが大切(電気工学科の電動カート作成の様子)。
サレジオ工業高等専門学校

〒194-0215
東京都町田市小山ヶ丘4-6-8

TEL:042-775-3020

学校情報 学校HP

一人ひとりに寄り添う教育で
創造性に富んだエンジニアを育てる

授業まるごとWatching

"サレジオ"の教育観に基づく
学生に寄り添い伸ばす教育

 高等専門学校とは、中学校卒業者を対象とした5年制の学校で、一般科目と専門科目を学びながら、卒業後は準学士の称号が授与されます。現在全国で国公私立あわせて57校が設置されているうち、私立は全国でわずか3校。同校は、首都圏で唯一の私立の高等専門学校です。

 ※情報引用元
http://www.mext.go.jp/b_menu/link/koutou.htm

全国でも希少な学校といえるサレジオ工業高等専門学校の特徴は、創立者(※)ヨハネ・ボスコが実践した教育法、アシステンツァ(寄り添う教育)の実践による"ものづくり教育"です。

 ※同校は、ローマカトリック教会において青少年教育を目的として事業を始めた聖人ヨハネ・ボスコ(伊1815-1888)によって創設されたサレジオ修道会が全世界に展開している学校の1つです。

「本校は技術を学ぶ学校ですが、教育理念の実現に向けた"寄り添う教育"の実践によって、技術のみならず"人"の育成に力を注いでいます。だからこそ、本校の学生たちは5年間で大きく飛躍できるのです」
(入試広報担当/宮野祐矢先生)

 それは就職先などの進路結果としても表れており、素晴らしい実績をあげています。

「本校に入学する学生たちは、必ずしも理数科目が得意であるとか、技術系の専門科目に長けている学生ばかりではありません。ほかの科目が苦手だからという学生や、単に手作業やものづくりが好きだからという学生も少なくありません。社会から求められる技術者として成長することができるのは、質の高い授業に依るところはもちろんですが、本校ならではの人間教育が根底にあるからこそと考えています」(宮野先生)

ものづくりに不可欠なチームワークを
実際に動いて学ぶ

「5年間かけて、社会に通用するエンジニアを育てていきたいですね」と話す電気工学科担当の井組●●先生 「5年間かけて、社会に通用するエンジニアを育てていきたいですね」と話す電気工学科担当の井組裕貴先生

 同校には「デザイン学科」「電気工学科」「機械電子工学科」「情報工学科」4つの専門学科があります。1~2年では6割が主要3教科と「表現」「情報倫理」といった一般科目をほぼ高校と同じ形態で学び、それと連携して、各4学科の専門科目を基礎から学んでいきます。今回は電気工学科の専門科目の一環である「電動カート製作」(1年生)の授業を取材しました。

 まずは今回の実習について、教室で復習をしてから本格的な工作機器を備えた『夢工房』へ移動。

 学生たちは班ごとに分かれて作業を開始。その様子を4名の先生と、そして夢工房を管理するスタッフが見守ります。

 お互いに声をかけ合い、和気あいあいと進む作業。どのグループも、使わない工具はきちんと元の場所に戻したり、出たゴミをすぐに片付けたり、作業以外の面でも一人ひとりがテキパキと段取り良く動いています。

 この実習の大きなポイントの一つは、チームワークです。

「この授業の大きな狙いは、目には見えない電気エネルギーを電動カート製作・試乗により体感し理解するのが一つ、もう一つはお互いの考えをディスカッションし、チームでのものづくりを経験・理解することです。とくに後者においては、良いものを安全に作るためにチーム全体の考えを統一することや、個人の役割を理解することが大切です。班長はメンバーの考えをどのようにまとめたらいいのか、メンバーはどのように製作に取り組めば計画的に設計図通りに製作できるかというように、自分の役割や先を見越した行動を意識し、取り組む姿勢を身につけます」(電気工学科担当/井組裕貴先生)

