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私立高校 進学なび

2016

大学合格実績躍進校レポート
大成高等学校

この10年で一般入試による大学現役合格者が大幅増
それに伴い進学率も飛躍的に向上

大学・短大進学率の推移(%)

10年前から大学合格実績が大躍進

 約10年前、2005年度の大学・短大進学率は49%でした。それが2015年度には76%へと大きく上昇。それに伴い進学先である大学のレベルも様変わりしました。国公立+早慶上理+GMARCHレベルは1名から50名に、成成明武、日東駒専は2名から94名へと大幅に増加したのです。

 そして約10年前、一般入試で合格した生徒は約30名でしたが、2015年度は235名と増加。現役合格を果たしている生徒がたくさんいるのです。この大躍進の背景には何があるのでしょうか。

 

「進路の日」が学習意欲のスイッチを入れた

国公立+早慶上理+GMARCH進学率の推移

 そのヒントを与えてくれるのが、この春同校を卒業したOさんのケースです。Oさんの中学時代の成績はオール3の下くらい。大成に入学した頃、将来の夢は何もなかったそうです。

 Oさんは部活動(バドミントン部に所属)と勉強を両立させ、立教大学法学部法律学科に現役で合格を果たしました。その分岐点になったのが、キャリア教育の一環として実施されている「進路の日」という行事でした。

 この行事は毎年3月に、もうすぐ進級を迎えようとしている高1生、高2生全員が自分たちの進路を考えるために100を超える大学・短大・専門学校の在校生・先生の講義、ワークショップなどを受けるというものです。2008年に始まって以来、同校の名物イベントになっています。特色として挙げられるのは、第1回目から運営を外部に任せず、大学・短大・専門学校への依頼・準備を同校の先生方が直接行ってきたことです。大学で何を学べるのか、進学して何ができるのかを具体的に知ることができる。そうした機会を数多く設けてあげたいと、情熱を持って先生方がつくりあげてきたのです。

成成明武~日東駒専進学率の推移

 この「進路の日」を通して多くの生徒が将来の目標を明確にしてきました。Oさんもその一人です。大学の先生の講義に耳を傾けているうち、あることに思い当たったのだそうです。「自分の住んでいる国のことを、私は何も知らなかった」と。その瞬間、「知りたい、学びたい」という学習意欲にスイッチが入り、Oさんの未来は大きく変わりました。

 

行きたい大学、学部・学科に進学したいから一般入試にチャレンジ

今春、立教大学法学部法律学科に現役合格を果たしたOさん。今春、立教大学法学部法律学科に現役合格を果たしたOさん。

 Oさんのような生徒を応援し、支えるのが同校の熱心な先生方であり、質の高い授業と夏期・冬期・春期の講習、勉強合宿、小論文、面接指導などの学習プログラムです。2010年度には生徒たちの高まる学習意欲に応えて特進選抜コースを新設し、2012年度には進学対策の質的向上を目的に模試対策講座、AO入試対策講座を導入。それ以来、一般入試の合格者数が急増したと言います。Oさんもその一人であり、「指定校推薦も考えましたが、自分の行きたい大学、学部・学科に進学したいから一般入試を選択しました」とOさんは振り返ります。

すべては生徒の能力を花開かせるために

 2014年度からはゴイトレ(語彙・読解力検定)を導入し、生徒の語彙力向上を図っています。さらに、新聞記事などを読むことを推奨し、社会的視野を養い、面接、小論文などの入試対策はもちろん、進路選択にも役立てています。

 これらの取り組みに対して先生方は、「生徒の要求に応じて行ってきたことです。『進路の日』も『ゴイトレ』も生徒の学習意欲の高まりに応えるため。それが結果として数字に表れたのでしょう」と分析します。

 進学率の上昇や、一般入試による有名大学への現役合格者の増加など、ここ10年間の躍進の背景には、こうしたサポートがあったのです。「大器晩成」から校名をとった大成高校では、大きな能力(大器)を未来に向けて花開かせる(晩成)教育が行われているのです。


2015年度の進学実績
国公立大学 筑波大学 1
埼玉大学 1
山口大学 1
広島市立大学 1
早慶上理 早稲田大学 3
上智大学 3
東京理科大学 1
GMARCH 学習院大学 1
明治大学 8
青山学院大学 4
立教大学 1
中央大学 12
法政大学 13

(この記事は2016年11月に掲載しました。)

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