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私立高校 進学なび

2016 ウェブ版

修学旅行・研修旅行アルバム
日本学園高等学校

自然、文化と歴史、沖縄戦、基地問題を柱に
過去を学び、現在を体験し、
そして未来を考える沖縄修学旅行

沖縄修学旅行

過去から現在を自分自身で見て聞いて、未来を見据える修学旅行

 高2の12月に行われる沖縄修学旅行は、「自然」「文化と歴史」「沖縄戦」「基地問題」の4つを柱としています。国語科の伊藤悟史先生はこの旅行の意味について、「沖縄の問題を自分自身の問題として考えられる端緒にしたい」と教えてくれました。なぜなら、沖縄で起きていることは、同じ日本人である私たちにいつ起こってもおかしくない問題だからです。日本にある米軍基地の多くが沖縄にあり、その負担の上に私たちの生活は成り立っているのであり、そうした事柄について、自分達の問題として主体的に考えることが重要だと思っています。

 社会科の授業以外に、事前学習の時間も設定。たとえば、修学旅行実行委員により行われるプレゼンテーションでは、言語やエイサー、自然についてなど、各自が関心を持った内容を調べて学年全体の前で発表します。

生徒一人ひとりの胸に深く刻まれる、沖縄での経験

 各学年の担任団により、年によって多少プログラムが異なります。伊藤先生が担当した学年のプログラムでは、最初に訪れた南部戦跡で、ひめゆりの塔や平和の礎を見学しました。見学だけではなく、戦時中に住民が避難していた壕の中で語り部の方のお話に耳をかたむけました。

 沖縄国際大学では学生たちとディスカッションをし、辺野古やコザを見学するだけではなく基地周辺でくらす人たちの話を聞く機会を設け、そしてA&W(ファストフードレストラン)に立ち寄り、基地がもたらした文化を体験しました。生徒たちはさまざまな立場の方から話を聞き、自分なりに物事を捉え考える目を養います。

 沖縄本島北部の国頭村や大宜味村では、4~5人のグループで2泊の民泊を実施。家業を手伝い、生活を共にするなかで、沖縄の生活を体験しながら地元の方々が自身の状況をどう考えているのかを取材します。最終日の朝は別れがたく涙する生徒も多いそうです。

 現高1の生徒たちが沖縄に行く際に予定しているのは、琉球大学の学生たちのガイドを受けつつ、さらに、「沖縄の未来」を語ることです。沖縄の悲惨な過去や現在を知ることも重要ですが、沖縄に生きる人々の未来を、同じ日本人として考え、共に解決をめざす「共生の視点」を身につけます。この修学旅行での経験は小論文にまとめ、自分達の考えをまとめ皆で共有します。

 これらにより沖縄を通して世界の様々な問題を見抜く目や主体的に考える力を養います。

(この記事は2016年9月に掲載しました。)

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