LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立高校 進学なび

2016

IT力を上げる
二松学舎大学附属柏高等学校

タブレットを活用した授業を展開
さらに進化していくICT教育の取り組み

すべての教育活動の中で「自問自答力」を養うことを大切に考えています。

すべての教育活動の中で「自問自答力」を養うことを大切に考えています。

スローガンは「己を知り、大海を知る」

 同校は昨年度の入学生から「全員にタブレットを持たせる」システムを導入し、ICT教育がさらに充実しました。

「タブレットの導入に際して打ち立てたスローガンは『己を知り、大海を知る』です。タブレットを活用することで、生徒たちが自身の状況(己)を客観的に把握し、またインターネットなどで調査を行うことによって広い世界の現状(大海)を理解する、というのが本校のICT教育の意義です」
(情報科・黒澤光先生)

 黒澤先生が担当する情報科では“タブレット元年”の昨年、タブレットを活用した「プレゼンテーション授業」がスタートしました。タブレットやパソコンを駆使してビジュアル資料を作成し、それをベースに発表を行うというグループ学習です。

「例えば、高1では『最高の学校とは?』というテーマを設定して各グループにプレゼンをしてもらいました。すると『人気タレントが担任』『スポーツに力を入れている』、さらには『生徒を宇宙に行かせる学校』など、高校生らしい新鮮で夢のあるプランが続出し、授業をやっていて楽しかったですね。生徒たちの授業への参加姿勢も積極的でした」

 また、物理の授業では「反転学習」(事前に参考資料を配付して学習させ、授業では関連の演習に取り組む)、数学では夏休みの課題提出に使うなど、他教科でもタブレットは徐々に活用され始めています。

英語・中国語・韓国語の授業、留学生との交流会、海外研修など、さまざまなグローバルの学びを深めています。

英語・中国語・韓国語の授業、留学生との交流会、海外研修など、さまざまなグローバルの学びを深めています。

入学生全員にタブレットを持たせ、授業や家庭学習、自身の記録管理に役立てています。

入学生全員にタブレットを持たせ、授業や家庭学習、自身の記録管理に役立てています。

 

タブレットの活用法とメリットとは?

英訳も入ったオリジナルテキストで3年間「論語」を学びます。英訳も入ったオリジナルテキストで3年間「論語」を学びます。

 タブレットを導入したことで、授業にもさまざまなメリットが生じました。

  • 授業内容をデータ化して保存できる
  • 鮮明な図・グラフ・地図などが提示できる
  • 板書によるタイムロスの軽減
  • 動画を用いた理科実験の解説

 などです。

「従来はパソコン教室や視聴覚教室でしかできなかったネットを活用した調べ学習が、一般教室でもできるようになりました。
 また、生徒一人ひとりの学習レベルに合わせて教材を選別するというネットの教育関連サイトを活用した取り組みも、タブレットの導入によって従来よりも手軽に行えるようになっています」

 現在、急速に導入され始めたアクティブ・ラーニング型の授業でも、タブレットは欠かせないツールのようですが、生徒個々の活用法としてはどんなものがあるのでしょうか。

「まずはタブレットに自身の学習記録をメモしていき、今後の方針を立てる指標にするという利用法があります。また、手間をかけずに調査ができるので、小さな疑問に対しても“調べる姿勢”を培ってくれると思います」

 とくに調査や記録が不可欠の校外学習に、タブレットは威力を発揮することでしょう。さらに、タブレットのメモアプリを使うことで「自分の考えを記録する」「調べたことをまとめる」「自身のスケジュールや目標の管理などを一元化する」ことも可能となります。

「生徒一人ひとりの『自身のネットワーク』の拡大化にも、タブレットは大きく貢献してくれるでしょう。実際にプレゼン授業では、グループ間をタブレットでつないで作業を分担するといった取り組みも見られました」

 さらには部活動や学校行事の連絡・報告、友達同士のコミュニケーションにも活用できます。タブレットは学習だけでなく、生徒たちに多様なコミュニケーションの場を提供するツールとしても機能するのです。

 

“新たなスタンダード”が創造できる人材に育ってほしい

 タブレットの導入によってICT教育の可能性は拡大しましたが、一方で課題も残っています。

「全教員のICT関連の知識・技術が十分ではありません。今後はその部分を補強するとともに、タブレットの利用法をもっと統一化させる必要があると考えています」

 そのための対応は現在、着々と進行しています。黒澤先生をはじめとするスペシャリストによる「タブレットを活用した授業の実践例のレポート」「教員用のICT教育に関する動画コンテンツの作成」などです。

「かつては特殊な能力だったICTスキルは、今後、誰もが持つスタンダードな能力になります。本校での3年間で知識・技術の基盤をつくり、社会進出後はICTをフル活用できる、さらに言えばICTの新たなスタンダードが創造できる。生徒たちにはそうした人材へと成長していってほしいですね」

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

二松学舎大学附属柏高等学校  

〒277-0902 千葉県柏市大井2590
TEL:04-7191-5242

進学なび掲載情報

進学なび2016年
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学なび一覧を見る
ページトップ