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スクールポット高校受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立高校 進学なび

2014 No.2

私学トップインタビュー①
正則高等学校

社会に有用な人材を育成し続ける
創立の精神に基づいた『本来の “学校らしさ” を大切にする教育』

『古き良きもの』を堅持し
それをより掘り下げることで『新たな教育』を生み出す
日沼 慎吉(ひぬま しんきち) 校長

日沼 慎吉ひぬま しんきち 校長
1953年北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。英語科教員。正則高校で36年の教員生活を送る。その間、教科指導部長、入試担当室長を務め、校長就任後もユニークな総合授業を担当し、生徒との関わりを大切にしている。

創立者は大河ドラマ『八重の桜』の登場人物!?

 本校は今年で創立125周年を迎えました。創立者の一人、初代校長の元良勇次郎先生は、新島襄が創始した同志社の第1期生です。大河ドラマ『八重の桜』では、その元良先生が若々しい青年として描かれており、私は深い感慨を抱きつつ鑑賞していました。

 長い歴史を有する本校ですが、その設立の経緯は校名にも由来しています。知識伝授のみに偏重する当時の教育を創立者たちが『変則』と批判、そのアンチテーゼとして『正則』という名を冠し、「人間的な広がりのある教育を」という意志のもとに本校は創立されました。その創立精神は現在の本校が掲げる『本来の学校らしさを大切にする』というキャッチフレーズに強くリンクしています。

『学級固定・担任持ち上がり』その制度のメリット

進路=受験勉強でなく、『生き方の探究』に重きを置いた進路指導を実践しています。

進路=受験勉強でなく、『生き方の探究』に重きを置いた進路指導を実践しています。

 本校には特進クラスや特進コースといったものが存在しません。これは「生徒を学力で区別・差別せずに均等に扱い、3年間で全生徒の可能性を最大限に伸ばす」というポリシーから採用している方針です。大学進学面を考えれば非効率的かもしれませんが、このような『普通クラス』だけの体制でも、本校は堅調な合格実績をキープしています。そして、近年はそれが上昇傾向にあるのです。

 その大きな要因の一つは、1983年から導入した『学級固定・担任持ち上がり制』にあると我々は考えています。3年間クラスのメンバーを変えず、同じ教員が担任を続けるというシステムです。導入にあたり、我々教員は議論を繰り返しました。反対意見も出ましたが、次のようなメリットを重視して導入を敢行しました。

 まずは、現実社会に存在する『本物の人間関係、集団生活』を生徒たちに疑似体験させること。1年間で集団が解体されては、これを十分に学ぶことができません。もう一つは、『トラブルを克服する経験』が得られること。3年間メンバーが同じだと、確かに生徒間にさまざまな人間関係のトラブルが発生します。それを担任を中心にクラス全員で立ち向かい、乗り越えていく。こうした経験は社会進出後、貴重な糧になると我々は考えたのです。

 これを実践する場合、長期間同じメンバーと付き合うことになるわけですから、担任となる教員側にも相当な “覚悟” が必要となります。ですが、この担任持ち上がり制が進路・進学指導面で多大な効力を発揮しているのです。3年間接し続ければ、個々の生徒の能力・志向・性格、そして学力・人格両面での成長過程などをきめ細かく把握できます。そのため、進路・進学に関する最適なアドバイスが可能になるのです。主に人間教育面での効用を期待して導入したシステムですが、これが大学進学をはじめ進路指導にも好影響を与えてくれる結果となりました。

受験に偏重せず真の『学ぶ意味』を伝えたい

『学級固定制』を採用する本校では、クラス単位で取り組む学校行事も非常に多く用意されています。その代表格が体育祭で、クラス対抗リレー、クラス対抗綱引きのほか、最も象徴的なクラス全員参加の『大縄跳び』があります。クラスの結束力を大幅に高めてくれるこの競技は、生徒たちが集団活動の心構えを学ぶ絶好の機会になっています。

 私は校長就任に際し、1つの条件をお願いしました。それは「校長になった後も少しでいいから授業を持たせてほしい」というものです。その願いは受けとめられ、現在も1年生の総合学習『性と生の授業』を担当させてもらっています。これはかつて私自身が企画した授業で愛着も深いのです。

 このように現在まで長らく生徒を見続けてきた私ですが、本校の生徒たちには「概して真面目で誠実」という印象を抱いています。また、「自分を変えたい、何かに挑戦したい」という意欲を持って入学してくる生徒も多いようです。受験準備に偏重することなく、そんな生徒たちに真の “学ぶ意味” を伝え、社会に貢献できる人材に育ってもらうこと。それが本校の願いであり、目標なのです。

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

正則高等学校  

〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-36
TEL:03-3431-0913

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