
(高3・普通科S特コース/運動競技大会副実行委員長)

(高3・普通科S特コース/ギター同好会)

(高1・運輸科/工作研究部)

(高1・普通科L特コース/吹奏楽部)
※主に大学進学をめざす「普通科」と鉄道ビジネスに対応する専門教育を行う「運輸科」の2科制。普通科はさらに、国公立大学や難関私立大学をめざす「S特コース」、現役大学進学をめざす「特進コース」「総進コース」そして、現役大学進学と部活動との両立をめざす「L特コース」の4コースがあります。
日本全国から、そして世界の国と地域から訪れる人々を迎えるJR「上野」駅。その「入谷口」の目の前にキャンパスがあります。「私立鉄道学校」として開校し、日本の鉄道建設に貢献した岩倉具視の名を冠した同校は、普通科と運輸科の2科制で進学指導も充実しているのが大きな魅力です。今回は、大学受験を控えた普通科の高3生と高1生、そして運輸科の高1生が、それぞれの学校生活を語ってくれました。
※主に大学進学をめざす「普通科」と鉄道ビジネスに対応する専門教育を行う「運輸科」の2科制。普通科はさらに、国公立大学や難関私立大学をめざす「S特コース」、現役大学進学をめざす「特進コース」「総進コース」そして、現役大学進学と部活動との両立をめざす「L特コース」の4コースがあります。
Kくん今、僕がめざしているのは放射線技師です。もちろん大学受験のための勉強に力を入れていますが、その先にある目標も見据えて、医学業界全体の情報を集め、日頃から目を通すようにしています。高校進学の時点で医療系に進もうという気持ちがあって、進学指導が充実している岩倉で高校3年間を過ごそうと思いました。
Sさん私は保育士をめざしていて、夏休みには学校を通して東京都の実習にも参加する予定です。
Aくん僕も将来の進路は決めていて、運輸科で専門科目を中心に学んでいますが、実は理系の科目が苦手で……でも、がんばっています!
Tさん私は中学の頃から憧れていた岩倉の吹奏楽部で、オーディションのある選抜メンバーに加わることができたので、今は部活動に全力で取り組んでいます。
Sさん学校って勉強するだけの場所ではなくて、部活動から学べることも多いので、全力で続けることにはとても意味があると思います。私も文化祭まで、部活動をやり遂げるつもりです! 私自身の経験を振り返ってみても、部活動に打ち込んだからこそ、生活にメリハリがついて勉強のリズムができ、受験勉強にも役立っていると思います。また、あいさつができるようになったり、人間関係をどうやって築いていくかを学べたり、そうした経験を通して成長できます。自分を律する態度とか、社会に出て恥ずかしくない自分に成長できるのも、岩倉で学んで良かったことの一つです。
Kくんそうですね。僕も1年生のときから3年間続けてきた運動競技大会実行委員としての活動には、大きな意味があったと思います。岩倉の学校行事は生徒主体です。1学年400人の学校ですから、全生徒を動かすための運営にはとても苦労しました。書類はたくさんつくらないといけないし、ルールや競技のスケジュールを立てたり、審判役の生徒にルールを説明したり……、とにかくやることがたくさんあります。でも、振り返れば成長が実感できた経験になりました。
Kくん医療系に進みたいという希望を持っていた僕は、夜8時まで使える自習室や、外部の講師を招いて行われる放課後の英語指導、卒業生がチューターとして学習の指導に来てくれるなど、サポートがかなり充実していることを知って、「岩倉のS特で勉強したい」と思っていました。振り返ってみると実際にそれにはとても満足しています。それに加えて、先生が授業時間以外も柔軟に対応してくれたり、熱心に指導してくれたりすることや、生徒同士が教え合う校風があります。それらは学校説明会で見ることはできないのですが、入学してみて「この学校を選んで良かったな」という大きなポイントではあります。
Sさん勉強する環境が整っていることはとても魅力的です。私は集中力がなかなか続かなかったり、やる気になれなかったりで、一人では勉強できないんです。だけど、生徒同士で教え合ったり、勉強と部活動を両立したりしている生徒がたくさんいる岩倉だからこそ、自分もがんばれる感じがします。
Aくん運輸科の魅力は好きなことをとことん学べるところにあります。小学生の頃に、「かっこいいな」「好きだな」って思ったことを、きちんと勉強して仕事にできることっていいなって思います。あと、共通の目標を持っている仲間と一緒に勉強できるので毎日楽しいです。運輸科には、いろいろな地域から通学している生徒がいます。クラスには仙台出身の生徒もいます。そうそう、入学して間もないオリエンテーションで、すぐ近くに鉄道が走っていたんです。そこを通る貨物列車を見て、「おー!あの〇〇貨物だ!」って(笑)。それで一気に仲良くなりました。
Kくん運輸科の生徒たちは、僕たちにはない膨大な専門知識を持っているので、そこはすごいと思う。知識だけではなく、社会に出て行くという意識が高いせいか、同世代と比べて、社会性が身についていると思います。そういうところは尊敬できるし、いい刺激になりますね。
Sさんすぐ先の将来を見据えて進んでいく姿は、良い刺激になります。岩倉には、さまざまな科やコースがあるので、それぞれに違いはありますが、そうした違いを越えて、部活動や行事などで関われるのはいいですよね。
Tさん私はまだ将来のことが漠然としているので、同学年のAくんが専門的な学びに進んでいる姿を見て、すごいなって思います。それから、安島くんの話にもあったように、岩倉って、「生徒同士で教え合う」ということが定着しているんです。先生に聞かなくても、生徒同士がそれぞれ得意・不得意を教え合うという校風があると思います。
Aくん運輸科も、「〇〇に就職したい!」とか、具体的な目標が決まっている生徒が多いせいか、授業に主体的に取り組む生徒がほとんどです。先生に注意されなくても、生徒同士で注意し合うとか。
Kくん「S特」では、高1と高2で実施される勉強合宿があります。合宿は主体性とか教え合いが発揮される場だよね。
Sさん私、最初は勉強合宿が嫌でたまりませんでした(笑)。
Kくん僕も高1のときは、プログラムを見た時点で憂鬱になりました。本当に勉強しかしないんです。朝食前の2時間も勉強して、食事は素早く済ませてひたすら勉強するんです。
Sさん私は勉強があまりできなかったから、テストに合格できなくて……。でも、楽しいですよね。大変な分、友達との絆も深まるから。
Kくんうん、本当に楽しかった。3年は勉強合宿はありませんが、有志でこの合宿をやろうということになっています。教え合う、認め合うという環境がある岩倉だからこそ、こういう気持ちになれたのかなと思います。
Sさん自分の好きなことに打ち込むことができ、さらにお互い認め合って成長できるというのは、この学校ならではですね。
Tさん私は、今「L特コース」という今年できたばかりのコースに在籍しています。部活動と勉強の両立をめざすことができるコースです。それぞれのやりたいことを活かしつつ、目標に向かうためのサポートを受けられるのがいいですね。
Aさん運輸科で、大学進学をめざす生徒がいて、サポートをしっかりと受けながら一緒に学んでいます。自分の好きなことと勉強の両立ができる。さらに仲間と一緒に社会性を身につけて成長できる学校です。
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