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私立高校 進学なび

2015 No.2

我が校のキャリアプログラム
瀧野川女子学園高等学校

創造性と起業家精神を育む
企業との商品企画プロジェクト

ヤマハ発動機自慢のバイクに跨る生徒。心地良く吹き上がるエンジン音にひかれて、バイク好きの先生方も集まってきました。

ヤマハ発動機自慢のバイクに跨る生徒。心地良く吹き上がるエンジン音にひかれて、バイク好きの先生方も集まってきました。

注目の『創造性教育』は新時代のキャリアプログラム

 創立者の山口さとるが、「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校をつくりたい」との思いで、自宅の2階を開放したのが同校の始まりです。今から89年前、女性の社会進出など望むことが厳しかった時代の、未来に対する大きな希望の光でした。

「創立者の女子教育に対する思いは、まさにグローバル社会で求められている創造性と起業家精神の育成と共通しています。時代は大きく異なっても、常に女性が活躍するために必要な教育を実践することが、瀧野川女子学園の伝統と言えるでしょう。
 今年度からはグローバル社会で活躍するために欠かせない『創造性教育』を、カリキュラムの中に本格的に導入し、次代を担う女性の育成に力を注いでいます。誰もが持っている“こんなものがあったらいいな” “こんなことができたらいいな”という思いを、具体的なアイデアへ、そして、将来の仕事へと導いていく本校独自のキャリアプログラムです」(理事・副校長/山口龍介先生)

 創造性と起業家精神を身につけるために、実際に世界市場でビジネス展開する企業と共同で、商品企画の考え方を学び、実際に挑戦するプログラムがあります。『商品企画コンペティション』です。高1の生徒たちはこの夏、静岡県磐田市のヤマハ発動機を訪れ、同社が世界に誇る乗り物の商品開発力の一端を学んできました。

ヤマハ発動機自慢のバイクに跨る生徒。心地良く吹き上がるエンジン音にひかれて、バイク好きの先生方も集まってきました。

ヤマハ発動機自慢のバイクに跨る生徒。心地良く吹き上がるエンジン音にひかれて、バイク好きの先生方も集まってきました。

小グループに分かれてのディスカッション。新しい商品を創り出すことへのヤマハマンたちの熱い思いを聞く生徒の表情も輝いています。

小グループに分かれてのディスカッション。新しい商品を創り出すことへのヤマハマンたちの熱い思いを聞く生徒の表情も輝いています。

理屈より実体験から入る『創造性教育』

 今回の企業訪問の狙いは2つあります。まずは、売上げの約9割を世界市場が占めるグローバル企業には、実にさまざまな商品があることを知って、世の中にはまだ自分たちが知らない面白い商品や仕事があるということを理解し、視野を広げること。そして、世界が認める革新的で創造性にあふれる商品を生み出すということが、遠い世界の出来事ではなく、自分たちの手の届く場所で行われていることを、肌感覚で理解してもらうことです。

『商品企画コンペティション』は今回の企業訪問で終わりではなく、「夢の乗り物」をテーマに生徒一人一人が具体的な商品企画に臨み、ヤマハ発動機販売へのプレゼンテーションに挑戦していきます。

「世界市場に向かって新しい商品やサービスを生み出していく面白さと、具体的にどのような考え方で新しい商品を生み出していくのかを、直接商品企画を担当している方々から語ってもらうことで、生徒たちの視野と発想の幅は大きく広がっていると思います。2、3学期には、具体的な商品企画に挑みますが、訪問前よりも創造性にあふれた素晴らしいものになると確信しています。年度の後半のヤマハ発動機販売様へのプレゼンテーションが今から楽しみです」

 2日間にわたって実施された今回の企業訪問では、山口先生が大きな期待を寄せる“起業家精神”の育成に結びつくものと期待されています。

「今回の取り組みを通して、まちがいなく生徒たちの中でいろいろな制約が外れているはずです。“こうやったほうがいい”とか“こういうものだ”という制約が外れたときこそ、新しい何かを生み出すチャンスです。理屈から入るより、実体験から入る楽しい学びを優先しながら、グローバル社会で生きる起業家精神を身につけていくことが、『創造性教育』の基本でもあります」

 新たに始まった高校生と企業による商品企画プロジェクトに、山口先生は大きな期待を寄せています。

初めて見るものばかりで、嬉々と取材する生徒たち。一人ひとりの手には新時代の学習ツール「iPad」がありました。

初めて見るものばかりで、嬉々と取材する生徒たち。一人ひとりの手には新時代の学習ツール「iPad」がありました。

高校1年生130名が静岡県のヤマハ発動機本社を訪問。今まで知らなかった楽しさをみんなで体験しました。

高校1年生130名が静岡県のヤマハ発動機本社を訪問。今まで知らなかった楽しさをみんなで体験しました。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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