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私立高校 進学なび

2017

私学トップインタビュー
秀明高等学校

医学部進学、英語教育、そして心の学習を駆使して
社会貢献できる有能な人材を育てる

五十嵐 康則 校長

1961年埼玉県生まれ。茨城大学理学部生物学科を卒業後、兄弟校である秀明八千代学園に奉職。3年後に秀明高校へ異動し理科教員として教鞭を執り続け、今年で33年目を迎える。昨年、学校長に就任。

医学部進学者の多さと
イギリスと密着した高度な英語教育

 本校の特色は、医学部や歯学部などの“医療系大学への進学に強い”ということです。今年発行された中高一貫校の受験情報誌に掲載された医学部進学関連のランキングによると、本学園は現役医学部合格者数が首都圏で9位にランクインしています。

 また、昨年の一般週刊誌に掲載された医学部合格者ランキングでは全国の高校中、52位にランクインしました。しかし、これは合格者総数による順位付けのため、少人数制教育を実践し、1学年の生徒数が少ない本校には不利です。合格率(合格者数を卒業生数で割った値)の点から比較すると、14位という結果となっています。

 2点目の特色は英語教育です。高1の英語授業は夜間学習(寮制の特性を生かして夕食後に行われる学習)を入れると、規定の最低時間数の2.5倍に達します。さらにイギリスの特別資格であるTESOL(英語を母国語としない人々に英語を教える資格)を有する者や、経験豊かな専任のイギリス人教員8名がおり、英会話の授業はもちろん、昼食や放課後にもイギリス人教員と会話する機会を設けるなど、常に“生きた英語”が学べる環境を整えています。

 また、高1の11月には生徒全員がイギリスにある本校の付属施設において3週間の「イギリス英語研修」に参加します。現地のカレッジでの授業やホームステイ、週末の小旅行など多彩な異文化体験活動を行います。これは生徒たちにとって国際人になるための貴重な体験となっています。

 さらに、実用英語技能検定などの民間試験への受検を奨励しており、それらへの支援体制も万全です。

 今後の英語教育においては、“聞く・話す”の部分に、より重点が置かれることとなりますが、先に述べたことからもおわかりの通り、本校の場合、それに応じる体制はすでに確立されているのです。

学習の主役は“自分”
自ら学ぶ姿勢を大切に

 そして3点目が「心の学習」です。本校の創立者である川島寛士先生は、常に生徒が「より良くなること」を考えており、生徒たちに貴重な言葉を投げかけてくれます。

「善悪の判断はその行為を『両親がどう思うか』で考える」「感謝の気持ちを持ち、謙虚に反省・改善・実行する」、そして「命の大切さ」などです。本校はこれらの言葉を、人生を生き抜く力や優れた人間性を育むうえで重要なものと位置づけ、心の学習に生かしています。

“寮制”と“通学制”の選択で見えた
秀明の揺るぎない教育

 私が校長に就任し2年目となる今年度、創立以降、続けてきた“寮制”に変更を加え、高校では保護者の経済的負担も大きいということもあり、その点に配慮して“通学制”も選択できるようにしました。しかし“寮制”は本校の特色の一つだと考えていますので“寮制”についてお話しします。寮生活では自分のことはすべて自分でやらなければなりません。しかし、そうしたことは人間形成の上でデメリットではなく、大きなメリットになるのです。“自分のことは自分でやる”という積み重ねで自立心が育まれ、これまで面倒を見てくれた両親への感謝の心も生まれます。同年代の友人との長時間にわたる密接な交流により、豊かなコミュニケーション能力や協調性も培われていきます。

 また、寮生活には「表現力を高めてくれる」というメリットもあります。テレビ、コミック、スマートフォンのない寮生活では、自ずと友人との会話や読書の機会が増加し、それらの体験が「自分の考えをまとめ、的確な言葉で相手に伝える」能力を養ってくれるのです。そして、こうした深い交流を通して得た友人は、“一生の宝”となってくれるでしょう。

 私は校長に就任する前、本校で19年にわたり高3の担任として受験指導に携わってきました。そうした経験から最後に、高校での学習生活に関するアドバイスを送ります。高校における目標は、「将来の職業を展望しつつ、志望大学に進学するための目的学習・計画学習・自主学習を実践する」ことです。一人前の人間として自立し、社会貢献を行う上で必要な「知・技・心」を身につけるため、“学習の主役は自分”であることを常に強く意識し、自己責任のもと“自ら学ぶ姿勢”で学習に取り組むべきだと思います。そして、そうした生徒たちの現状を踏まえた指導を心がけ、知る喜びや学ぶ楽しさを実感させつつ学力を伸ばし、生徒たちが希望する大学への合格に導くこと。それが私たち教員の使命であると考えています。

知る喜びや学ぶ楽しさを実感させながら学力を伸ばし
生徒一人ひとりの希望進路に全力で応えます

︎「寮生活は自立心が育まれ、また、表現力も高めてくれるというメリットがあるのです」(五十嵐校長)

(この記事は2017年11月に掲載しました。)

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