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私立高校 進学なび

2016

世界を意識する生徒を育てる
富士見丘高等学校

スーパーグローバルハイスクールとして
“国際性豊かな若き淑女の育成”に磨きをかける

高1のサステイナビリティ基礎「グローバルワークショップ」では、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科との連携授業が行われます。留学生とは英語で交流も。

高1のサステイナビリティ基礎「グローバルワークショップ」では、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科との連携授業が行われます。留学生とは英語で交流も。

教育理念を根幹とした最先端の教育
学習テーマと真摯に向き合う

サステイナビリティ演習の「開発経済と人間」をテーマに選んだ生徒は、シンガポールフィールドワークへ。昨年度の高2生はラッフルズ女子高校の生徒たちと英語でディスカッションし、現地高校生の意識の高さに刺激を受けました。

サステイナビリティ演習の「開発経済と人間」をテーマに選んだ生徒は、シンガポールフィールドワークへ。昨年度の高2生はラッフルズ女子高校の生徒たちと英語でディスカッションし、現地高校生の意識の高さに刺激を受けました。

 創立77年を迎える同校は、昨年度から文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を受けています。

 教育理念「国際性豊かな若き淑女の育成」と、SGHの目的「将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成すること」が合致したことから、この教育プログラムはスムーズにスタートしました。

 同校では、生徒全員がSGHのプログラムに取り組み、英語力はもちろん、発信力、表現力を鍛えることに主力しています。

「本校のSGH活動のテーマは、『サステイナビリティ(持続可能性)』の視点で社会の課題を捉え直すことです。環境問題やコミュニティ崩壊など、持続可能性を脅かす問題に対し、明確な問題意識を持って解決に向けた努力をすることが目標です」(教頭・重田稔明先生)

 高1生が受ける「サステイナビリティ基礎」という設定科目では、チームティーチングの教科横断型授業が行われます。同校の教員が、それぞれ自身の専門分野をベースにした授業を行い、生徒は考え、発言・提案、発表するという五感をフル活用する内容となっています。また、机上の学習で終わらせないために、釜石市へのフィールドワークで被災地の復興事業を学び、自分で考えたサステイナビリティを提言するという体験重視の取り組みも行っています。

 なかでも特徴的なのが、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の大川研究室によるグローバルワークショップです。1年間を通して(年間8回程度)、大川教授と研究室の大学院生、留学生が同校を訪れ、毎回100分間授業を行っています。生徒たちは留学生と英語でコミュニケーションをとり、グループワークやプレゼンテーションに取り組むなかで視野を世界に広げ、自分の意見を持って発信する力を養っていきます。

「自ら問題を解決しようとする姿勢を持つ」「グローバル社会とグローバル環境に対する自覚を深める」「コミュニケーションとコラボレーションのスキルを上げる」「デジタルリテラシーの活用力を高める」といった、このプログラムの目標の多くが、すでに達成されているようです。

 同校は以前から国内外の大学や高校との連携を進めており、異質な人々と生徒が協働する機会を作ってきました。こうした専門的な視点やアドバイスが、生徒たちにとって大きな刺激になっているのです。

海外フィールドワークの経験で開花する生徒たちの心意気

シンガポールフィールドワークでは、現地での調査やインタビューも行い、その集大成としてシンガポール経営大学でプレゼンテーションを実施。生徒たちにとって大きな経験となりました。

シンガポールフィールドワークでは、現地での調査やインタビューも行い、その集大成としてシンガポール経営大学でプレゼンテーションを実施。生徒たちにとって大きな経験となりました。

 高2になると、アドバンストコースの生徒は「サステイナビリティ演習」の授業で「サステイナビリティから創造するグローバル社会」をめざし、さらに学習を深めていきます。3テーマに分かれて学習を積み重ね、海外フィールドワークと現地でのプレゼンテーションを英語で行うという課題に取り組むのです。

 3つのテーマは「災害と地域社会」「開発経済と人間」「環境とライフスタイル」で、行き先はそれぞれ台湾、シンガポール、マレーシアです。この中から1つのテーマを選び、同校教員と大学の研究室が連携した授業で学びます。この授業で生徒たちは大学の研究を実感することになり、「最先端の学術的な知見を得る」「大学教員の指導を受け、アカデミックなネットワークにつなげる」「研究室の学生から学術探求のアドバイスを受ける」「大学への理解が深まる」など、恩恵を得ることができます。年度の後半に実施される海外フィールドワークでは、現地の大学や研究機関で調査やインタビュー、ディスカッションなどを行い、現地の大学教員や学生から講評を受けることになります。

 2016年1月、昨年度の高2生が先駆けとしてシンガポールフィールドワークを体験しました。生徒たちは「観光」と「水」というテーマを設定して事前学習を進め、現地のシンガポール経営大学において英語でプレゼンテーションを行いました。また、同世代の現地女子高生との対話も実現。前日に先方から討論内容を知らせる20枚以上の英文のレポートが届き、生徒たちはその英文を読み解くところからスタートするというものでした。

「現地の女子高生たちとのやりとりに、かなり刺激を受けたようです。帰国後のプレゼンでは、『英語はツール。それ以上に自分たちが発信したいものを持つことが大事。有益なディスカッションとするために、しっかりと準備をして取り組んでほしい』と後輩たちにアドバイスをしていました」

 しっかりと学ぶ意欲を持って海外フィールドワークに取り組んだ経験は大きな自信となり、生徒たちの今後の人生において自分の殻を打ち破るきっかけになることでしょう。

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

富士見丘高等学校  

〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3-19-9
TEL:03-3376-1481

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