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私立高校 進学なび

2016

It's New ここが変わる!
文華女子高等学校

「生きる力」を学んできた「家庭教育寮」を改修
新たな時代の「未来自立力」を育てる

改修された家庭教育寮

改修された家庭教育寮

 昭和45年に始まった「家庭教育寮実習」。当時の理事長であった河口利加先生によって開始された実習は、日頃の授業を単なる知識ではなく、体験を通して身につけるとともに、躾や人間教育を目標としていました。同校の女性教育の集大成として位置づけられる宿泊実習は、社会がグローバル化を迎え、女性の活躍が求められる今こそ、大きな意味を持つ教育です。

 開校100年を迎えた2016年6月、設立から半生記が経った「家庭教育寮」は改修されて、さらなる女子教育の充実をめざします。

思いやり、もてなしの心を学ぶ家庭教育寮実習

初めて「はたき」や「ほうき」を使う生徒も少なくありません。

初めて「はたき」や「ほうき」を使う生徒も少なくありません。

 家庭教育寮実習は、1グループ7〜8人の構成で、高3の1年間にわたり交替で実施されます。2泊3日の実習は「総合学習」の単位として評価されます。

 入寮に際しては、実習要項が記されたハンドブックを読み、実習の目的を確認。そして1人ずつ、どのような気持ちで実習に臨むのか、決意を述べたうえでスタートします。

「実習するグループは出席番号順で決められるので、最初はぎこちない雰囲気もあります。それでも寝食を共にするうちに打ち解けて絆を深めていきます。
 実習2日目の夕食には教員がゲストとして招かれ食事を振る舞われるので、お返しに教員が人生論を話します。教員が話す経験談は、授業では語られないものがたくさんあります。生徒にとって友達以外の大人とじっくり語り合う貴重な体験となるはずです」(入試企画部・清水目寛子先生)

 実習では掃除の仕方から学び、食事の献立を考え、料理のための買い出しにも行きます。朝はお弁当を作り、ゴミ出しをして教室に向かいます。

 家庭教育寮は和室のため、畳の拭き方やハタキのかけ方など、初めて経験する生徒もいると言います。

「近年は畳のない家も多く、正座をする機会も少ないと思います。最初は雑巾を絞ったり、エプロンの紐を結んだりすることが難しい生徒もいますが、一度経験すれば、その先の生活がまったく違うものになるはずです。
 寮生活で行う料理は、調理の腕前を評価されるものではなく、食べる人への思いやりを学ぶことです。どうしたらゲストを待たせることなく効率よく調理し、失礼がないように配膳できるかを経験することも、貴重な学びです。そう考えると、掃除も身だしなみも自分のためではなく、他者のためであることがわかるはずです。
 寮生活の位置づけは、人を思いやる心を育てる本校独自の情操教育であり、生きる力を身につける場なのです」

「未来自立力」を育てるために必修となった華道・茶道

 同校の女性教育は、情操教育の域を越えた「生きる力」の育成が目標です。

 そこで家庭科では、必修の「家庭基礎」に加えて「家庭教育探究」の授業を実施しています。ここでは基本的な家庭科教育に加え、より専門的で実生活に即した内容を学習します。総合進学コースでは、「子どもの発達と保育」「服飾手芸」のいずれかを選択することができます。

 家庭教育寮実習の目標は、健全な家庭経営を学ぶことですが、日本人が昔から営んできた「生活」を体験し、「和」の心を学ぶことも含まれています。

 礼法や躾など、日本人の日常生活の先にあるのが、茶道や華道などの日本文化を学ぶことであると清水目先生は話します。

「茶道や華道は、ともすれば技術の習得に気持ちが行きがちです。私たちが昔から大切にしてきた『和の心』は、まず日常生活から学ぶべきなのです。そのうえで、茶道や華道の習得に進もうというのが本校の理念です」

 そこで2016年度から、高2生全員が華道と茶道を履修します。目標は礼法の授業で学んだ礼儀作法と他者を思いやる精神に、さらに専門的なもてなしの知識・技能を身につけることです。

 華道・茶道ともに専門の講師が指導し、免状を取得することができる授業です。

「日本文化の習得は、グローバル社会で活躍できる女性の育成に向けた取り組みです」と清水目先生が話すとおり、同校がめざす「生きる力」とは、「未来自立力」なのです。

日常生活の先にあるのが、茶道や華道などの日本文化を学ぶこと。

日常生活の先にあるのが、茶道や華道などの日本文化を学ぶこと。

日常生活の先にあるのが、茶道や華道などの日本文化を学ぶこと。

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

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