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私立高校 進学なび

2015 No.2

大学合格実績躍進校レポート
昌平高等学校

高1から高い目標を持たせる雰囲気づくりと
モチベーションアップの取り組みで志望を実現

 2015年春の国公立大学現役合格者は55名、学校改革をスタートさせた2008年は1名で、50倍という躍進です。また、早慶上理、ICUは2名から64名(現役)、GMA RCHは6名から125名に増えました。

 この躍進について城川校長先生は、「生徒の希望進路の実現は、生徒たちの頑張りはもちろん、それを支える態勢が着実に整っているからだと思います」と分析します。

 希望進路の実現について、最も力を入れているのは、『モチベーションのアップ』です。まずは1ランク、2ランク上の大学をめざすところから進路指導は始まります。

「例えば今年度、東大に合格した生徒の中3時点での偏差値は65くらいでした。その生徒の高1時代の意識は、『早稲田、慶應なんて無理だろう』というものでした。
 そこで高1から、大学を具体的にイメージする取り組みを行っています。大学の先生による模擬授業を受講する『高大連携』は、高1を優先させていますし、高1の校外学習では大学訪問を行います。難関国公立大学や難関私立大学をめざす『特選クラス』の生徒たちは、東大を訪問して、その空気を肌で感じます。模擬試験を受験するときにも、『今の自分の成績は考えずに、とりあえず志望校は東大と書いてみよう』ということもあります。
 そうした経験の中で、だんだんと『東大は手が届くところにあるんだな』という気持ちになります。今年度、東大合格を果たした生徒が具体的に進路を考えるようになったのは、高2からだと聞いています」

受験は団体戦
楽しく戦って合格を勝ち取ろう

お話をうかがった城川雅士校長先生。

お話をうかがった城川雅士校長先生。

 城川校長先生は、常に『受験は団体戦』と生徒に語りかけています。あるとき、担任の先生が「自分の限界に挑戦しよう。ゴールデンウィーク中に徹底的に勉強しよう。希望者は集まれ」と呼びかけると、クラスのほとんどの生徒が勉強合宿に参加しました。

 進路実現の飛躍の理由について尋ねると、「特別な学習システムを実施しているわけではありません」と城川校長先生は話します。

「100人いたら100通りの個性があります。特別な学習システムを導入しても、全員に効果があるとは限りません。合わない生徒にとっては苦痛を感じることもあるでしょう。
 そこで本校では、『手をかけ 鍛えて 送り出す』という、教育のスタンダードを合言葉にしています。つまり、予備校のようなやり方ではなく、教員一人ひとりがさまざまな個性を持った生徒を指導できるように教育力を上げているのです」

教科の壁を超えて将来につながる「考える力」を養う

 2020年の大学入試改革に向けて、大学受験に求められる学力は大きく変化を遂げようとしています。その一つが教科の枠を超えた『知識・教養・考える力』です。

 例えば英語の長文として出題された文章が、理系の論文であったり、文系科目に数式の知識がなければ解けない問題が出題されたりと、難関大学の試験では徐々に受験改革が始まっています。

 同校ではすでに、現役で最難関国公立大学をめざす『T特選クラス』において、教科の枠を超えたリベラルアーツの授業を実施しています。この授業では理系と文系の内容が重なることはもちろん、学科で学んだ内容と社会とのつながりを検証するところまで、一歩踏み込んだ内容を能動的に学びます。

「期待しているのは、教科の総合的な理解と、もう一つは義務感ではなく、単純に勉強が楽しいと思えるモチベーションづくりです」

タフなエリートを育てる真の文武両道

 さらに新しいチャレンジとも言えるのが、『特選アスリートクラス』の設置です。

 このクラスは文字通り、文武両道をめざすクラスです。放課後は部活動に専念するために、午前中は徹底して学習に励みます。朝練は禁止なので、その分、朝の時間は学習に集中します。その上で、県大会優勝や全国大会での活躍をめざすのです。

 また、全国大会出場レベルの生徒でも、将来アスリートとして自立できる人間は一握りです。将来経済的に自立するための素地を、高校時代に培っておかなければなりません。

 本当の文武両道は厳しいものですが、社会に出て活躍できる人間は、学生時代に文武両道を実践してきた人間です。

 本校には、文武両道で頑張る生徒、難関大学をめざす生徒など、さまざまな目標を持った生徒たちがいますが、共通する将来像は「タフなエリート」なのです。

 なかには高校入試において、何かしらの挫折を味わった生徒もいます。そんな生徒たちが「みんなで頑張ろう」という気持ちになったとき、勉強を楽しむ空気が生まれます。

「高校時代はまだまだ文と武の切り替えが不得手なものです。とくに高1は環境が変わり、学習内容もレベルアップするので両立させるのは大変です。そこで学校が時間を区切って両立させる必要があります」

『特選アスリートクラス』の第一期生は、2016年春に大学受験に挑みます。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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