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私立高校 進学なび

2016

我が校のキャリアプログラム
東京実業高等学校

自分を客観視して振り返るプログラムで
将来をより身近に捉え、目標に向かって頑張れる

「インターンシップ」は、社会やその会社で何が大切にされているのかを知る機会。今後はもっと参画企業が増える予定です。

「インターンシップ」は、社会やその会社で何が大切にされているのかを知る機会。今後はもっと参画企業が増える予定です。

「キャリアノート」の記録を通して自分の未来を、将来の夢を思い描く

キャリアノートには、「高校生活とは」「スカラシップとは何か」「資格取得について」など、独自の内容も記載されています。

キャリアノートには、「高校生活とは」「スカラシップとは何か」「資格取得について」など、独自の内容も記載されています。

 1922年の創立以来、生徒の希望やニーズに応え、より上質な教育を求め、たえず学校改革を重ねてきた同校。生徒たちの可能性を大きく伸ばし、多様な進路選択をかなえるべく、普通科の「文理コース」「ビジネスコース」と機械科、そして電気科の「電気コース」と「ゲームITコース」の3科4コースを設置。また、教育方針として5つの力「国際力」「人間力」「実践力」「統率力」「社会力」の養成を掲げ、自主独立の精神を培いながら、社会や世界と関わり活躍できる人材育成を実践しています。

 キャリアプログラムの一環として、独自に作成した「キャリアノート」を導入しました。高1は「自分を知ること」をテーマに「自分作り」に取り組みます。入学後すぐに「自己分析シート」の記入を通じて、自分自身を見つめることからキャリア形成が始まります。

 進路指導部の小島茂先生は解説します。

「高1では、まず進路の流れをつかむこと、振り返りの習慣を身につけるものとしてキャリアノートを活用しています。定期テスト前後や学期ごとなど、折に触れて記録していくことで学習習慣の確立を図ります。これにより振り返りが容易となり、目標を明確に描くことができます。また、勉強に目が向かないときに見返すことで、過去に自分が考えていたことや目標を再認識し、初心を思い出して頑張れるツールでもあるのです」

 生徒たちからは、「中学では、こういう取り組みはなかった」という声が聞かれるとともに、先生方も生徒の意識が変わってきたと言います。

「例えば、『勉強時間が足りなかったから、目標の点数に届かなかった』など、自分の行動と結果が具体的に結びつきます。成果が出れば自信につながります。具体的な目標を立てることで、生徒自身が能動的になっていくのです」

 高2になると、キャリアプログラムは具体的な学部・学科について「進路を知る」、インターンシップ制度を活用した「社会を知る」という流れで進行していき、高3での進路選択へとつなげています。

継続的、多角的にキャリアを捉えて考えていく環境を整備

「キャリアノート」と並行してタイムリーな話題で生徒をサポートしているのが、キャリアセンターが発行する「フェニックス」というキャリア通信です。例えば、高1と高2では「キャリアノートの活用法」について、高3では「進路ガイダンスの利用方法」など、各学年でその時期に知っておくべき内容や振り返り方などが具体的に記されています。

 また、早い時期から進路への意識を養うことを目的に、夏休みの中の3日間を利用してインターンシップを実施しています。生徒たちを受け入れるのは一般企業だけでなく、介護施設や自動車整備会社、町工場、ホテル、保育園など、職種は多岐にわたり、「働くこと」が実体験できると好評です。

 参加者は終了後の振り返りとしてお礼状を書くなど、社会人としてのマナーや常識を身につけます。さらにインターシップでお世話になった企業の方々をお招きし、高1を対象に報告会を行います。インターンシップに参加していた生徒たちは工夫を凝らしながら、この経験をまとめて発表します。こうした取り組みは生徒たちを大きく成長させてくれるものであり、社会で求められている力の礎となります。

 さらに、その後に実施される「フォローアッププログラム」では、大学生と社会人のの方々に話を聞いたり、KJ法を用いて「なぜ働くのか」ということについて10人程度でグループワークを行ったりします。こうした取り組みを通して、生徒たちはその人が働くうえで大事にしていることを知り、自分にとっての働く意味を深く考える契機としています。

 これらの取り組みで大切にしているのが、「やりっぱなしにしない」ということです。例えば、「キャリアノート」は学期の終わりに家庭へ持ち帰り、生徒自身が振り返る材料にします。また、キャリアノートには保護者の記入欄もあるので、生徒・保護者・学校の三者が情報共有できる貴重なツールとしても機能しています。「キャリアノート」の活用によりキャリア教育は体系化され、生徒たちは自分の将来をこれまで以上にしっかりと見据えながら、夢を実現させていくのです。

「フォローアッププログラム」はKJ法を導入して学びます。この活動は新聞にも取り上げられました。

「フォローアッププログラム」はKJ法を導入して学びます。この活動は新聞にも取り上げられました。

神奈川大学や東京工科大学と高大連携の機会を持ち、キャンパス見学や出張講義なども実施。大学での学びについて知る機会としています。

神奈川大学や東京工科大学と高大連携の機会を持ち、キャンパス見学や出張講義なども実施。大学での学びについて知る機会としています。

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

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