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私立高校 進学なび

2015 ウェブ版

伝統行事・名物行事ガイド
駒込高等学校

三本柱のひとつ、仏教教育
比叡山研修

 天台宗の開祖である最澄の、「一隅を照らす」という言葉を教育理念とする同校。国際理解教育やキャリア教育とともに仏教的な観点に基づいた人間教育を行っています。1年次に行われる比叡山研修もそのひとつです。

 天台宗総本山である比叡山に2泊して行われるこの研修では、坐禅や写経のほか、食事も修行の一つとされます。肉や魚を使わない精進料理を、おしゃべりはもちろんのこと、食器の音すら立てずに食べる。これを毎食行います。

 この研修の一番の山場が30km回峰行です。夜中、まだ暗いうちにお寺を出て、山道を無言でひたすら歩き続けます。非常に過酷な修行であることに違いありませんが、生徒は一回りも二回りも成長すると河合孝允校長先生は言います。

修行後自然と心に浮かぶ感謝の気持ち

「生徒から『なぜ30kmも歩かなければいけないのですか』と質問されることもあります。答えはありません。実際に歩くことで自分の中に生じるものが修行の意味であり、目的です。バカバカしいと思うかまもしれないし、大変だけれどやって良かったと思うかもしれない。『歩いてみないと結論は出ないよ』と答えています」

 研修後は、励まし合った友達の存在や普段の生活のありがたさを感じる生徒が少なくありません。また、「これまで嫌なこと、辛いことから逃げていたこと、お母さんがおいしい食事を作ってくれて、嫌なことからかばってくれていたことに気づきました。お母さん、産んでくれてありがとう」と親への感謝の気持ちを感想文につづる生徒もいます。

「本校では、宗教家を育てたいがために比叡山研修を行っているわけではありません。歴史や文化、伝統技術を学ぶと同時に新しい時代のグローバルマインドを育む。それが本校の温故知新の教育です」

(この記事は2015年11月に掲載しました。)

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