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私立高校 進学なび

2016 ウェブ版

授業Watch!
山村学園高等学校

活気みなぎる2つの授業『現代文』&『世界史』をウォッチング!

『現代文』&『世界史』

 近年、着実に大学進学実績を伸ばしている山村学園高等学校。非常に充実した受験指導体制を構築・実践している同校ですが、この上昇気運の原動力はやはりベースとなる『日常の授業』でしょう。ということで、そんな同校の通常授業をウォッチング。その模様を簡単にレポートします。まずは松本志穂先生が担当する高2の現代文から――。

 教室に入ると、生徒が順番に教科書の朗読をしていました。『科学的発見とは』というタイトルの論説文。難解な語句や表現が多く、どの生徒も読むのに苦労しているようです。また、それを聞いている他の生徒も少し集中が途切れている様子。

 そんな中、文章の区切りで朗読をストップさせた松本先生は、黒板に色鮮やかなドレスを着た女性の写真を貼りつけました。「ハイ、このドレスの色、何色に見える?」という先生の問いかけで、生徒たちの興味・関心のレベルは一気に上昇。教室のあちこちで「白と金です」「いや、赤と黒だ!」といった声が飛び交い始めました。それでも口をつぐんでいる生徒に「心のキレイな〇〇くん、あなたなら分かるよね」と意見を求める松本先生。この言葉で教室内に爆笑が広がり、活気はさらに高まりました。その後も先生は数枚の写真やイラストを提示。モノの見え方が人によって違うことを実体験させた上で、「誰でも同じように見えるのでなく、人間は個々の『知識の蓄積』をベースとしてモノを見ている」という課題文のテーマを平易な言葉で解説していきます――。

授業風景1
授業風景2

 続いて、高橋拓也先生が展開する世界史の授業を見学してみます。

「みんな問題を解き終わったね。じゃあ答え合わせ、いきます!」。この元気な一声で、生徒全員の注目は一気に教壇の高橋先生に集まりました。この日は『古代ローマ』に関する問題に取り組み、同分野への知識と理解を深めるという授業だったようです。

 授業は先生が問題ごとに生徒を指名し、当たった生徒が自身の回答を発表する、というスタイルでテンポよく進行。そのプロセスの中、高橋先生は「この問題は、ここがポイント。マーカーを引いておいて」「これは間違えやすい所だから注意して」「このタイプは必ず近くに“キーワード”が潜んでいるから」――などと、実践的なアドバイスを挿入していきます。

 そして、ある生徒が自信を持って『リキニウス・セクスティウス法』と答えた時、先生の対応がそれまでとは変わりました。「うーん、そうなんだけど――これには別に大きなポイントがある。隣同士で話し合い検討してみてください」。この指示により教室内は一挙にザワザワ。あちこちで活発な討論が交わされ始めました。折々で、こうしたディスカッションの機会も盛り込みつつ授業は進行。先生と生徒、生徒同士のアグレッシブなやりとりは、授業終了のチャイムが鳴るまで続きました。

授業風景3
個別指導エリア4

(この記事は2016年9月に掲載しました。)

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