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私立高校 進学なび

2014 No.2

It's New ここが変わる!
京華女子高等学校

電子黒板で生徒の視線が前を向く
未来に向けたICT教育の取り組み

イオンと電子の関係をわかりやすく示した電子黒板

イオンと電子の関係をわかりやすく示した電子黒板。
授業の進行状況に応じて内容を素早く変えられることも利点の1つです。

電子黒板の導入で感じたICT教育への確かな手応え

図表は電子黒板で見るため、従来の黒板にはポイントだけを書いていきます

図表は電子黒板で見るため、従来の黒板にはポイントだけを書いていきます。生徒は手書きの黒板を中心にノートをとります。

 文部科学省の『教育のIT化に向けた環境整備4か年計画』に基づいた『ICT(Imformation Communication Technology)教育』への取り組みが、各校で始まっています。簡単に言えば、電子黒板やタブレットを活用し、情報ネットワーク時代に即した人材教育をしようというもの。そこで、パソコン・タブレット・電子黒板・ネットワークなどのハードウェア導入が進められていますが、これらの情報機器を使いこなしながら、高校教育は今後どのような進化を遂げていくのでしょうか。

 ICTの授業では、デジタル教科書を核として、先生が独自に作った動画・写真などの図版を電子黒板に映し出して進めていくことになります。これだけ聞くと、教科書+手書きの黒板+先生の説明を聞きながらノートをとる、という従来までのスタイルが少し変化しただけのように思えます。しかし、実際の授業を通して生徒の生の反応に接している先生からは、少なからぬ手応えを感じているとの声を聞きます。各校がさまざまな試行錯誤の最中ですが、現場の先生が行っている取り組みを京華女子高等学校でうかがいました。

 今回見学したのは1年生の化学の授業。同校のICT授業では、電子黒板と従来からの黒板を併用しています。「実際はまだ手探り状態ですが、図や写真をただ大きく鮮明に見せるだけでも生徒の反応は相当違います」と話すのは授業を担当する平塚先生。生徒たちが前を見て注目する時間が長くなるので、授業への集中力が高まる効果が大きいようです。

「通常の授業ですと、生徒は教科書や配られたプリントなどを見るため、視線は自ずと下を向いてしまいます。教員も黒板に向かっている時間が長いため、生徒と視線を合わせることが少なくなってしまいます。ところが、電子黒板を使用することによって前方向に注目が集まり、生徒の顔が上がります。教員は生徒の表情やしぐさなどから反応を確認できるので、生徒の理解状況を見極めながらフレキシブルな指導が可能となり、その結果として授業の密度が上がるのです」

 今回の化学の授業は、原子の陽イオン・陰イオンについての説明でしたが、「ここに電子が1個あるでしょ」と図を差し示す際、実際に “ここ” を電子黒板で示すことができます。手書きでは難しい分子配列や電子のイラストなども、電子黒板なら紙の教科書の小さい図よりも大きくきれいに見せることができ、解りやすさが格段に向上します。

 一般的に理系科目の苦手な女子が多いと言われますが、同校では電子黒板の導入によって「今までになかった質問をしてくる生徒がいて、『よく授業を聞いているな』と思うことがあります」と、理系科目に対する興味・関心を持つ生徒が増えている手応えを先生方も感じているそうです。

ICT教育の今後とプレゼンテーション力

いっせいに電子黒板に注目する生徒たち。先生の指導にも熱が入ります。

いっせいに電子黒板に注目する生徒たち。先生の指導にも熱が入ります。

 かつては「大きく見せる」と言えば、オーバーヘッドプロジェクターを用いて教材をスクリーンに映し出す授業がありました。それと電子黒板の授業とでは、どこが違うのでしょうか。

「電子黒板の優れている点は、大きくきれいに見せるところではなく、書き込みができるところにあります。つまり、クラスあるいは生徒個人の状況に応じて、教材をより解りやすくグレードアップさせることが比較的簡単にできるという、デジタル機器の長所がここで生きてくるわけです。例えば、デジタル教科書に加えて、ちょっと動画や写真を入れておくだけでも違いますし、図表などは同じものをプリントして渡せば、さらに説明がしやすくなります」

 同校では、まだ生徒一人ひとりが情報端末としてタブレットを持つところまでは至っていませんが、電子黒板の導入だけでも一定の効果が得られ、その生かし方についても着々とノウハウが積み重ねられています。

「受け身の授業ではなく、生徒が前に出て発表する機会を増やしたいですね。とくにICT教育に限ったことではありませんが、本校では従来から生徒が前に出て自らプレゼンテーションする機会を重視しています。今後はこれに情報端末が加わることで、資料作りの過程でネット情報の取捨選択を学びながら生かしていくことも可能になります。これからの時代、女子も堂々とプレゼンテーションができるようになってほしいですからね」

 設備が整っても、同じ教科のデジタル教科書でも各発行社によって差が大きいなどの問題点もありますが、ICT教育をより確かなものとするための取り組みは確実に進んでいます。

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

京華女子高等学校  

〒112-8613 東京都文京区白山5-13-5
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