 また、同じ専門分野を学びながら5年間をともに過ごす学生同士がより良い学校生活を送ってほしいという思いも込められています。

「1〜2年の"プレテック"といわれる段階では、電気工学科、機械電子工学科、情報工学科、デザイン学科は混成クラスとなっています。一方で、今回の授業は電気工学科の学生たちだけの授業なので、普段クラスが違って話をする機会がない電気工学科の学生同士が交流する場でもあります。電動カート製作を通して、学科の中での関わりを強めてほしいという狙いがあり、それを考慮したチーム分けを行っています。高専は5年間という長い期間を一緒に過ごすので、1年のうちから結束を強め、互いに協力をしてもらいたいと思っています」(井組先生)

作業者としてではなく
エンジニアとして育てる

 井組先生は「ものづくりは"つくるだけ"ではない」と強調します。

「ものづくりは製作して終わりではありません。まずはコンセプトを決めて、設計・製作を行い、考察・検証後に改善を行うPDCAサイクル一連のプロセスがものづくりです。そうしたプロセスを体験から学ぶことが、とくに1年生にとっては大切です。ものづくりの基本を1年生の段階で経験することにより、今後のさまざまな活動に役立ちます。また、電気エネルギーは目に見えないため、イメージがつきにくいものです。今回の電動カートの試走はそのイメージを体感を通して得ることができます。この経験を考察や改善はもちろん、今後学ぶ電気工学の分野で活かしてほしいですね」

 また、ものづくりに対して「好き」や「楽しい」という気持ちを持つだけでなく、5年間で即戦力となるエンジニアへと成長させていくために大切なのが、「人に伝えること、表現すること」と井組先生は話します。そのために電気工学科では、各学年で効果的に発表の機会が設けられています。

「例えば1年生では、今回ご覧いただいた電動カートの製作について、チーム内でのディスカッションを行う機会が多々あります。また、それ以外に発表が2回あります。1回目の発表はコンセプト決定時の発表があり、2回目の発表は電動カートが完成し、実際に試乗した際に設けています。どのようなコンセプトでカートを作り、そのコンセプトをどこにどのように盛り込んだか。そしてカートに試乗し電気エネルギーの体感を通して、どれくらいの消費電力でどれくらい走行できたか。自分の考えていた消費電力と違いはあったか。ということを班員全員で発表します。
 2年生になると1人1テーマの実験発表を行い、その内容はプレゼンテーションソフトを使って教員と学生の前で発表します。また、2年以上の学年では教員と学生の1対1で、それまでに学生が学んできたことを話してもらう口述試験を行っています。
 そして5年生になると、卒業研究発表に取り組みます。まずは7月にプレゼンによる中間発表を行い、11月に開催される『育英祭(学園祭)』ではポスター展示による発表をします。学園祭には一般の方も来場するので、専門知識がない人に対して自分が学んでいる専門分野の内容をわかりやすく伝えることが求められます。そして、12月に2回目の中間発表に臨み、2月に卒研発表に挑みます。卒研発表以外でも研究の成果を学会発表や学生発表会で発表する学生もいます。このように、本校は発表の機会が多く、自分の考えを人に伝えるカリキュラムが組まれています」

 同校では外部のコンテストに出場するプロジェクト活動も積極的で、実績をあげています。プロジェクト活動についても報告会があり、そこでも発表の機会があります。

「エンジニアは自分の意見を伝えられないといけません。目的や意図を理解し、自分自身をしっかりと表現すること。それができないと単なる作業者になってしまいます」

 エンジニアとして活躍することを見据え、報告書やレポートの書き方の指導にも力を入れているそうです。

「実験があるごとにレポートの提出を課しています。研究者目線でレポートのチェックをするため、厳しい内容となっており、合格にならない場合は繰り返し再レポートの提出を求めます。5年生になれば論文を書きますし、社会に出れば報告書を書くことが求められます。適切な表現をすることと、得られた結果からどのように考察できるか。これが社会へ出た際に非常に重要であり、それに備えるためです」

 最後に井組先生は次のように付け加えます。

「5年間で就職もしくは進学後に社会へ出たときに、すぐに通用するエンジニアを育てたいと思っています。技術や知識はもちろん大切ですが、社会人としての考え方や姿勢がきちんと身についているかが重要になります。きちんと報告ができるか、問題が起きたときには、なぜ失敗が起きたのかを自分の頭で考察し、改善できるエンジニアになってほしいと思っています」

 こうした同校ならではのものづくり教育が実を結び、多くの卒業生が技術系企業で製造・設計や開発部門で活躍しています。

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