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私立高校 進学なび

2017

私学トップインタビュー
日本体育大学荏原高等学校

「求めて学ぶ・耐えて鍛える・学びて之を活かす」を実践
日本体育大学への進学も後押し

松田 清孝 校長

1953年生まれ。日本体育大学体育学部卒業後、公立高校の体育科教員として勤務。静岡県内の教育行政に携わった経験も豊富で、教育行政と管理職で23年、校長職で9年の実績を持つ。2017年4月、4年間務めた浜松日体中学校・高等学校校長を経て日本体育大学荏原高等学校の校長に就任。

「慈育厳教」の考えのもと独自の教育を実践

 明治時代から始まる本校の長い歴史の中で、とりわけ語り継がれているものは、運動部の先輩方が築き上げてくださった栄光の数々です。春と夏の甲子園に出場を果たした硬式野球部の奮闘をはじめ、ゴルフ部は通算5回全国優勝するなど輝かしい実績を誇っています。近年では、柔道部、器械体操部、水泳部、スキー部、カヌー部、トランポリン部の生徒たちが、関東大会から全国大会へ、さらには国際大会へと活躍の場を広げ、顕著な実績を挙げてきています。どんなに困難な状況に置かれても、常に前向きに挑戦し続け、仲間とともに心身を鍛え、大きく成長していくことができる本校ならではの伝統を、これからも大切にしていきます。

 本校の教育方針は「慈育厳教」というものです。私たち教員は、“慈しみ育て、厳しく教える”姿勢で生徒一人ひとりと向き合い、“わかるまで教える”をモットーに、生徒一人ひとりに寄り添うていねいな指導を心がけています。高校生となる皆さんには少々、重たく感じる指導かもしれませんが、大きな夢や希望を抱えて大人になっていく皆さんだからこそ、“やるべきことはきちんとやらせたい”のです。

 今年5月、本校は警視庁から都内の高校で初となる「自転車安全利用モデル高校」に指定されました。現在、250名前後の生徒が自転車通学をしていますが、その中にはきっと、「本当はヘルメットをかぶりたくない」と思っている生徒がいるかもしれません。その気持ちは私にもわかります。今風のかっこいいツーリング用ヘルメットとはいうものの、人にはそれぞれの考え方があって当然だからです。しかし、競技やスポーツで活躍するためにも、“自分の命は自分で守る”姿勢を大切にしてもらいたいのです。「慈育厳教」の意味がはっきりわかるのはまだ先のことかもしれませんが、ルールを守ることの意味や厳しさも理解してほしいと思います。

高校生活で学んだことをその先で活かしてこそ本物

 私は今、生徒に対して“求めて学ぶ・耐えて鍛える・学びて之を活かす”をメッセージとして発信し続けています。

 まず必要になる姿勢とは、“求めて学ぶ”ことです。他人に言われて行動するのではなく、常に自分から求め、主体的に取り組む意欲や姿勢を発揮するというものです。日々の小さな努力の積み重ねを怠らずに続ければ、他人には真似ることのできない大きな力になります。

 次に必要になる姿勢は、“耐えて鍛える”ことです。初めから優れた力が備わっている人はまずいません。辛いときでも仲間と励まし合いながら壁を乗り越えていくことで、さらに大きな壁に挑戦する勇気がわいてくるというものです。

 そして最後に必要になる姿勢は、“学びて之を活かす”です。3年間で学んだことを、今度は大学や社会など、その先のステージで活かしてこそ価値があります。来校されるお客様から、「貴校の生徒さんは必ず立ち止まって、ていねいな会釈をしてくれる」と評価していただくことがあります。うれしいですね。学校生活や部活動を通して、しっかり挨拶ができる自分になることができたのなら、それをふだんの生活の中で実践することもまた“学びて之を活かす”ことの証だからです。

 校長に着任してすぐ、私は「新校舎建設計画」を法人に提出しました。歴史ある校舎は宝物のような存在ですが、やはり築55年という長い年月を考えると、安全面の確保のためにも今から準備を始めなくてはなりません。できるだけ早い段階で新校舎の建設時期を発表できるように努めていきます。

 日本体育大学の進学を志す生徒は毎年、120~130名前後おり、今春も83名の生徒が進学しています。この数字はもちろん日本一です。「体育学部」「スポーツ文化学部」「スポーツマネジメント学部」「児童スポーツ教育学部」「保健医療学部」の5学部を有する日体大は今、単に体育の教員をめざすだけでなく、スポーツに携わる仕事に就くことを夢見る人材が集う学び舎です。その流れに直結する本校の大きな使命があることを強く感じます。

 また、難関の4年制大学への進学者も年々、増加の一途をたどっています。部活動で日本人生徒と一緒に汗を流す留学生が複数いる一方、活躍の場を国際舞台へと広げていく生徒もいます。本校はこれからも間違いなく発展していきます。どうぞご期待ください。

新校舎建設から、世界へ、未来へ!
日体大荏原はこれからも発展していきます

︎︎「英語教師を志望していましたが、大学入試が目前に迫った頃、野球部の監督からの日体大への誘いの電話によって人生の岐路が訪れました。日体大に行ったから今がある」と語る松田校長。

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

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