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私立高校 進学なび

2017

It'sNewここが変わる!
東洋女子高等学校

オーストラリア語学研修と新たなスピーキングテストの導入で
躍動感あふれる英語教育が始動

オーストラリア語学研修を控えて週2回の「英語でランチ」

「英語でランチ」の時間。カードに書かれた言葉をきっかけに、活発なコミュニケーションが始まります。

 夏休み前のある日、ランチタイムに2人のネイティブ教員を、14人の生徒たちが囲んでいました。彼女たちは10月に実施する第1回オーストラリア語学研修に参加する生徒たちです。

 オーストラリア語学研修は、メルボルン州のToorak College(トゥーラック・カレッジ)の生徒たちの家庭にホームステイし、同校の授業を受ける約1週間のプログラムです。英語科の秦正明先生にお話をうかがいました。

「第1回目なので、参加者は10人に満たないかもしれないと思いましたが、最終的に30人近くの応募がありました」

 来年は、Toorak Collegeの生徒たちを短期留学生として迎え、語学研修に参加した生徒の家庭にホームステイすることが決まっています。両校の生徒たちが互いに行き来できる関係になることで、研修にかかる費用が20万円以下に抑えられたことも人気を呼ぶ魅力の一つです。

 語学研修では英語レッスンのほか、初級レベルの英語力で受講可能な授業を受けることが決まっているので、数学や理科といった授業に参加する可能性もあります。

「例えば、数学はユニバーサル言語であると考えると、本校の生徒たちが英語による数学の授業を受けるのは貴重な体験になるかもしれません。またホームステイでは、事前に準備したことばかりを話すとは限りません。ランチタイムでネイティブ教員と話すのは、事前に想定された会話を練習するのではなく、勇気を持って外国人とコミュニケーションを図る練習と言えます。さらに海外では外国人同士の会話を聞く場面もあるでしょう。本校のネイティブ教員はオーストラリア人とアメリカ人ですから、違う文化、違う発音の英語が交わされるのを聞くことも勉強です」

 オーストラリア語学研修を経験をする生徒たちは、帰国後、クラスメートの「もっと英語を学びたい」という意欲に火をつけ、国際教育を盛り上げるきっかけになることが期待されます。

日常会話を動画で撮影する「スピーキングテスト」

 英語の4技能をバランス良く修得する教育に注目が集まるなか、同校の英語教育も大きく変わろうとしています。従来、日本語のみで行われていた文法の授業にも、ネイティブ教員が参加しています。

「英語の教員であっても、ネイティブ教員との会話で間違った単語を使うこともあります。しかし、状況によっては伝わるし、きちんとコミュニケーションが取れること、失敗してもいいのだということを生徒たちに感じてほしいのです。本来、英語教育とは伝えたいメッセージを英語で発信し、海外の人とコミュニケーションを取ることを目標にしています。従来のように、“単語や英文法を丸暗記”して終わりではなく、学んだ表現を実際に使って何度も反復練習を繰り返し、“身体感覚に落とし込む”ことを意識させています」

 一番の変化は、スピーキング力を測るための「スピーキングテスト」の導入です。

 これは、生徒が2~3人で組み、「一人最低1分間は英語で話す」という規定を設けて、原稿を見ずに自然に会話している様子を動画で撮影し提出するもので、成績に評価点が加算されます。会話の内容は好きな映画のこと、家族について、週末の過ごし方など、日常会話で交わされるごくありふれたものです。なかには効果音をつけたり、英語の寸劇の台本とせりふを自ら制作し、演じたりする生徒もいます。

「英語教育に求められるものは、教科書の内容を単に覚えて正解を出す『情報処理力』ではなく、コミュニケーション力や発信力のような『情報編集力』だと思います。生徒たちは動画撮影を通じて新たな自分を発見することもあるようです。『スピーキングテスト』は、生徒にとってはもはや『テスト』ではなく、『アクティビティ』の一つかもしれません」

 ほかにもキャンパスがある文京区の史跡や歴史的建造物を外国人に向けて紹介したり、選抜された生徒が大学のスピーチコンテストに参加したりするなど、同校は学校外にも視線を向けた英語教育を実践しています。こうした取り組みを通して、生徒たちの視野も広がっていくのです。

2~3人で行う「スピーキングテスト」。1人あたりの発話は1分間です。先生の要望は「自分たちの最高傑作を提出してほしい」

時間の表現の仕方についての1コマ。伝わる英語の実践です。

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

東洋女子高等学校  

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