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私立高校 進学なび

2017

夢が広がる私学のキャリアプログラム
東京実業高等学校

5つの力を養成し、自主自立の精神を培いながら
社会や世界と関わり活躍できる人材を育成

キャリアノートには、「高校生活とは」「スカラシップとは何か」「資格取得について」など、独自の内容も記載されています。

キャリアノートには、「高校生活とは」「スカラシップとは何か」「資格取得について」など、独自の内容も記載されています。

全科・全コース一体の取り組みで「キャリア教育優良学校」に選出

 生徒の夢や希望を育み、現実のものとするための3学科・4コースを設定する同校。普通科は大学進学をめざす「文理コース」と、社会に出て役立つ即戦力と大学進学にも対応できる学力を養成する「ビジネスコース」の2コース制を敷いています。

 機械科は確かな技術力と柔軟な思考で物事に取り組む人材を育て、電気科の「電気コース」は専門知識を高度に応用できる能力を磨き、「ゲームITコース」は将来のプログラマーや情報技術者を育てるカリキュラムを形成しています。

「国際力」「人間力」「実践力」「統率力」「社会力」の5つの力の養成を教育方針に、そのうえで自主自立の精神を培いながら、社会と関わり活躍できる人材を育てています。

 大学進学のための学力と社会に出て役立つ即戦力養成の両立をめざす独自のキャリアプログラムは高く評価され、昨年は「キャリア教育優良学校」として文部科学大臣から表彰を受けました(高等学校の受賞は全国で35校)。創立以来、実業高校として職業教育の充実に重点を置いて指導を行っていること、そして2011年度より校内にキャリア推進委員会(現キャリアセンター)を設置し、全科・全コースが一体となって組織的・系統的にさまざまなキャリア教育に取り組んでいることが評価されての受賞です。

「働くことを考える」をテーマにした
系統的なキャリアプログラム

「インターンシップ」は、社会やその会社で何が大切にされているのかを知る機会。今後はもっと参画企業が増える予定です。

「インターンシップ」は、社会やその会社で何が大切にされているのかを知る機会。今後はもっと参画企業が増える予定です。

 キャリア教育の柱となっているのが「働くことを考える」をテーマとする「インターンシップ」(高2対象)です。夏休みに行われる同プログラムに先駆けて、生徒たちは事前研修(マナー講座)に参加し、社会人としての礼儀やマナーを学び、企業へのアポイントのとり方や「自己紹介カード」の作成、各企業研究などに取り組みます。その後、受け入れ先への事前訪問を経て、3日~5日間のインターンシップを実施します。企業の業種は、大手の総合設備企業や世界トップクラスの総合モーターメーカー、財団法人、ホテル業、保育園など多種多様です。

「『働くとは何か』を考えてもらうことがインターンシップの大きな目的です。そして、そこで感じた自分に足りないものや、自身を伸ばすには何が必要なのか、仕事を遂行するためには努力が必要だ、といったことを感じられる疑似体験(=インターンシップ)は生徒たちにとって大きな経験になります。そこから将来のビジョンを模索して、大学や企業など希望する進路に向けた日々の学びを進めてほしいと思っています」(キャリアセンター長・小島茂先生)

 インターンシップ終了後、参加した生徒たちはお世話になった企業にお礼状を書いたのち、高1生に向けた報告会に参加します。

「日程的には3日ほどの経験ですが、働くことの意義を堂々と下級生に話している姿を見ると、インターンシップがいかに成長できる場であるかを痛感します」(小島先生)

 さらに「働くとは?」をテーマに「フォローアッププログラム」を開催。インターンシップの振り返り学習と位置づけられたこの取り組みで、生徒たちは社会人と大学生を交えたグループをつくり、インターンシップで得たことや気づいたことについて話し合い、そこで導き出した結論を発表します。

「結局、“いかに生徒たちの視野を広げ、いかに現状を捉えさせて自分たちのやりたいことに気づかせるか”が大事だと思うのです」(進路指導部長・須賀寛光先生)

 須賀先生の言葉が示すように、生徒たちの気づきを促進して将来を見据えさせるためのキャリアプログラムが実践されているのです。

 この取り組みと実績が認められ、文部科学省から表彰を受けたことについて小島先生は話します。

「今回の受賞は本校の方向性が間違いではなかったことを証明していただいたような気がして励みになっています。なによりも生徒たちが『働く』ことへの意識を高め、目的を持った大学選び、進路選択をしてくれていることを実感できていることに、大きな手応えを感じています。私たちはこれからも、より良いものを探求し続け、発展させた内容にしていきたいと思っています」

インターンシップ報告会での1コマ

インターンシップ報告会での1コマ

フォローアッププログラムでの1コマ

フォローアッププログラムでの1コマ

キャリアプログラムを支えるキャリアノートの活用

 キャリアプログラムを推進するために、同校では独自に作成した「キャリアノート」を活用しています。ノートは学年ごとに知っておくべき事項や取り組むべき内容で構成された、いわば卒業までの「手引書」です。

「高1の段階では、進路の流れをつかむことと学習習慣を身につけることが主なテーマとなっています」(小島先生)

 また、ノート内の「自己分析シート」に取り組むことで、早い段階から社会を見つめ、進路について考えるきっかけづくりの役割も果たしています。さらに各学年向けのキャリア通信「フェニックス」を学年ごとに発行し、生徒や保護者へ向けてキャリア情報を提供するなど、多角的な取り組みによって生徒たちの未来をサポートしています。

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

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