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私立高校 進学なび

2017

私学トップインタビュー
日本工業大学駒場高等学校

進学実績を出せる学校へのレベルアップを新たなテーマに
学科再編や新プログラム導入をスタート

大塚 勝之 校長

東京都出身。電気通信大学電気通信学部情報数理工学科を卒業後、通信機メーカーに開発職として勤務。その後、教員を志し23年前に同校に教員として着任。中学校主任などを経て、2017年4月に校長に就任。

2017年4月以降の入学生を対象に
学科構成・入学定員を大幅に改革

 本校は2017年入試より、学科構成・コース編成が大きく変わりました。

 普通科の入学者数は併設中学からの内部進学者を含めて268名(前年までは184名)になりました。このうち特進系コースは、前年までの60名から81名に拡大。理数工学科と創造工学科の工学系2学科は、前年までの260名から176名になりました。

 2008年に普通科を設置して以来、本校は「魅力ある中堅進学校」の実現に向けて毎年努力を続けてまいりましたが、2017年4月から、それをさらに一歩進めて“実績のある中堅進学校の実現”を目標とし、普通科を拡大して第2のスタートを切りました。

 この新たな方向を裏付ける今春の大学合格状況を挙げると、国公立大学は一橋大学を含めて9名。私立大学では早慶上理15名、GMARCH41名、日東駒専(※1)59名、成成明國(※2)7名、理系私立大学53名、日本工業大学62名でした。今春の卒業生は前年比141名減でしたから、合格者総数では減少となりましたが、実質的には大きな飛躍を遂げたと考えています。

(※1)日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学
(※2)成蹊大学・成城大学・明治学院大学・國學院大学

2020年の大学入試制度改革に本校ならではの教育で対応

 2020年の大学入試制度改革には、まだ不透明な点があるとはいえ、既定方針が基本的な方針になることは間違いありません。従来の知識習得型による入試から“課題の発見”“解決のための思考や表現”が求められる入試、いわゆる「21世紀型スキル」も問われる選抜方法に変わっていく流れにあります。

 アクティブ・ラーニング、ICT授業、英語4技能の強化、海外研修、コミュニケーション能力の育成などの新しい学習スタイルは、この大きな流れに象徴される学びです。本校も新しい形の学習スタイルに積極的に取り組みながら、そのうえで本校ならではのプログラムを組み入れて教育運営を図っていきます。

高校3年間・中高6年間の「読書ノート」を生涯の宝物にしてほしい

 以前から本校が教育の柱としてきたことは次の2点です。

  • 高い自己目標の実現と楽しい学校生活の調和をめざす。
  • 人にはできる限り優しく接することができる心、どんな困難に出会ってもそれをはねのける勁い心を育てる努力を続ける。

 すなわち“優しく勁い心”を育むことにあります。

 そのための具体的な教育目標として、

① 国語教育を中心に据える。

② 本校らしい英語教育・海外研修の実現。

③ 実験と論考を大切にする理数教育。

④ ものつくりの感動体験を追求する。

⑤ ①〜④の成果をもとにキャリア教育・コミュニケーション教育を充実させる。

 の5項目を掲げてきました。

 とくに国語教育の一環として、生徒たちに過去の名作を1冊でも多く読んでもらおうと、全員に教員が厳選した図書を年間10冊提供する「読書教育」を始めました。生徒は1冊ごとに感想文を読書ノートにつづり、卒業するまで自分の読書記録を残してもらうことにしています。10代に読むべき本を読むことで、深い教養と人間性を磨いてほしい。それが新たな大学入試においても実力を発揮できる基礎になるはずです。

「面倒見の良さ」「温かさ」
本校の伝統を生かした教育を実践

 英語教育もより拡充させていきます。ネイティブ教員の数を3人から5人に増やす計画で、英語オンリーの授業はすでに中高一貫コースで週に2回実施していますが、これをほかのコースでもさらに充実させていきます。

 本校の教育の新たな基本構想は「圧倒的な基礎学力の養成」にあります。全教員が熱意を持って本校独自の学習プログラムを通じて、生徒たちには“将来に活きる基礎学力”をぜひ身につけてほしい。同時に、部活動でもクラス内でも生徒会活動でもいいので、生徒には自分らしい“居場所”を見つけてほしいと思っています。密なコミュニケーションをベースに、教員自体が生徒たちの居場所になれればとも思っています。

“面倒見の良さ”“温かさ”は本校の伝統でもあります。中学、高校で大切なのは何といっても人柄を育むこと。これをまず第一にこれからも考えていきます。

本校の伝統でもある「面倒見の良さ」で
生徒たちの“人の力”を引き出す教育の実践をめざします

︎︎「本校の3年間で生徒たちには個々の“居場所”を見つけてほしいと思っています」(大塚校長)

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

日本工業大学駒場高等学校  

〒153-8508 東京都目黒区駒場1-35-32
TEL:03-3467-2130

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