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私立高校 進学なび

2015 No.2

高大連携教育への取り組み
東京家政学院高等学校

1年次から始まる進路ガイダンスやキャリア教育
大学の授業に触れることでミスマッチをなくす

各学年の1学期に進路ガイダンスを実施

「本校では社会で活躍する自立した女性を育てることを教育目標としています。さらに、女性として人生にプランを持ってほしいという思いから、『ライフキャリア教育』として、さまざまな教育プログラムを組んでいます」(教頭・伴野芳浩先生)

 大学進学も、社会で自分らしく活躍するための第一歩と考え、行ける大学ではなく、行きたい大学、学部・学科へ進学するように指導しています。

「この大学、この学部・学科で学びたい、というしっかりとしたモチベーションがないと、大学での4年間を前向きな気持で学び続けることは難しいでしょう。『こんなはずではなかった』というミスマッチを防ぐためにも、しっかりとした進路指導を行っています」(進路主任・山形純一郎先生)

 こうした思いもあり、進路指導やキャリア教育に高大連携を大いに活用しています。1年次から毎年1学期に実施している進路ガイダンスに、併設大学の東京家政学院大学や筑波学院大学をはじめ、さまざまな大学が参加しています。

 1年次では学部・学科ガイダンスとして、大学の各学部について、学びの内容を中心に説明してもらいます。

 さらに、自分が学びたい学問や、将来やりたい職業に就くためにはどういう学部・学科に進めばいいのかを調べ、夏休みのオープンキャンパスにつなげます。

 2年次の進路ガイダンスでは進路相談会を実施。2014年度は生徒の志望に合わせて、約70の大学、短大、専門学校が参加しました。

 また、1、2年生を対象に大学の模擬授業を実施。毎年20講座ほどが予定され、生徒たちは興味のある授業を2コマまで選んで受講でき、1年生は模擬授業での体験も踏まえて文理選択につなげていきます。

「自分に合っているもの、本当にやりたいこと、学びたいことを突きつめて考えているうちに、最初に思っていたものと変わることがあります。高校入学当初から進路ガイダンスを行うことには大変意味があると感じています」

 3年次でも1学期に進路ガイダンスを行い、入試方式なども含めて、具体的に志望大学を選んでいきます。

 同校では一般入試のほかに、推薦入試やAO入試で志望大学に進学する生徒も多く、面接対策も充実させています。外部のマナー講師に模擬面接をしてもらうほか、3年生全員に校長先生が面談をします。自分ではわからないところをしっかり見てもらい、本番までに自信をもって面接に臨めるように指導します。

身近な存在である卒業生からの情報が生徒のモチベーションに火をつける

 高大連携は普段の学校生活でも行われています。その一つが併設大学であり、同じ敷地内にキャンパスがある東京家政学院大学健康栄養学科の「健康フードマネジメント実習」への参加です。

 学生がテーマに沿って考え、調理した昼食を食べるというもので、生徒は献立のポイントや栄養についての話を聞くことで、知識を増やすことができます。

 健康栄養学科は、国家資格である管理栄養士の合格率が高く、人気の学科のひとつでもあります。大学のキャンパスで実習をしている様子を間近に見て、数年後の自分の姿を想像する生徒も少なくありません。

「本校の卒業生が、どのような大学へ進み、どのような学びをしているのか、在校生にとっては非常に影響力があります。東京家政学院大学に進んだ先輩から話を聞くのはもちろんのこと、2年次の6月に行われる卒業生との懇談会で、受験のことや大学生活、研究について話をしてもらいます。
 また、毎年『進路の手引』という冊子を作成し、そこに卒業生の目から見た大学での生活を紹介しています。同じ価値観を持った卒業生からの情報を得ることで、その大学に興味を持ち、オープンキャンパスへ出かけるなどの“行動のきっかけ”になっているのです」

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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