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私立高校 進学なび

2015 No.2

世界を意識する生徒を育てる
トキワ松学園高等学校

「ユネスコスクール」に加盟して
さらに進化するグローバル化教育

海外研修の様子を紹介した写真や説明が教室に掲示され、世界が身近に感じられます。

海外研修の様子を紹介した写真や説明が教室に掲示され、世界が身近に感じられます。

英・米・豪から 自ら選択する
海外研修ステップアップ・プログラム

 2014年度、独自の国際理解教育や国際交流の実績が認められ、ユネスコスクールに加盟したトキワ松学園高等学校。

 同校の国際力教育の目標は、世界とコミュニケーションが取れるようになること。各国の大使館や日本在住の外国人との交流を行う『国際交流部』を置き、多彩な海外研修ステップアップ・プログラムや、世界の時事問題を探究する『グローバル・スタディーズ』の授業を通じて、グローバルな視点を持つ女性を育てています。

 海外研修ステップアップ・プログラムには、生徒の志望や目的に合わせて選択できる、3つのプログラムがあります。

 最初の選択は、夏休みの18日間で実施される『イギリス多文化研修』です。現地では、世界各国から訪れる学生と一緒にホームステイを行うために、さまざまな英語でのコミュニケーションを経験します。

 2つめは、世界の政治・経済の中心部を訪れる『アメリカグローバル教養プログラム』。約2週間、原則として出発までに英検2級を取得していることが条件で、先生の引率はなく、自立心を持って参加するプログラムです。『ワシントンD.C.』近郊に滞在し、語学研修と共に、国際関係学を英語で学びます。

 3つめは、1月下旬から4月上旬の約10週間に及ぶ最も長い研修である『オーストラリアターム(学期)留学』。これは『イギリス多文化研修』に参加経験があり、出発までに英検準2級を取得していることが条件です。

 期間も国もさまざまな海外研修を実施する意義について、金谷三枝子校長先生にお話をうかがいました。

「英語力の修得や、将来を考えるタイミングは生徒それぞれです。そこで3つの研修は、自分にとってベストなタイミングで選択できるように設定しています。
 例えばオーストラリア研修は、イギリス研修を経験していることが条件です。その理由は18日間のイギリス研修を経験し、さらにもう少し長いターム留学を行うことで、自信をつけてほしいという思いがあるからです。
 また、それぞれがめざす将来も違いますから、最初から『ワシントンD.C.』で、躍動する政治経済を体験したいという生徒もいるでしょう。どの研修をいつ活用するのかは、生徒一人ひとりの自立した選択なのです」

「グローバル・スタディーズ」は、世界のさまざまな事象から、自分が興味のあるテーマを選び、探究、発表する取り組みです。英字新聞などを活用し、世界の動きを伝えるリアルな情報を取り上げます。

英語でのプレゼンテーションをめざす
「グローバル・スタディーズ」

海外研修ステップアップ・プログラムは、生徒の志望や目的に合わせて選択できる3つのプログラムがあります。

海外研修ステップアップ・プログラムは、生徒の志望や目的に合わせて選択できる3つのプログラムがあります。

 同校では従来より、インドネシアからの留学生受け入れや、英語圏以外の国からのゲスト講師招聘など、活発に国際交流を行ってきました。学園にいながらにして、このような異文化を体感できる環境は、生徒たちの視野を世界へと広げています。

 高1と高2で行う『グローバル・スタディーズ』の授業は、世界のさまざまな事象から、自分が興味のあるテーマを選び、探究、発表する取り組みです。授業で使用するテキストは、英字新聞やBBCのニュース映像など、世界の動きを伝えるリアルな情報が盛り込まれています。新聞記事をスクラップして要約文を英語で綴り、そのファイルは膨大なものになります。

 高3では選択制で『グローバル・スタディーズ』を履修し、受験勉強と平行して論文を作成します。

『グローバル・スタディーズ』は、「大学で何を学びたいのか」、あるいは「その先の将来、どうありたいのか」を考えるきっかけとなります。

「ある生徒はICU(国際基督教大学)に進学し、アジアでのボランティア活動にも参加するなど、世界を巡っていたのですが、現在、彼女は市役所の社会福祉の部署で働いています。なぜなら、世界を見て回るうちに、日本にも貧困があると気づいたというのです。
 本校の国際力教育がめざすのは、海外で働くことばかりとは限りません。すでに日本国内でも、非常に早い速度でグローバル化は進んでいます。そこで視野を世界に向けながら、自分らしい社会貢献をしてほしいですね」

 さらに今年度、トキワ松学園から海外5カ国25提携大学への推薦制度が整いました。志望大学の選択から応募まで、一本化した窓口を通して手続きができる制度です。

「提携大学は、経済、環境、観光など専門科目は多彩です。本校には美術コースがあるので、海外大学でアートを専門科目に選べることも魅力です」

 従来より、海外大学に目を向ける生徒が多かったという同校。日本国内の大学と同じように、海外大学という選択肢も加わって、より計画的にグローバルに、将来を選択できるようになりました。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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