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私立高校 進学なび

2016

独自の教育プログラム
聖徳学園高等学校

英語ができるだけでは国際人とは言えない
互いを理解し、尊重し合える心を育てる

高2のJICA連携授業を通して取り組んだことを成果報告会で発表します。

高2のJICA連携授業を通して取り組んだことを成果報告会で発表します。

コミュニケーション力を養う21世紀型教育

 将来、世界を舞台に活躍するために同校が実践するのは、「21世紀型教育」です。

「英語が話せることがグローバル人材とは言えません。コミュニケーションをとるうえで英語が使えることは必要なスキルですが、あくまでツールでしかありません。それよりも文化や生活のバックグラウンドが違う人とどのように理解し合い、良好な関係を築けるかが大切です。
 本校には『グローバル教育センター』があり、海外研修や英語圏以外にもさまざまな国との国際交流を行ってきました。例えばインドの留学生を招くときには、多くの家庭がホームステイの受け入れに協力してくれました。東京インドネシア学校と姉妹校提携を結んだり、ニュージーランドや台湾など、毎年さまざまな国から生徒や教員が本校を訪れ、交流しています」(入試広報部長・岩崎喜和先生)

 

JICAの協力を得て行う「私にできる国際貢献」

 2014年より、高2の「総合」の時間においてJICAとの連携授業が始まりました。協力してくれるのは、青年海外協力隊においてさまざまな発展途上国で活動をしてきたJICA職員の方々です。

 授業は各クラスで別々の国が割り当てられます。例えば5クラスあれば5カ国分のテーマがあり、担当となった国の活動を経験した職員の方が実態を語り、それに基づいて生徒たちが調べ、問題解決をしていきます。この授業には二つの約束があります。日本にいながら高校生としてできることを考えることと、考えた解決法を実現することです。

「なぜこのような条件を与えるのかと言えば、新しいことを生み出す力や創造性というのは、超えなければならないハードルがあってこそわき上がってくるからです。
 最初のうちは、『どうする?』と言っていた生徒たちも、だんだんと『やらねばならぬ』ということを意識し始め、最後は協力し合ってアイデアを出せるようになります。個人だと諦めてしまうことも、仲間がいるから乗り越えられることもあります。グループで取り組む理由は、そこにあるのです」
(グローバル教育センター長・スクールカウンセラー/山名和樹先生)

 初年度は全クラスがバヌアツの環境問題に取り組み、実態を改善するためのポスターを作りました。そのポスターは親善大使を通して現地に送ることができました。

 今年度は中央大学の学生、そこにコンピュータソフト制作会社も関わり、さらに視野を広げ、取り組み規模も大きくなりました。

「これは高大連携、産学連携につながる学びであり、教育機関以外の方の視点も取り入れられるという利点があります。
 目標は21世紀型スキルを身につけることです。企画書を書き、プレゼンテーションをし、報告書を書くという作業を通じて問題発見・解決能力が身につきます」

 4年後に開催される東京オリンピックもまた、グローバル教育の素材となります。現在、首都大学東京の先生が、1964年の東京オリンピックのアーカイブ作りを行っており、同校の生徒たちも参加しています。

 さまざまな機会を通じて大学生や社会人と関わることの多い生徒たち。山名先生は「自分の高校時代に比べると、驚くほどプレゼンテーション力がある」と言います。

「生徒たちの希望進路を見ると、海外に目を向けている生徒もいて、それが当たり前の時代なのだと感じます。学校としても、個性、創造性、国際性を活かせる将来設計ができるよう、生徒たちに多くのヒントを提供したいと考えています」

毎日違う国と交流する国際交流ボランティア

ネイティブ教員が活きた英語習得のサポートや国際交流ボランティア活動に関わります。ネイティブ教員が活きた英語習得のサポートや国際交流ボランティア活動に関わります。

 放課後には、曜日替わりで「国際交流ボランティア」が実施されます。

 現在のスケジュールは月曜がウクライナ、火曜がタイ、水曜がミクロネシア、木曜がアメリカ、金曜がニュージーランド、土曜が韓国です。ちなみにウクライナの担当はネイティブの英語教員で、現地で英語を教えた経験があります。土曜の韓国の日には、現地の高校生と手紙のやり取りを行っています。

 始まりは、美術科の石田恒平先生がモンゴル視察に赴き、そのときの縁でモンゴルの高校生と絵のやり取りをしたことでした。

「モンゴルの言葉を会得するには時間がかかります。しかし、絵ならば言葉ができなくても情報交換や交流することが可能です。むしろ言葉よりも絵のほうが伝わることもあるのです」(石田先生)

 モンゴル相撲や日本のアニメーションなど、互いに共通する興味・関心を発見したり表現の違いに驚いたりと、さまざまな気付きがあります。

 1年間を通して実施されるボランティア活動と国際交流で、生徒たちは日本にいながらにして国際人としての感覚を身につけているのです。

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

聖徳学園高等学校  

〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2-11-8
TEL:0422-31-5121

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