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私立高校 進学なび

2016

「学び」を楽しむアクティブラーニング
花咲徳栄高等学校

アクティブ・ラーニングで
主体的・積極的に学ぶ姿勢を養う

世界史のAL型授業

世界史のAL型授業

全教科、全時間で実施するアクティブ・ラーニング型授業

古文のAL型授業古文のAL型授業

 アクティブ・ラーニング(AL)とは、生徒が「主体的」「能動的」に学ぶ授業スタイルのことで、同校では4年前より全教科、全時間で「アクティブ・ラーニング型授業」を導入しています。この「全教科、全時間がAL」という授業スタイルが定着している高校は、実は全国でも珍しいのです。

 では、なぜALに注目しているのでしょうか。その狙いの一つが、2020年度以降に予定されている大学入試改革への対応です。この入試改革では、これまでのように覚えた知識の量で合否が決まるのではなく、その知識をいかに活用するのかという「思考力」を見ることが重視されているのです。

 現在、高3の生徒たちが目前に迫った大学入試と向き合っているところですが、全員が高校入学後の3年間AL型授業に取り組んできたことで、来春に出る入試結果にも注目が集まっています。

 今回は、校内の「AL推進委員会」のメンバーでもある地歴公民科の齊藤久士先生と英語科の星加奈先生に、日々の授業の中で実際に行われているALの概要についてお話をうかがいました。

活発なコミュニケーションが授業にもたらす効果とは?

ALの概念図
ALの概念図
地歴公民科の齊藤 久士先生地歴公民科の齊藤 久士先生

 地歴公民科の齊藤久士先生は、ALの概念について次のように話します。

「一般的な『講義のみ』の授業よりも、『人に教える』経験を取り入れた授業を実施するほうが、記憶の定着率が圧倒的に高いことが研究により実証されています。本校のAL型授業はこの点に着目し、生徒一人ひとりが『自ら学ぼう』と主体的に授業に臨む姿勢を大事にしています。初めての導入から4年目に入り、以前よりも生徒が授業に熱心に楽しく取り組んでいるというのが私の印象です。今までを『授業=学習』とするなら、今の授業は『授業=楽習』といったところです」

 続いて、英語科の星加奈先生にうかがいました。

「AL型授業で重要なのは、まず個人が必ず予習をして臨むことです。次にその学習成果をグループの中に落とし込み、みんなでその情報を共有しながら、例えば『この単語は大事だよ』とか、『この部分が主語だよね』というように、仲間と活発にコミュニケーションを取っていきます。基本的にはそのような流れをベースにしながら、授業時間内で解決できたこと、解決できなかったこと、発見できたことなどをクラス全体で共有し、最後に確認テストをして終わります。生徒たちからは、『自分が疑問に思ったことでも、すぐ友達に問いかけることができるので、置いていかれることがない』『みんなで意見を出し合うことで、自分では気づかなかった視点や考え方を知ることができた』などの意見が聞かれ、授業に良い影響を与えていると感じます」

英語科の星 加奈先生英語科の星 加奈先生

 ただし、AL型の授業が主流だからと言っても、従来の「知識を覚える学習」の必要性がなくなったわけではありません。ポイントとなるのは、やはり「積極的」「主体的」「能動的」に学ぶ自らの姿勢で、先生方も、受け身の学習からの方向転換を強く推奨しています。

「家庭学習においても主体的に学習すれば、それはALになります。知識だけでなく、コミュニケーション能力の向上にも影響を与えるALを家でも学校でもフルに活用して、明るく楽しい充実した高校生活にしてほしいですね」(齊藤先生)

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

花咲徳栄高等学校  

〒347-8502 埼玉県加須市花崎519
TEL:0480-65-7181

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