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私立高校 進学なび

2015 No.2

我が校のキャリアプログラム
目黒学院高等学校

新たな学習レベル、次の目標に挑む高1
重要な夏休みに実施された夏期学習プログラム

「スーパープレミアムコース」の夏季演習講座である「大学体感プログラム」は、現役の東大生によるワークショップ。どのように進路を選択したかや、大学の学部についてなど、具体的な質問が飛び交う。

「スーパープレミアムコース」の夏季演習講座である「大学体感プログラム」は、現役の東大生によるワークショップ。どのように進路を選択したかや、大学の学部についてなど、具体的な質問が飛び交う。

現役東大生によるワークショップ
「大学体感プログラム」

現役東大生による東大についてのクイズ。実際に東大に保管されているものや、東大の合格者数、東大生の一日の平均勉強時間などが出題された。

現役東大生による東大についてのクイズ。実際に東大に保管されているものや、東大の合格者数、東大生の一日の平均勉強時間などが出題された。

 初めての夏休みを迎えた目黒学院高等学校「スーパープレミアムコース」の1年生たちが、夏期学習プログラムの第一日目に臨んでいました。

 初日の講義は「大学体感プログラム」。大学にはどのような学部があるのか、大学生がどのように自分の進路を選択したのかなどを知る、現役の東京大学生によるワークショップです。

 夏期演習講座を実施する意義について、「スーパープレミアムコース」の担任を務める上田一生先生が話して下さいました。

「講座は普段の授業と同じく、1日7時間ですから、生徒にとっては非常にタフなプログラムだと思います。講義の前半と後半の初日に大学体感プログラムがあるのですが、ここで将来の選択に対するモチベーションを上げる意味があります。生徒の中には、高校受験で挫折を味わった生徒もいるでしょう。それを乗り越えるためには、新しい目標に向かってスタートする必要があるのです。頑張れば結果が出る身近な目標を作って夏期講座に取り組み、さらに模擬試験の結果などの具体的な数値目標を定め、挑戦して、ひとつひとつ達成感を感じて欲しいという意味もあります。夏期学習プログラムは、学力を伸ばす以上に、自分自身を取り戻す機会でもあり、それが2年後の大学受験に挑む精神的な支えとなるように願っています」

 大学体感プログラムで、最初に行われたのは「大学クイズ」です。ワークショップを務める全員が東大生なので、東大について詳しく知るチャンスでもあります。

「体験ゼミ」では、「売れる飲み物を開発しよう!」をテーマにアイデアを出し合い、議論しました。これは大学の学問の一端を知る取り組みです。東大生の「大学では、議論したり、アイデアを出しあう機会がたくさんある。知識を得るだけでは社会貢献できない」という言葉に、生徒たちの顔が真剣さを帯びていました。さらにワークショップの中では、大学生自身が行った進路選択や、「現在、自分が熱中していること」について語り、生徒も積極的に質問していました。

多面的なものの考え方は幅広い知識に結びつく

実際に東大生と触れ合うことで、実際の受験に対するイメージが具体化し、現実味を帯びていく。

実際に東大生と触れ合うことで、実際の受験に対するイメージが具体化し、現実味を帯びていく。

 夏休み中、約2週間にわたって実施された夏期講座は、英語、古文、数学の3教科です。

 英語は文法を中心に学び、例題となる英文には、最近話題となったテーマも取り上げられました。古文は長短、難易、さまざまな物語を読みながら、古典文法の修得を図りました。数学は1学期の振り返りと共に、既習範囲を超えた演習も行われました。

 各講義は、受講する学年と、夏休みという時期などを考慮して、非常に精査された内容でした。それが意図するところについて、常任理事の松本武巳先生が語ります。

「たとえば数学は、1学期でやった範囲を超えた内容にも触れましたが、それはひとつの問題を一方向からでなく、多方面から考えて解くためです。問題の解き方は一つではないことを知るためには、既習範囲以外の問題を解いたほうが効果的なのです。
 中学時代から比べて、学習の範囲も内容もレベルがあがる高1では、どんなことも難しく感じるかも知れません。しかし、いろいろな考え方をしてみたら、意外と解けたという達成感を感じながら、諦めなければできるという意識を持って欲しいのです。幅広い考え方ができるようになれば、広い意味での学力に結びつきます。
 今回の大学体感プログラムに、東大生に来ていただいたひとつの理由も、広範囲の学習に諦めずに取り組み、乗り越えた人たちであるということ。それを生徒たちにも感じて欲しかったのです」

 学習も、学校生活も新たな段階に入る高1生。その夏休みに、将来に対する意識を新たにした「スーパープレミアムコース」の生徒たちは、他のコースの生徒たちにもいい刺激を与えて、学院全体を引っ張ります。

「夏休み中の講義は、普段の授業ではなかなかできないことや、難しい内容にも取り組みます。しかし本校の進路指導は、勉強だけしていればいいということではありません。学校本来の目的は、クラス運営や部活動、学校行事を通じての学びにあります。高校の授業は、大学で専門の学問を学ぶための橋渡しです。それを将来、一人ひとりが選択できるようにするのが、本校の進路指導です」と松本先生。充実した夏休みを過ごした目黒学院生は、2学期から、また新たな目標に向かっています。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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