Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立高校 進学なび

2015 No.2

私学トップインタビュー
正則高等学校

学習意欲向上を目的に導入した
新ツールと独自の進路指導カリキュラムで生徒を伸ばす

日沼 慎吉ひぬま しんきち 校長
1953年北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。英語科教員として正則高等学校で37年の教員生活を送る。その間、教科指導部長、入試担当室長を務め、校長就任後もユニークな総合授業を担当し、生徒との関わりを大切にしている。

問題解決能力の向上に効果的な学級固定・担任持ち上がり制

「知識や思考を正しく使える人間に成長してほしい」と話す日沼校長の言葉には、校名に由来するメッセージが託されている。

「知識や思考を正しく使える人間に成長してほしい」と話す日沼校長の言葉には、校名に由来するメッセージが託されている。

 本校には、特進・選抜といったクラス・コースは存在しません。「生徒を学力で区別・差別せず平等にケアする」というポリシーのもと“すべてが普通クラス”という構成を堅持しているのです。大学進学面の効率のみを考えれば不利な形態ですが、それでも例年、堅調な大学合格実績を上げ続けています。

 その要因の一つは、1983年に導入した「学級固定・担任持ち上がり制」です。そのメリットとは、まず、現実社会におけるリアルな人間関係、集団生活を生徒たちに疑似体験させられるということです。1年間でクラスが解体されると人間関係も変わり、深い人間関係づくりを学ぶことはできません。

 次に「集団で問題を克服する経験」が得られることです。3年間には、さまざまな人間関係のトラブルやクラスの問題が生じます。その問題や課題にクラスが一致団結して立ち向かい、乗り越えるという経験は、「問題解決能力」を高めてくれるでしょう。そして進路・進学指導面で効力を発揮するのが、「担任・持ち上がり制」です。3年間接し続けると、教員は生徒個々の能力や性格、学力・人格両面の成長過程などをきめ細かく把握でき、進路・進学に関して最適な助言ができるのです。もともと人間教育面での効用を期待して導入したシステムですが、大学進学をはじめ、進路指導にも好影響を与えてくれる結果となりました。

校名の『正則』は『変則』の対義語
知識偏重の変則的教育を排し「教育の本道」を歩みます

学習手帳の導入で学ぶ意欲が顕著に向上

 自らの課題を発見し、目標を定めて計画を立て、それを実践して結果を振り返り、再び課題を検証、そして再度の計画立案。学力は、こうした行為の繰り返しによって伸びていきます。本校は4年前、このサイクルを定着する上で効果的な「学習手帳」を導入しました。

 365日、日々の課題や目標、計画とその達成度合などを細かく記入していくノートです。担任が週1回、回収して内容をチェックし、すべてに一言コメントを記入して、その日のうちに生徒へ返却します。そして担任がチェックし、「これは素晴らしい」と判断した内容は、週1~2回のペースで発行される『学級通信』で公表されるのです。この学級通信は、各担任手製の連絡と意見交換用レポートで、長い間発行され続け、教員と生徒をつなぐ大切な絆として機能してきました。これに学習手帳が加わったことで、生徒と教員の関係はさらに深まりました。

多種多彩な取り組みが展開される進路指導

 合格実績を向上させる上では、本校が行う独自の進路指導カリキュラムも功績を上げています。その中心となるのは「進学の意味・生き方(職業)を考える」をテーマに、3年間にわたって展開される各種の取り組みです。高1ではまず、「人は何のために学ぶか」「体験をありのままに書く」「保護者に話を聞く」といった作業を通して『自己』を深く見つめさせます。高2では保育、医療・看護、酪農、農業の4分野が選択できる「体験学習」「学習旅行」と名付けた長崎・沖縄への修学旅行など多彩なイベントを用意。また、現場・現地の人への聞き取りという課題も盛り込み“外の世界”との接触により、人間性・社会性を高めていきます。さらに大学教員を招いての進路セミナーも開催しますが、本校の場合、必ず講師の方に「自身の青春時代の学びと成長」を語ってもらうのが特徴です。この内容が入ると、生徒も自分の現在と重ね合わせて課題に気づくことができます。そして最終学年の高3では、8000字に及ぶ「自分史」を完成させて全カリキュラムが終了。

 こうした多彩な取り組みを通じ、生徒の人間性が高まることで、「ホンモノの進路選択」が可能になると考えています。

 校名の『正則』とは、『変則』の対義語であり、知識偏重の変則的な教育を排し、「教育の本道を歩む」という思いから命名されました。本校で多彩な体験を積み、深い学びを続けることで、自らの知識や思考を「正しく使える人間」に成長してもらうことを期待します。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

正則高等学校  

〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-36
TEL:03-3431-0913

進学なび掲載情報

【行事】後夜祭ではテーマ『輝』に込められた「一人ひとりが輝く」をコンセプトに23人にスポットライトが当たる
【行事】各クラスが最優秀賞をめざし「劇」を企画し競い合う異色の学院祭
【人気クラブ集合!】仲間とロードバイクを駆って解放感、一体感、爽快感を手に入れろ!
【目的・意欲に答える進学・受験サポート】成績別クラス編成や志望校別コース制は設けず同じスタートラインに立って始まる進路指導
【人気のクラブ集合】軽音楽部 “軽音楽”のイメージを覆しコンテストの受賞経験もある本格派!
【目的・意欲に応える 進学・受験サポート】成績別クラス編成や志望校別コース制は設けず同じスタートラインに立って始まる進路指導
【人気のクラブ集合!】男子バスケットボール部 「もっとうまくなりたい」を合言葉に全員が光り輝く魅力いっぱいのチーム!
【私学トップインタビュー】学習意欲向上を目的に導入した新ツールと独自の進路指導カリキュラムで生徒を伸ばす
【人気クラブ集合!】吹奏楽部
【私学トップインタビュー①】社会に有用な人材を育成し続ける 創立の精神に基づいた『本来の “学校らしさ” を大切にする教育』
【私学トップインタビュー③】夢をかなえるサポート体制
進学なび2015年 No.2
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学なび一覧を見る
ページトップ