
上智大学 総合人間科学部教育学科1年
(学年は取材当時)
狭山ヶ丘を選んだ理由の一つに、“英語が好き”なことが挙げられます。高2の修学旅行で海外(現在はハワイ)へ行くことができ、さらに高2の春休みの語学研修(カナダ)へも、手を挙げれば誰でも参加できるところに魅力を感じました。
狭山ヶ丘では入学式前の5日間、高校英語の授業内容の予習や、原書を読み解いたりする『入学前英語特別ゼミ』があります。「えっ! いきなり?」と思いましたが、そのゼミで英語をしっかり学習することで入学後、英語の授業へスムーズに入ることができるのです。これは他校ではあまり見られない取り組みで、英語力や読解力が鍛えられたと思います。
部活動は創作ダンス部に所属していました。仲の良い友達が先に入部していたことも理由の一つですが、私はもともと高校野球が大好きで、その応援に関わることができる部活動であるところにもひかれたからです。(野球部は県大会ベスト8、ベスト4と甲子園に手が届きそうなところまできています)
メットライフドームでの体育祭や、9月の狭丘祭(文化祭)でのダンス発表に向けて練習した日々が、昨日のことのように思い出されます。
大学受験を意識し始めたのは、高2の秋くらいからでした。創作ダンスの活動が忙しかったこともあり、どのようにスキマ時間で有効に勉強するかを考え、実行しました。通学電車の中で英単語を覚えたり、朝7時に登校してホームルームが始まる8時30分までの時間を活用したりしていました。塾や予備校へは通わずの受験勉強でしたが、狭山ヶ丘には特別自習室といって、平日は午後9時まで開放している学習スペースがあるので、家ではあまり集中できない私にとってはとても大切な場所でした。
高3になってからは毎日、特別自習室で勉強していました。帰宅は遅くなりますが、スクールバスを利用していたので、その点は家族も安心していたようです。
第一志望は上智大学で、国際教育を学びたい私にとって憧れの大学でした。受験の形態は「一般入学試験(TEAP利用型)」というもので、アカデミック英語能力判定試験(TEAPまたはTEAP CBT)を受験し、学科が設定している基準スコアをクリアすれば出願できます。上智以外の大学はなんとなく手応えを感じていたのですが、上智に関しては最後までどうなるかわからず、その辺りが不安でしたね。合格が決まったのは2月でしたが、一番行きたい大学に入学できて本当に良かったです。最後の最後まで応援してくださった先生方に感謝しています。