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授業Watch!
二松学舎大学附属柏高等学校

『人格形成』と『学力向上』の双方に有効!
オリジナル教材を駆使した伝統ある『論語教育』

『人格形成』と『学力向上』の双方に有効!オリジナル教材を駆使した伝統ある『論語教育』

 明治10年創立の漢学塾をルーツとする二松學舍大学附属柏高等学校。同校ではそうした由来に相応しい、他校には見られないユニークな取り組みが実践されています。高校3年間にわたり週1時間展開される授業『論語』がそれです。

 「孔子が遺した貴重な言葉が詰まった『論語』は、生徒の生きる力を育む最良の教材です。これは本校が行っている伝統的な取り組みで、漢文授業という形態をとっていますが『人格陶冶』という目的の方が大きいですね」(国語科主任・沢口誠先生)

 教材の『論語百選』は同校のオリジナル。内容をチェックすると、まずは旧字を現代漢字に改めた原文があり、漢語の意味が付され、それに書き下し文と現代語訳--と、ここまではごくごく一般的。注目すべきなのは、各ページにその『英文訳』が掲載されていることです。

 「グローバル化を意識して昨年、英文訳も盛り込みました。『この漢文は英語ではこんな表現になるのか』と、興味を持ってくれる生徒が意外に多いんですよ(笑)」(沢口先生)

 では、この伝統ある授業の成果は?

 「ダイレクトに見えにくいので、人格形成という面では『成果がある!』と断言できません。ただ、外部の方からよく生徒たちをほめる言葉をいただいていることは確かです。まあ、お世辞かもしれませんが(笑)。しかし学習面で抜群の効果があること、これは断言できます」(沢口先生)

 同校の生徒たちは大学受験の際、センター試験において特に漢文は良い点数をマークしているのだそうです。この授業と、国語授業の漢文の内容を「リンクさせて指導していける」というのも、大きなメリットといえるでしょう。

 「学力向上は、むろん重要ですが--私が期待したいのは、この授業を受ける中、古代中国の賢人が発した言葉と現代の言葉、その共通点と相違点にまず気づいてほしい、ということです。まさに『異文化理解』の姿勢ですね。そして、それを自らの『ものの見方、考え方』に広げて“自分と違うもの”を理解し、認める力を培ってもらいたいと思います」(沢口先生)

(この記事は2016年9月に掲載しました。)

二松学舎大学附属柏高等学校  

〒277-0902 千葉県柏市大井2590
TEL:04-7191-3179

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