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私立高校 進学なび

2015 No.2

私学トップインタビュー
栄北高等学校

温かな校風と積極的な教員陣の2本柱で
確かな社会貢献ができる人材を育てる

山本 末一 校長

山本 末一やまもと すえかず校長
1950年生まれ。日本大学卒業後、佐藤栄学園に奉職。以降42年間、埼玉栄高等学校、栄東高等学校などで理科教員として教鞭を執るとともに新たな学校の開校準備、組織づくりにも携わる。2013年まで花咲徳栄高等学校の副校長を務めた後、同年、栄北高等学校校長に就任。

自ら学び、磨き、輝く
姿勢を重視

「自ら3カ条」の実践で、社会進出後に輝ける生徒を多数輩出することが目標と語る山本校長。

「自ら3カ条」の実践で、社会進出後に輝ける生徒を多数輩出することが目標と語る山本校長。

 校長に就任して3年目を迎えました。前職は、同じ佐藤栄学園グループの花咲徳栄高等学校の副校長を務めており、今や学園歴42年の最古参です。

 佐藤栄学園グループの4高校は、共通の建学の精神「人間是宝」、校訓「今日学べ」を基盤に教育を実践していますが、それぞれが固有の特徴を持っています。本校の場合、それは間違いなく「生徒・教員・保護者の3者が強い絆で結ばれ、アット・ホームな雰囲気に満ちている」ことでしょう。着任後、生徒たちと直接触れ合う中、私もこのことを強く実感しました。しかし、同時に抱いたのは、「教員・生徒の双方が、『何となく受け身で、惰性に陥っている』のではないか?」という懸念でした。

 本校はさまざまな面でもっと頑張れる、上をめざせる学校です。そこで校長就任時に打ち出したのが、「自ら学ぶ・自ら鍛える・自ら輝く」という“自ら3カ条”でした。本校で自発的に学び、心身を磨き、その努力で得た糧を駆使し、社会進出後、輝かしい活躍を続ける。受け身の姿勢を廃し、自主・自立的な学びの重要性をアピールするための提言でした。

学習面を支える「フォーサイト」を新規導入

全学年に導入した「フォーサイト」。学習面以外にも生活のリズムを整える効果も期待できる学習手帳です。

全学年に導入した「フォーサイト」。学習面以外にも生活のリズムを整える効果も期待できる学習手帳です。

 自ら学ぶ姿勢を構築するために、昨年、全学年に導入したのが「フォーサイト」です。これはPlan(目標設定・計画)、Do(実行)、See(振り返り)の3要素が盛り込まれた、優れた構成の学習手帳です。

 月ごと・週ごとの学習に関する目標・テーマ、1日ごとの実行項目と結果、感想など、多種多様な記録欄が設けられ、土・日を含めた毎日、家庭学習のほか、定期試験へ向けた計画、そして授業中に教員から指示された課題や連絡事項などを記入していきます。学習面だけでなく、部活動や生徒会活動のスケジュール管理に活用している生徒もいるようです。

 アンケートによると、このフォーサイトへの反応は生徒・教員にも好評で、教員からは「生徒たちの学習意欲やセルフ・マネジメント能力が高まってきた」という報告を受けています。今後、地道に継続していくことで、この取り組みは学習面・進学面に効果を発揮してくれるものと考えています。

最も大切な財産、それは
「生徒・教員・保護者の3者が強い絆で結ばれていること」です

2020年大学入試改革対策にもいち早く着手

 現在、高校教育界の重要課題となっているのが、2020年に予定されている大学入試改革への対応です。入試の内容が大きく変わるのですから、高校側もそれに応じた指導内容・体制を構築しなければならないでしょう。しかし、改革後、初めて大学入試に挑戦するのは現在の中学2年生です。高校側には対応に着手するまでの時間が残されています。しかし、本校は来たる2020年を見据え、昨年より改革に応じた取り組みを本格的に始動させました。

 まずは、従来、高2から始めていた小論文指導を高1に引き下げました。これは新たな大学入試が「書くこと」を重視した内容になる、と予測した上での変更です。記述・論述力を高めるには長い期間が必要で、スタートは早ければ早いほどいいでしょう。高1段階では書くことに慣れるため、新聞のコラムなどを徹底的に書き写していきます。そして高2以降は本格的な添削指導を行っていきます。

 もう一つは、これも注目の「アクティブ・ラーニング(AL)」(能動的な学習)への対応です。外部組織の関連プロジェクトに全校規模で参加する、学内で教員の研修グループを組織してAL研究に取り組むなど、現在、さまざまな形で活動を展開しています。そして最もうれしかったことは、前出のフォーサイトの導入も含め、新たな取り組みのほとんどすべてが教員からの提案だったことです。「学校運営・教育改革はトップダウンではなく、ボトムアップで遂行されるべき」と考える私にとって、これは歓迎すべき出来事でした。今後も奉仕の心を持ち、確かな社会貢献ができる有為な人材を輩出したいと考えています。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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