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私立高校 進学なび

2014 No.2

私学トップインタビュー①
工学院大学附属高等学校

「グローバル教育」「イノベーション教育」「リベラルアーツ」
で21世紀型教育を実践

平方 邦行(ひらかた くにゆき) 校長

平方 邦行ひらかた くにゆき 校長
1951年生まれ。東京農業大学農学部農学科(遺伝育種学専攻)卒業後、都内の区立中学校教諭、聖学院中学校・高等学校の教諭・校務部長などを経て、2013年より工学院大学附属中学校・高等学校校長。

21世紀型教育からのグローバル人材輩出

「ハイレベルな英語や理科・数学の学習を支えるためには、幅広く奥行きある教養、リベラルアーツが必要不可欠です」と平方校長。

「ハイレベルな英語や理科・数学の学習を支えるためには、幅広く奥行きある教養、リベラルアーツが必要不可欠です」と平方校長。

 急進展するグローバル化の中で、本校にとって重要なことは「21世紀型教育」に挑戦し、グローバル人材を輩出することだと考えています。たとえどんなに質の高い授業へバージョンアップさせても、それが20世紀型教育の枠組みの中で行われたのでは、グローバル人材は育たないのではないでしょうか。

 20世紀型教育では、「学んだ力」を重視していれば、それで社会を維持できるかのように錯覚していたところもありました。しかし、「3.11」で改めて認識させられたように、社会の矛盾が増幅したことで、予想できない不安を生み出しています。

 また、今や個人が世界中の情報を瞬時に集約できてしまうWEBの時代です。コラボレーションやチームをつくる力、そして何よりも、自分の判断基準に基づいて考えを発信し、共有していく力が必要となっています。

 このような学びは、もはや20世紀型教育の許容量を超えていると言えます。なぜなら、「学んだ力」以外に「学ぶ力」「学ぼうとする力」、そして「共に生きる力」を育成する必要があるからです。本校ではこのような幅広く奥行きのある教育をめざしています。

 本校が挑戦していく21世紀型の教育改革では、「グローバル(Global)教育」「イノベーション(Innovation)教育」「リベラルアーツ(Liberal Arts)」を掲げています。この3つの柱が、21世紀に求められる問題解決能力、コミュニケーション能力、チームワーク力、批判的思考力、情報リテラシーといったスキルの習得につながるはずです。

自分で考え、その考えに従って
懸命に行動できる人間に育ってほしい

未来を生き抜くために「双方向型授業」を

『短期・中期の海外留学・語学研修』はグローバル教育の代表的なプログラムです。2013年度からスタートしたオーストラリア3カ月留学では、ホームステイをしながら現地の高校生と授業を受けます。この留学では、東京都の海外留学推進補助を活用しており、経済的負担が軽減できる点も大きなメリットです。昨年度は8名の生徒がオーストラリア留学に参加し、見違えるほど成長して帰国しました。

 ほかにもアメリカ・シアトルでのサマースクール、フィリピン・セブ島での語学研修を実施していますが、4月に開催した海外研修説明会に、前年をはるかに上回る数の生徒・保護者が参加してくれました。これは、高校生のうちに海外で生活する体験の重要性が、広く認識されてきた証と感じています。

 学習指導の手法としては、「双方向型」の授業を中心に展開していきます。1つの正解だけを求めるレクチャー型の授業、すなわち教員が一方的に知識を教え、生徒がノートをとって試験に備えるという講義形式による「一方通行型」、言い換えれば20世紀型の授業スタイルでは、知識偏重に陥りがちです。しかし、実社会では決まった正解があるわけではありません。生徒たちが自分の力で問題を解決し、これからの時代を生き抜いていくためには、知を再構築し、考え方のプロセスを大切にする授業が必要なのです。

 双方向型の授業では、教員は生徒に方向性を示唆し、常に問いを投げかけます。生徒は答えを見つけ、問題点を発見し、自ら問いを立ち上げ、グループでディスカッションし、コミュニケーションをとりながら、答えを全員で共有します。

 講義に対話を導入するPIL(Peer Instruction Lecture) や、問題解決型のPBL(Project Based Learning) と呼ばれる学びが、世界の多くの教育現場で主流となっている21世紀型授業です。このような授業を積み重ねることで、生徒たちは知識の活用力や主体性、コミュニケーション能力といった実社会で必要となる力を定着させ、状況に応じて活用していくのです。

 21世紀を迎え、本校を「未来への発信基地」と称し、新たに『挑戦・創造・貢献』というスローガンを掲げました。生徒たちには、校訓の『考える 行う』という精神を習得・実践し、何事にも積極的に挑戦して創り上げ、人類や社会、そして生命を育む地球のために貢献できる人間になってほしいと思います。

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

工学院大学附属高等学校  

〒192-8622 東京都八王子市中野町2647-2
TEL:042-628-4911

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