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私立高校 進学なび

2017

人気のクラブ大集合!
宝仙学園高等学校 共学部 理数インター

Housen Gakuen Gavel Club

国際団体から認められた“日本初”の高校生グループ
プレゼンテーション能力強化に励んでいます!

部活動とは違う任意団体
その活動形態は?

 自分の意見や考えを他者へ明確に伝える。こうしたプレゼンテーション能力は、グローバル社会で活躍するうえで重要な要素とされています。同校の「Housen Gakuen Gavel Club(ギャベル・クラブ)」(「プレゼンクラブ」は通称)には、そうした「プレゼンテーション能力を高めたい!」と熱望する生徒たちが集まっています。部長(プレジデント:全体のまとめ役)の矢嵜くん(高2)、書記(セクレタリー)の石森さん(高2)、会場設営担当の後藤さん(高2)、副部長(バイス・プレジデント・エデュケーション:マニュアル等の解説役)の猪股さん(高2)に話を聞きました。

矢嵜
「ギャベル・クラブ」は部活動とは意味合いが違い、同じ思いを抱く生徒が集まった任意の団体です。メンバーは高1と高2合わせて55名。昨年の半ばに顧問の先生の呼びかけで結成されましたが、現在、顧問の先生はオブザーバー役に徹し、運営はすべて僕ら生徒が行っています。

石森
部活動との大きな違いは、活動日が固定されていないこと。2~3カ月ごとに「Risu-TED」というプレゼンテーションの正式発表イベントが設定され、クラブ員個々が独自で準備を進めて本番に臨むというスタイルをとっています。私は人前で話すことが嫌いではないし、プレゼンクラブができると聞いて「面白そうだな」と思い、すぐに顧問の先生に加入の意思を伝えました。

後藤
「自分にできるかな?」と最初はとても不安でしたが、「何か新しいことに挑戦したい!」という気持ちのほうが勝って、思いきって加入しました。

英語を駆使してのプレゼンテーションに挑戦

左から部長の矢嵜くん、書記の後藤さん、会場設営担当の石森さん、副部長の猪股さん。

左から部長の矢嵜くん、書記の後藤さん、会場設営担当の石森さん、副部長の猪股さん。

――高度な知的活動に取り組むメンバーですが、特筆すべきは、そのプレゼンテーションがすべて英語で行われていることです。

猪股
「ギャベル・クラブ」は「国際トーストマスターズクラブ」から承認・認定を受けていて、そのマニュアルに沿って活動しています。ですからプレゼンテーションは自ずと英語で行うことになります。

――「国際トーストマスターズクラブ」とは、スピーチやプレゼンテーションを学ぶための“英語のプロ”が所属する国際的な団体。そうした権威ある国際団体に認められた日本初の高校生グループが、同校の「ギャベル・クラブ」なのです。では、メンバーはみんな英語が堪能なのでしょうか?

猪股
そんなことはありません。クラブには帰国生もいますが、9割は私たち4人のような一般的な高校生です。日常の英会話ではなく、英語でのプレゼンテーションに関して言うと、帰国生よりも私たちのほうが得意かもしれません。

――同クラブの活動は、プレゼンテーション能力を高めるだけでなく、自然な形でハイレベルな英語能力も培ってくれるようです。

プレゼンテーション力を駆使して社会貢献をしたい!

――同クラブは結成から今年度前半までに3回の発表会を開催しました。それぞれのテーマは①「アイス・ブレーキング」 ②「オーガナイズ・ユア・スピーチ」 ③「ゲット・ザ・ポイント」。“氷を溶かしフレンドリーになる”という意味を持つ①は、プレゼンターによる自己紹介。②は自身のことから離れ、世の中の事象などについてプレゼンターが自らの思いを語るスピーチ。そして③はメッセージ性を込め、「なぜそう思い、考えるのか」も含めて行うプレゼンテーション。段階を踏み、少しずつ本格的なプレゼンテーションに迫っていくという展開です。

猪股
テーマ③で初めてプレゼンターそれぞれが固有のテーマを選択してプレゼンテーションを行うという形態に挑戦しました。ちなみに、私が選んだテーマは『音楽』です。(矢嵜くんは『幸せ』、石森さんは『水不足』、後藤さんは『人助け』をテーマにプレゼン)。

――最後に、同クラブの活動で得たもの、将来の夢や目標について話してもらいました。

矢嵜
将来の夢は教員です。生徒にさまざまなことを解説し、「自分の考えや思い」を伝えていく職業であり、その面ではこのクラブで培ったプレゼン能力が役立つと思います。

石森
以前、研修旅行でアメリカへ行き、スタンフォード大学の先生方の前で英語のプレゼンテーションに挑戦したのですが、まったく緊張せずに考えを述べることができ、自分でも驚きました。発表会で「水不足」について調べ、世界には貧困で苦しい生活を強いられている人が多いことを知りました。将来は、そうした人々を助けられる仕事に就ければ、と考えています。

猪股
実は私、とても多弁なんです(笑)。このクラブの活動を通し、多くを語るのではなく、“ポイントを絞って解説する”というテクニックが習得できた気がします。

後藤
まだ将来の道は明確ではありませんが、父も仕事でプレゼンテーションに携わっていているので、その重要性は理解しています。プレゼンテーション能力を活用して社会貢献する。将来、そうした活動ができることを夢見ています。

Housen Gakuen Gavel Club DATA

顧 問 宮城先生/清水先生/外山先生(英語科)
部員数 55名(高1:25名 高2:30名)
活動日 原則として火・木・金が個人練習日。それ以外に2カ月に1回程度で全体発表会(general assembly)を開催。
全員がプレゼンを行い、それに対してevaluate(論評)をする。
活動内容 本格的な英語プレゼンを段階的に学ぶ。PP等のvisual aidを使いつつもプレゼンの本質を外さないような練習を重ねる。必要に応じて自分のプレゼンの動画を撮り、全員でfeedbackする。

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

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