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私立高校 進学なび

2014 No.2

我が校のキャリアプログラム
東京家政学院高等学校

キャリアプランと進路指導を併せて行い
10年先、さらにその先の自分を明確に描く

キャリアサポートセンターの室内は白を基調にコーディネートされています。居心地が良く、とても気持ちの良い空間です

キャリアサポートセンターの室内は白を基調にコーディネートされています。居心地が良く、とても気持ちの良い空間です。

社会で自立した女性を育てる

キャリアサポートセンターの壁には、先輩チューターから後輩の在学生へ、手書きの温かいコメントが貼られています

キャリアサポートセンターの壁には、先輩チューターから後輩の在学生へ、手書きの温かいコメントが貼られています。

 東京家政学院高等学校の教育目標は『社会で活躍する自立した女性』の育成です。

「そのため、将来どのような職業に就きたいのか、どうしたら幸せな人生が送れるのかを、生徒にはまず考えてもらいます。そういう意味では長期的視野に立った『ライフキャリアプラン』をデザインしていくわけです。と同時に、その実現に向けてどのような大学・学部に進めばいいのかを決める『進学指導』も併せて行っています」(教頭・伴野芳浩先生)

 高校へ入学すると、すぐに進路適性検査(R-CAP)が行われます。この検査で自分を知り、理解し、自分にどんな仕事が合っているかを考えます。社会で自立するためのキャリア教育が、ここで早々にスタートを切るのです。そして別表のように、1・2年次で将来の目標を明確にして、10年後、そしてその先の自分像を描いていきます。伴野教頭はこうも続けます。

「進路を早めに決めることで、学習意欲も高まります。これまでの例からも、希望進路を実現してイキイキと輝いている本校の卒業生は、高校時代に部活動や委員会活動、学校行事などで一生懸命に頑張って活躍していた人たちです。将来の目標を明確にすることで、勉強はもちろん学内のさまざまなシーンで、自分から率先して働きかける力を身につけたのだと思います」

先輩が後輩の面倒を見る

 同校では"先輩が後輩の面倒を見て育てる"という伝統が今も色濃く残っています。その好例が、『卒業生との懇談会』と『独自のチューター制度』です。

『卒業生との懇談会』は2年次に行われ、大学2〜3年生になった先輩を20名以上招き、高校時代の勉強方法や受験対策、悩んでいたことや解決方法、現在の大学生活などを話してもらいます。

「この懇談会は毎年大人気です。本校で同じ年代の青春を過ごし、学び、学校行事や部活動を頑張った先輩の話には説得力があります。私たち教員が指導するよりずっと浸透力がありますね。『先輩もできたのだから私にもできる』と自信が生まれ、この懇談会の後はそれまで以上に学習意欲が高まります。実は、本校独自の『チューター制度』でも卒業生の力を大いに貸してもらっています。この制度は3年前からスタートしたのですが、卒業生に在校生のサポートをしてほしいと呼びかけたところ、約40名のOGが手を挙げてくれました。現在では約50名に登録してもらい、平日の放課後に、勉強はもちろん部活動との両立や進路などについて幅広くアドバイスをしてもらっています。卒業後も本校のことを想ってくれている彼女たちには、本当に感謝しています」(伴野教頭)

 同校のキャリアサポートセンター(進路相談室)の壁には、各チューターメンバーの紹介が掲示されているので、そのプロフィールとコメントを読み、生徒はどの先輩に相談するかを自分で決めることができます。チューターメンバーも「先生や家族に話せないことでも一人で悩まず相談してくれたらうれしいな」「今は進路に迷っていても、将来の可能性はいっぱいあるから一緒に探してみませんか」と呼びかけています。

 キャリアサポートセンター主任・山形純一郎先生は「本校の現役進学率は97%以上(特進コースは100%)を達成しています。一般受験に向けての手厚い学習サポート、学部・学科を合わせると400近くある指定校推薦枠を利用しての進学、併設大学への内部推薦制度など、行ける大学ではなく行きたい大学、自分で決めた進路を実現するための学部・学科への進学サポートを可能にしています。本校は少人数でアットホームな学校なので、すべての教員が生徒を見守り、生徒の声に耳を傾けているからできることでもあります」と話します。

 生徒がイキイキと学び、高校生活を有意義に過ごせる環境がここにあります。

生徒の声

先輩チューターの親身なアドバイスに感謝
N・Aさん(2年)
N・Aさん(2年)

 私は社会福祉士の資格を取って、医療ソーシャルワーカーになりたいと思っています。先輩チューターにはそのために今何を勉強して、どの大学に行けばいいのか。大学では何を学んで、就職対策はどうすればいいのかなどを教えていただきました。どの質問にも親身になって答えいただき、目標への道筋がハッキリ見えてきて感謝しています。これからもいろいろなことをお聞きして、自分の進路に役立てていきたいと思います。

居心地の良いキャリアサポートセンター
N・Eさん(2年)
N・Eさん(2年)

 先輩チューターに勧められて大学見学に行きました。私は幼稚園の先生になりたいので、そのためには具体的に何をすればいいのかを教えていただきました。大学を見学したことで漠然とした夢が、ハッキリとした目標になり、毎日の勉強にも力が入るようになりました。キャリアサポートセンターは居心地が良く、大学や仕事に関する資料がたくさん置いてあるので、これからも気軽に足を運び、たくさんの情報を得たいと思います。

目標があるから毎日の勉強にも一生懸命
K・Mさん(2年)
K・Mさん(2年)

 英語の先生になりたい。そう思った私は、担任の先生に相談してオーストラリアへ3週間のホームステイに行きました。ホストファミリーとのコミュニケーションは難しくて苦労しましたが、帰国する頃には家族の皆さんとも打ち解け、英語がもっと好きになりました。今も英語の先生になりたいという気持ちに変わりはありません。これからは進路指導の先生に相談しながら、自分に合った大学を決めたいと思います。

進路・進学指導 3年間の流れ

高1・高2
  • 進路適性検査(R-CAP)
  • 実力テスト
  • 進路ガイダンス・進路調査
  • 卒業生との懇談会
  • 大学・短大・専門学校入試相談会
  • 小論文テスト
  • オープンキャンパスへの参加
  • 大学見学会
  • 大学・短大・専門学校模擬授業
  • 合格体験談を聞く会
  • 三者面談
高3
  • 進路ガイダンス・進路調査
  • 実力テスト
  • 大学・短大・専門学校入試相談会
  • AO・推薦入試ガイダンス
  • 大学入試センター試験ガイダンス
  • 推薦希望者校長模擬面接
  • 進路決定者のガイダンス
  • 大学入試センター試験自己採点
  • 三者面談

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2014年ウェブ版 No.2
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