Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立高校 進学なび

2015 No.2

世界を意識する生徒を育てる
関東第一高等学校

自らテーマを考え、探究心と好奇心をもって
行動する“本物の留学”

オーストラリアの姉妹校と短期の交換留学を実施

 国際交流に力を入れている同校。その中心となっているプログラムが、海外への短期留学です。

 オーストラリアには姉妹校『セントラルコーストグラマースクール(CCGS)』があります。CCGSとの交流がスタートしたのは20年以上前のことで、現在は7月下旬から8月中旬にCCGSへ生徒を派遣し、9月にはCCGSの生徒を受け入れ、それぞれホームステイで約3週間の交換留学を行っています。

 CCGSは、関東一高がある東京都江戸川区の姉妹都市・ゴスフォード市にあります。人口は約17万人。オーストラリア東海岸でも自然の美しさが際立つ街で、また、都市部に近いため住みやすく、保養や観光にも適した地域です。

「CCGSは格調高い学校です。本校の生徒たちにとっては、普段の学校生活を送っている下町とは、また違った空気を感じられるのではないでしょうか」(国際交流担当・渡部泰三先生)

 CCGS交換留学生の対象は2年生で、2015年度は5人が派遣されました。留学に必要な英語力は英検3級~準2級レベルですが、留学生の選考にあたって大きなウェイトを占めるものがあります。それは現地で取り組む研究テーマです(下表参照)。

「海外留学の本来の目的は、英語力の向上ではありません。生徒各自がテーマを持って現地へ赴き、そこで初めてわかったことや気づいたことを持ち帰る、つまり異文化に触れることで、日本との差異を発見し、持ち帰ることが大切です。その過程で英語をツールとして使うことで、英語力が身についていきます。
 現地にあって日本にないもの、日本にあって現地にないもの、そして大人でも気づかない“何か”を発見する。そのために自らテーマを考え、事前学習を行い、留学プランを立て、探究心と好奇心をもって行動するという“本物の留学”で、積極的に世界へ飛び出してほしいですね」

 2015年6月には、CCGS創立30周年を記念し、関東一高生6人が理事長・校長とともにオーストラリアを約10日間にわたり訪問。それぞれホストファミリーの家に滞在しました。学校体験では、学校紹介ビデオを上映したり、ソーラン節を踊ったり、クッキーを作ったりしてCCGSの生徒たちと交流。また、書道家の先生の協力で書道パフォーマンスを披露し、現地の生徒も書道を体験しました。最終日には英語でのインタビューに挑戦するなど、生徒たちは大きな成果を得たようです。

留学生をサポートするインターナショナルクラブ

 同校には「インターナショナルクラブ」という部活動があり、40人前後の部員が、受け入れた留学生のサポートを中心に、海外との交流活動を行っています。

「インターナショナルクラブの生徒たちは、英語の学習意欲も国際交流に対する意識も高い点が共通しています。留学生の受け入れについては、ホームステイ以外にも学校内での居場所づくりなど、さまざまなサポート体制を整えることが必要です。試行錯誤の繰り返しですが、経験を重ねていくにつれ、徐々にシステム化されてきました。そのおかげで、留学生を派遣してくださる学校側からも、お褒めの言葉をいただけるようになりました」(国際交流担当・丸橋由佳先生)

 7月28日~31日には、アメリカ・サンフランシスコから4人の留学生を受け入れ、オールイングリッシュの授業、鎌倉での歴史探訪、原宿散策などでインターナショナルクラブの生徒たちと交流。滞在期間中は同校のオープンキャンパスが行われており、留学生たちは関東一高の制服を試着して大興奮の様子だったそうです。LL(Language Laboratory)教室には、同クラブ手作りの国際交流レポートが掲示されています。

「これからも引き続き、もっと学校全体を巻き込む形で国際交流の雰囲気づくりをしていきたいと考えています」

 同校が実践する“本物の留学”に、今後も注目です。

近年の国際交流
  • オーストラリアCCGS派遣・受け入れ
  • イギリス タビストックカレッジ春休み研修・受け入れ
  • ミャンマー、シンガポール東南アジア野球交流
  • 外務省JENESSY2.0香港高校生訪日歓迎会
  • ポーランドダンスチームTESS交流会
2015年度 CCGS交換留学生研究テーマ

〈派遣期間:2015年7月27日~8月18日(23日間)〉
★はインターナショナルクラブ在籍生

名前 テーマ 内容
H.Mさん★ Think about the future
~将来について思うこと~
現代の高校生が将来をどのように描いているのか、日本・オーストラリアの同世代の高校生の意識を調査する。
K.Yさん★ 授業の違いについて 日本とオーストラリアの授業環境の違いを研究する。とくにディスカッションやアクティブラーニングを多く取り入れているCCGS生徒と本校生徒の考え方の違いなどを比較する。
W.Nさん 日本のラグビーと
世界のラグビーの違い
2019年にラグビーワールドカップが日本で開催予定であるが、日本人の認知度は低い。ラグビー世界ランキング6位のオーストラリアでの認知度を比較する。
Y.Wさん★ 食文化について ユネスコ無形文化遺産「和食」についての認知度を調査する。また、和食が健康食であることを伝え、現地で和食に興味を持ってもらえるかを調査する。
K.Mさん★ 日本とオーストラリアの
文化の違い
日本とオーストラリアの日常生活の違いを幅広く調査する。インタビュー形式で現地の状況を動画撮影し、帰国報告に活用する。とくにインターネットや書籍では、まだ注目されていない分野に目を向ける。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学なび一覧を見る
ページトップ