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私立高校 進学なび

2015 No.2

高大連携教育への取り組み
京華高等学校

國學院大學との高大連携協定を締結!
リアルな大学生活を知る

國學院大學で講義を受けた生徒たち。図書館やカフェテリアも体験しました。

國學院大學で講義を受けた生徒たち。図書館やカフェテリアも体験しました。

大学生とともに受講する國學院大學経済学部「経済概論」

 8月4日からの4日間、國學院大學のキャンパスに、15名の京華生の姿がありました。経済学部主催の「サマーセッション『日本の経済』」を、大学生や他校の高校生とともに受講するためです。

「この講義への参加は、今年で2年目になります。今年は高2が最も多く、志望が具体的になった高3生も参加していました。
 高大連携の行事として、以前は大学教授による出張講義を受けたこともありますが、実際に大学のキャンパスに行き、大学で行われている普段の講義を受講することで、大学生活をより具体的に感じることができると思います」(入試広報部長・山田道行先生)

 講義内容は、基本的な金融のしくみや、株式市場がどのように動いているかなどの経済概論。高校生向けの出張講義よりも本格的な内容です。講義後に実施される試験に合格すれば、國學院大學経済学部経済学科の公募制推薦(AO型)高大連携授業エントリーコースに出願することができます。また、この入試で入学した場合には、サマーセッションの受講が大学1年次の所定の単位として認められます。

 単なる体験講義ではないため、生徒たちの表情は真剣そのもの。90分の講義を1日4コマ、4日間という慣れない時間割でも、一生懸命にノートを取って、意識を高く持って受講していました。

入学時から大学受験へ向けた意識を高める

法政大学のキャリアデザイン学部の学生によるグループワーク。

法政大学のキャリアデザイン学部の学生によるグループワーク。

 同校の進路・進学指導は、早い時期からの目標設定に重きが置かれます。高1では入学してすぐのオリエンテーション合宿を行い、そこで進路指導主任による進路選択のガイダンスを受け、大学受験に向けた意識を高めていきます。

「大学進学をきちんと意識している生徒は多いのですが、高1段階ではまだ、自分に何が欠けていて、何をすべきかが漠然としています。そこでさまざまな形で実施する高大連携授業に力を入れていきます」(山田先生)

 法政大学との高大連携プログラムではキャリアデザイン学部の学生が、京華生向けにグループワークを行いました。

 内容は、人とのコミュニケーションの取り方や、将来の仕事選びのときに、お金やキャリア、やりがいなど、自分は何を一番に考えるかなどを考えるグループワークでした。

 グループワーク終了後も、学部でどんな資格が取れるのか、どんな講義を受けられるのかなど、生徒たちは大学生にさまざまな質問をしていました。

現役東大生によるアドバイス
東大生学習サポーター制度

難関国公立大学をめざすS特進コース。

難関国公立大学をめざすS特進コース。

 同校には、日常的に多くの大学生が訪れて学習・進路サポートを行っています。その一つが週2回、東大生が来校し、一緒に演習問題を解いたり、アドバイスを受けたりすることができる『東大生学習サポート制度』です。

 生徒たちには添削教材を配布しているので、東大生と一緒に解いて解説してもらうことができます。『S特進コース』の生徒が中心になって、この制度を活用していますが、『特進コース』『進学コース』の生徒たちも積極的に参加しています。

「添削指導は、学力を伸ばして定着させる意味もありますが、たとえ東大を志望していなくても、東大生の問題の捉え方、考え方の筋道の立て方なども学んでほしいですね。また、現役の東大生の話を聞いて、東大を身近に感じてほしいという思いもあります」(山田先生)

 放課後には、OBの大学生が「ティーチングサポーター」となり、英語や数学の学習サポートをします。同じ学び舎で学んだ先輩たちは、大学、学部・学科選びや受験勉強のやり方など、適切なアドバイスをしてくれます。春には、大学合格を果たしたばかりの先輩たちが体験談を語る『在卒懇』もあります。受験を終えたばかりの高3生が20人以上協力してくれて、「どの時期にどんな参考書に取り組むべきか」「壁にぶつかったときはどのように乗り越えたのか」など、具体的なアドバイスが聞ける機会です。

 同校ではクラブ活動も盛んで、高3までクラブ活動を続ける運動部もあるため、受験勉強との両立は、クラブの伝統として引き継がれているようです。

 ネット上でもさまざまな受験情報があふれていますが、やはり頼りになるのは、顔の見える大学生の経験です。

 さらにキャリア教育を深めるために、今年度より社会人による特別プログラムも導入されました。「どのプログラムも、一方的に講義を聞くのではなく、経験型にしたい」と話す山田先生。今後も多くの人生の先輩たちが、京華生の将来をサポートします。

(この記事は2015年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2015年 No.2
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