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沖縄の美しい海でマリン体験。
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ここで得た経験を将来に活かしたい!
学ぶことで深まる沖縄修学旅行

修学旅行・研修旅行アルバム
Nくん(高2・運輸科/生徒会長 写真左)とAさん(高2・S特コース/生徒会副長 写真右) Nくん(高2・運輸科/生徒会長 写真左)とAさん(高2・S特コース/生徒会副長 写真右)

高2の11月に、平和学習と地域体験をテーマとする沖縄修学旅行を実施。マリンスポーツなどのアクティビティも満載で、得られる学びが多いという面でも生徒たちに好評です。修学旅行から戻ったばかりの高2生2人にお話を聞きました(取材は2018年11月)。

事前学習によって現地での体験を深める

 修学旅行は高2の11月に4泊5日の日程で実施されます。滞在期間は短いものの、春から始まる事前学習によって、現地での体験は実りのある充実した内容となっています。

「テーマは平和学習と地域体験です。平和学習は、4月に外部の方をお招きして行う第五福竜丸の講演から始まります。その後は、例えば修学旅行委員の生徒が代表となって実際に第五福竜丸を見学に行き、ほかの生徒たちにそこで得た学びを共有するなどして、平和学習を進めていきます。夏休みには平和学習と地域体験に関する課題があり、沖縄固有の文化や歴史に関する学習も行います」(修学旅行担当/黒川裕二先生)

 Aさんは、事前学習で学んだことも非常に印象に残っていると話します。

「沖縄戦について、みんなで映像を観て学びました。同じ村の住民同士でお互いを疑った、という内容がとても印象的でした。戦争については授業でも勉強しますが、教科書の文章でなぞるだけではアメリカと日本が戦争をしたという国と国の間のことだけで終わってしまいます。でもその背景に、戦争が行われている最中に現地ではどんなことが起きていたのか、日本人同士、人と人の間でいろいろな動きがあったのだということに気付かされ、戦争を身近に感じて恐ろしくなりました」(Aさん)

 隣でうなずくNくんは、高2までに学んできたことも修学旅行の事前学習として役立ったと話します。

「運輸科では、1年生のときに旅行実務という授業があり、地理検定を受けたこともあります。また、例えば沖縄南部には戦争の爪痕が多く、北部は自然が多いとか、この辺りにはこういうガマ(※)が多く遺っているとか、そうした地理的なことを夏休みに調べてから修学旅行に臨みました。実際に沖縄へ足を運んでみて、知識を入れたうえで現地を訪れることにはとても意味があると感じました」(Nくん)

※ガマ(洞窟):沖縄県の沖縄本島南部に多く見られる自然洞窟のことで、沖縄の方言で「ガマ」と呼ばれます。沖縄戦(太平洋戦争)では、主に住民たちの避難場所や野戦病院として利用されました。

 現地で自分が見ているものが何なのか、どういう意味を持つものなのかということに思いを馳せながら、現地での体験を重ねていたというNくん。

 Aさんも「実際に体験することの意味は大きい」と現地での体験を振り返ります。

「ガマは本当に足場が悪くて、想像していた以上に岩だらけでした。こんな場所で避難生活を送るのはどういうことなのか……。より当時の体験に近づけるようにと、現地ガイドの方がガマの中のライトを消したところ、夜の暗さとは違って、本当に真っ暗でした。これまで体験したことのない恐怖を感じました。その真っ暗な闇の中で"助けて"という日本兵の悲痛な叫び声が響いてくるのを想像してしまい、本当に強烈な体験でした」(Aさん)

「僕も病院として使われていたというガマに入りました。話で聞くだけではわからない恐ろしい体験で、戦争の悲惨さを痛感しました。また、なぜそのガマができたのか、経緯を知ることも大切だと思います。自分が訪れたガマはこうで、ほかのクラスが訪れたガマはこう、というふうに比較することで、もっとたくさんのことを学べると思います」(Nくん)

 事前学習をしたことで経験がより濃いものになり、教科書などの文章の背景にあるたくさんの事実や、体験から学べることの大切さを知ったという二人。そうして学んだ成果を、これからに活かしていきたいと話します。

「私は小学校の先生になりたいと思っています。今回学んだ戦争の悲惨さを、小学生に対してどう話したら伝わるだろうかと考えるようになりました」(Aさん)

「人それぞれ思うことは違うと思いますが、戦争の悲惨さは普遍的なものです。時代がどうなっていくかわからない、どういう職業に就くかわからない、そうしたなかにあっても、みんなが平和について意識していけるようになると、より良い世の中をつくっていけるのではないかと思います。直接戦争を経験したわけではありませんが、現地に行って学び、受け継いだことを引き継いでいくのは僕たちだという自覚は持っていたいですね」(Nくん)

生涯の思い出となる地域体験と民泊

 民泊は人と人との温かな交流があり、出会いがあり、非日常を味わえる、とても楽しい体験となったようです。

「海で思いきり泳いだね」「星がとてもきれいだった」「パイナップルの実り方にはみんな驚いていたね」……など、次々と楽しい思い出を話す二人。とくに印象的だったのは、どのようなことだったのでしょうか。

「沖縄では、石敢當(いしがんどう)(※)という石を、家の門の前や通りの路地などで見かけました。守り神のようなものらしいのですが、私たちには馴染みのないものです。何を信じるか、どんな言葉を使うのか、同じ日本人であっても違いがあるのだと感じました」(Aさん)

※いしがんどう:"石敢當"などの文字が刻まれた魔除けの石。中国が発祥で日本では沖縄や鹿児島の地域で多く見られます。

「現地の生活スタイルに大きな違和感はありませんでしたが、古い言語を使う方がいたり、"大和の国"に対する"琉球"という意識を持っている方がいたり、人々の背景にある歴史に違いを感じました」(Nくん)

「人々の考え方だとか、今の現地の人々の態度がなぜそうなのか……と、背景を知ったうえで交流を重ねると、一つひとつの体験がもっと深まったと思いますね」(Aさん)

 最後に、今回の体験をどのように活かしていきたいかを話してくれました。

「知らない家庭に入って、いろいろな出会いがあり、とても良い思い出ができました。今後数十年、記憶に残っていくだろう素晴らしい体験ができたことに感謝しています。その体験がすぐに形になるというわけではありませんが、いつか、"あのときの出会いがあったから自分はこう成長できたのだ"と振り返れるように、今回の体験を活かしていきたいです」(Nくん)

「私が民泊した家庭では、地域活性化のための活動に取り組んでいました。そのためにボランティアを募ることもあるのですが、人手が足りず、とくに若い人の力が必要だと聞き、お世話になった恩返しに私も協力できればという気持ちが芽生えてきました。すぐには難しくても、大学生になったらぜひそのお手伝いをしたいと思っています」
(Aさん)

 修学旅行がスタートして今回が4年目。担当の黒川先生は、これからも沖縄を舞台に、ますます充実した修学旅行を計画していきたいと話します。

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