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私立高校 進学なび

2014 No.2

我が校のキャリアプログラム
サレジオ工業高等専門学校

意識を高め、将来の夢を実現する
5年間にわたる『3020キャリア教育プログラム』

4年次にはOB・OGや保護者など先輩社会人を招き、グループ単位でミーティングを行う『キャリアデー』を開催

4年次にはOB・OGや保護者など先輩社会人を招き、グループ単位でミーティングを行う『キャリアデー』を開催。

"30歳"を思い描き"20歳の自分"を創る

 同校は普通科高校とは一味違う、5年制の『高専』です。特色ある4学科(デザイン・電気工学・機械電子工学・情報工学)、さらに学びを深めるための専攻科(本科修了後に進学)を擁しており、「社会進出後の活躍」を強く意識した充実の教育が行われています。

 そんな同校が5年前にスタートさせた取り組みが、『3020キャリア教育プログラム』。学生たちの社会や職業への意識を高め、彼らの進路希望を実現するために、5年間にわたって展開される壮大な教育プログラムです。

「3020はサレジオとの語呂合わせもありますが、もちろん別の意味を有しています。本校の卒業から10年が経過すると学生たちは30歳。そのときに生き生きと働き、輝いた自分でいたいですよね。そんな『"30歳の自分"をイメージしながら、在学する5年間をかけて卒業時の"20歳の自分"を創っていく』という意味を込めた数字なのです」

 こう解説してくれるのは、キャリアセンター長の水谷浩教授です。一方、同補佐のデザイン学科・比留間真准教授はこう話します。

「アート系であるデザイン学科には、職業への意識があまり高くない学生が多く、従来から就職面では苦戦を強いられてきました。しかし、このプログラム導入後は、彼らの職業への意識も目に見えて高まってきた感がありますね」

キャリアセンター長 水谷 浩 教授

キャリアセンター長
水谷 浩 教授

デザイン学科 比留間 真 准教授

デザイン学科
比留間 真 准教授

PDCAサイクルを導入した画期的な内容

 1年次から5年次まで、折々で最も重要な学年ごとのテーマが設定された『3020キャリア教育プログラム』。1〜3年次でじっくりと意識を高め、就活スタートの前年となる4年次には最も多くの取り組みを盛り込みクライマックスへ。そして、最終学年では得たものを武器に実践するという構成です。

「大きな特長は、プログラム全体に『PDCAサイクル』を導入していることです。まずは目標(Plan)を立て、実行(Do)し、確認(Check)し、改善(Act)する。この流れを繰り返していくもので、これは多くの企業、また教育界でも採用されている非常に効果的なメソッドです」(水谷教授)

 では、同プログラムにおける注目すべき取り組みを具体的に紹介していきましょう。

1年次より実施される『キャリア面談』

 『今年度の目標と評価』『将来の夢や希望』『過去の振り返り』という3種の面談シートを使用。PDCAサイクルを基盤に、全教員が手分けして学生一人ひとりと面談していきます。「面談では普段は接することのない教員とも触れ合え、とくに1年生は『学校全体から見守られている』という安心感を得られるようです」(比留間准教授)

先輩の貴重な話を聞く『キャリアデー』

 4年次の5月と10月には、社会人の先輩方を迎えてのグループ・ミーティング『キャリアデー』を開催。5月は同校のOB・OG、10月は在校生の保護者が学生の相手となります。「学生数名に先輩が1名という構成で、じっくり語り合ってもらいます。社会で活躍する先輩の"生の声"が聞けるということで、学生から評判の良い企画です」(水谷教授)

3〜4年次に2種の『支援講座』を開講

 3年次後期から4年次前期にかけては、『キャリア支援講座』が開催されます。目的は「自らのキャリアと進路を今一度熟考させる」ことで、開催回数は6回におよびます。また、就職活動直前である4年次の冬には、『就職活動支援講座』の5テーマについて開催されます。さらに、3月には合宿型の『就活セミナー』を実施。外部から専門講師が招かれ、就活に関する講義を受けることができます。

"さらなる進化"を続けるプログラム内容

 また、4年次の8〜9月には各種の仕事を実体験する機会『インターンシップ』も用意されています。そして今年度、この取り組みの内容が注目すべき変化を遂げました。

「"従来よりも強化する"という方針のもと、今回は大胆な改良を加えました。まずは、専攻科の1年生を対象とした『海外インターンシップ』の導入。アメリカなどで事業展開している企業と提携し、学生たちを約3週間の日程で現地に送り込み、『海外での仕事生活』を体験してもらいます」(水谷教授)

 そして、もう一つの改良点は、本科の学生を対象とした『長期インターンシップ』の新規導入です。従来のインターンシップ期間は約1〜2週間でしたが、それを「3年次の終盤〜4年次の終盤」へと大幅に長期化。近隣の企業に折々で通い、"日々の業務"としての仕事をじっくり体験する、という内容です。

「もちろん勉学が最優先なので、対象となる企業には放課後、週1〜2回程度のペースで通うというスタンスを取っています」(水谷教授)

 現時点でも非常に完成度の高い『3020キャリア教育プログラム』ですが、その"進化"はまだまだ継続しているようです。

「ビジョンを持ちながら自らのキャリアプランを創造するというこの体験は、実際に社会へ進出した後も大いに役立つと思います。人生を歩む過程で悩み、つまずいたときは、ぜひこの貴重な体験を思い出してほしい。そうすれば、おそらく何らかの糧を与えてくれるはずです」(比留間准教授)

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

サレジオ工業高等専門学校  

〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘4-6-8
TEL:042-775-3020

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