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私立高校 進学なび

2015 No.2

It's New ここが変わる!
東洋女子高等学校

新しくなった校舎が映し出す生徒たちの未来
創造力が刺激される環境でめざすものとは

明るい日差しが差し込む中庭。

最新の設備も導入済み
リニューアルした校舎でスタート!

真剣な表情で顕微鏡実習に臨む生徒たち。

真剣な表情で顕微鏡実習に臨む生徒たち。

 2015年4月、新学期を迎えた生徒たちの心は弾んでいました。

 最初に目を見張ったのは校舎の明るさです。“壁が白くて、廊下側にも窓がある! 今までと、まったく違う” “暗かった半地下が、おしゃれなカフェテリアになっている” “理科室の顕微鏡は最新式。見たこともない実験用具が並んでいる!” “体育館の床のクッションがすごい。バスケットボールコートが本格的!”と、校舎の至るところで、新発見をした生徒たちから歓声があがっていました。

 何よりも変化したのは、全教室からチョークがなくなったこと。普通教室だけでなく、理科室や家庭科室、そして体育館にも電子黒板が設置され、学校生活そのものがリニューアルしてスタートしました。

授業密度の向上を実現
自己発信力を育てるアクティブラーニング

生物化学室で生物の授業。

生物化学室で生物の授業。

 従来の黒板を使わない授業とは、どのようなものなのでしょうか。教務主任で国語科の藤田円先生にお話をうかがいました。

「まず、授業のスピードが格段にあがりました。黒板に書き写していた数式や、英語の文例は、一瞬にして電子黒板に表示されます。従来、黒板に書き写されるまでの時間は、生徒たちには『待ちの時間』だったわけですが、その時間が短縮されたのです。
 例えば古典の作品を読む際、登場人物が、どのような位置関係で会話をしているのかを考えるとき、電子黒板上で登場人物を動かしながら、目で見て考えることができます。あるいは和歌集に選出された歌は、どのような根拠や理由があったのだろうかという疑問が出たとき、すぐに資料を検索することもできます。
 歴史や地理などの資料は、教科書以上の資料を瞬時に映し出すことができます。授業中、生徒たちは前を向く時間が多くなり、『授業内容を理解するのが早くなった』という声も多く聞かれます。まさに授業がアクティブに動き始めたと言えるでしょう」

 同校がめざす授業は、生徒一人ひとりが疑問を持ち、自ら考えて情報を発信する『アクティブラーニング』です。それは単なるグループ学習や、発言力のある生徒だけが情報発信をすることではありません。ベースにあるのは一斉授業です。基礎的な知識を得た上で、一人ひとりが疑問を持ち、あるいは問題提起をしながら学びは発展します。

「ディベートやプレゼンテーションに対する評価の仕方も徐々に変わりつつあります。従来のように、単純に発言の回数を評価するのではなく、どのような内容だったのか、どこまで興味・関心を深め、どのように調べたのか、あるいは周囲との整合性を考えて情報発信していたかなど、より深い評価が行われています」(藤田先生)

デジタルかアナログか
自ら選択する力を育む

 授業におけるアクティブラーニングが進む今、学校行事や部活動のあり方にも変化が始まっています。

 部活動では、短い時間でどうしたら効率的な練習ができるのか、部員自らが考えます。文化祭は委員会が中心となって企画から考え、体育祭や球技大会は、生徒たちの創造力を発揮する場となっています。

 同校では従来より、『学習の記録』に学習計画や学習時間などを綴ってきましたが、学習時間を管理するだけでなく、先を想定した計画の立て方に変わってきたと言います。『企画を考え、プランニングを行い、計画を遂行する』という道筋が、学校生活すべてにおいて実行されているのです。

「本校のアクティブラーニングがめざすのは、自己発信力の育成です。
 今後、生徒一人ひとりがタブレットを持って学習することも予定していますが、それを、いつ、どのように使えば効果的なのかを考えることも、重要な要素です。例えば国語辞典は電子辞書がいいのか、紙の辞典がいいのか、それぞれ使い分けられる力が必要です。
 私としては学習スピードが必要であればデジタル、人の心を育てるためにはアナログが効果的だと考えています。では生徒はどう感じ、どう考えて実行するのでしょうか。そのような問いかけをし続ける学びのサイクルが、この春から始まりました」(藤田先生)

 学習環境が整った今、生徒だけでなく、先生方もいきいきとしています。リニューアルした校舎は、『新しいことに挑戦したい。勉強したい』という気運を大きく高めています。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

東洋女子高等学校  

〒112-0011 東京都文京区千石3-29-8
TEL:03-3941-2680

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進学なび2015年 No.2
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