東京大学をはじめとする国公立大学に今春、過去最高の49名が合格。そのうち現役生は43名です。早慶上理・ICUは94名、GMARCHは180名と難関私立大学への現役合格者数も国公立大学とともに過去最高となりました。
「TQノートときれいな校舎。この2つに魅力を感じて東京都市大学等々力に入学しました。TQノートを活用すれば、未来の自分の行動をコントロールできると思い、ワクワクしたものです。理科部では生物の観察や調査、研究に打ち込み、高2では文化祭実行委員長を務めました。東大理科一類に進みたかったのは、将来、理科の知識を宇宙開発の仕事に役立てたかったからです」
東京大学に合格した卒業生は、同校での学校生活をこのように振り返りました。この言葉の中からも同校ならではの教育を読み取れるキーワードがいくつか入っています。
まずは「TQノート」。これは時間の管理能力を高めるツールです。同校では毎朝「アテインメントテスト」という到達度テストが行われており、合格点に満たない生徒は放課後に補習を受けなければなりません。そのために生徒全員が「TQノート」を持ち、自ら立てた学習計画をこれに記入して実行できるようにしています。
例えば「水曜日の朝は英単語のアテインメントテストがあるから、火曜日の夜は夕食後に1時間勉強しよう」というように、少しずつ計画表が作れるようになるのです。