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私立高校 進学なび

2014 No.2

イチオシ! 新コース誕生
目黒学院高等学校

スーパープレミアムコース

生徒のあらゆる意欲に応える『スーパープレミアムコース』
渡嘉敷島でのキャリアゼミの様子「阿波連ビーチクリーン作戦」(昨年から、国立公園に指定された場所で、地元新聞の取材を受ける)。

渡嘉敷島でのキャリアゼミの様子「阿波連ビーチクリーン作戦」(昨年から、国立公園に指定された場所で、地元新聞の取材を受ける)。

大学名ではなく自身の目標を達成するために

校舎(本館)

校舎(本館)

 目黒学院高等学校は2015年度より、従来の「特進コース」内で分割募集していた形態を解消。「共学部」として、新設の『スーパープレミアムコース』を加えた4つのコースに分けて募集を行います。この『スーパープレミアムコース』は、授業料免除となる3年間特待生の生徒と、入学金や施設費を含む3年間学費全額免除の生徒で編成される、少人数のコースです。

『スーパープレミアムコース』のカリキュラムは、指定された最大の単位数取得が必須です。つまり、受験科目に関わらず5教科を3年次まで学習するコースであり、一見すると国公立型と言えますが、これは「大学受験への対応」のみを基本とした試みではないと、常任理事の松本武巳先生は話します。

「最終的な進路の志望がどこであるかに関わらず、最後まで5教科を履修するのがスーパープレミアムコースです。本校では『この成績だからこのコース』という分け方は伝統的に行っていません。例えば、入試の成績が特待生クラスであっても、体育コースに所属する生徒がいます。なぜなら、自分のやりたいことが明確で、自らそこを選択しているからです。また、2011年から特進コースは共学となりましたが、以来ずっとラグビー部のマネージャーを務めた女子生徒がいました。ちなみに、ラグビー部は、昨年22年ぶりに全国大会である花園出場を果たしています。
 スーパープレミアムコースでは、意欲に燃えて入学してくる生徒たちを想定しています。部活動も生徒会活動も、やりたいことをトコトンやりたいと考える生徒のためのスーパープレミアムコースです。生徒には、本校を引っ張っていく存在であってほしいと思っています」

 松本先生の話に出た同校のラグビー部は、1959年の創部以来、全国大会で5回の優勝を誇るクラブです。そのような強豪クラブでありながら、部員の中には現・特進コースの生徒もいるとのこと。

「学校説明会でもお話しするのですが、音楽やスポーツなどの世界で名を残すような人物に共通している点は、子どもの頃から、常に消しゴムのない世界で生きているということです。つまり、“たら・れば” が通用しない世界であり、他の人とは違う緊張感の中で生きてきたわけです。そのような世界に身を置けるということは、どんな分野であっても集中力を発揮できるはずです。本校のラグビー部は厳しい練習の中でも勉強と両立させながら、学院を牽引してきました。『スーパープレミアムコース』は、勉強だけにとどまらず、自分自身のやりたいことを追求できるコースです。ここで3年間学んだ生徒は、必ず最終目標を達成できるはずです」

 同校が最も重視するのは「3年間、何に熱中したか」という部分。共学化や学費免除の特待生制度など、さまざまな変革を行ってきたことで、生徒たちのめざす将来像もダイナミックに変化しています。『スーパープレミアムコース』とは、そのような意欲に応えてくれるコースなのです。

従来から特進コース内に設置されていた「プレミアムコース」も1年次は全員が1年間特待生に認定され、本人の努力と希望によって2年次から『スーパープレミアムコース』への変更が可能です。

自らの将来を考えるための『キャリアゼミ』

梧林祭(文化祭)での理科実験の様子。

梧林祭(文化祭)での理科実験の様子。

 来年度から共学部の中に「スーパープレミアム」「プレミアム」「アドバンス」「スタンダード」の4コースが設置され、男子部の「総合」「体育」コースはそのままに、全6コースが整います。

 多彩なコースを設置する意義は、各自の希望に応じた進路指導とキャリアデザイン活動に見ることができます。中でもキャリア教育は、3年間を通じて体系的に行われます。

「本校では、進路指導部が『総合的な学習の時間』を預かり、さまざまな視点で分類したⅠ類からⅢ類までの『キャリアゼミ』を実施しています。注目してほしいのは、『社会・世界・地域・科学から自分のキャリアを考える活動』であるⅡ類のキャリアゼミ講座です。この講座は、教員が基本的にそれぞれの専門外となる分野の講義を行います。例えば、昨年度『水族館で考える』というゼミを担当したのは、地歴公民の教員です。私自身も、昨年度は『大震災〜私自身が助かるために』などのゼミを担当しました。
 3年間の教科学習や特別活動と平行してキャリア教育を行うのは、日常的に自分のキャリアデザインを意識させることが目的であり、教員が専門科目以外のゼミを行うことは、生徒にとって日々の教科学習とは異なった視点から物事を捉える経験になると考えたからです。将来、どんな専門分野を選択するかは、専門課程になってからで十分です。むしろ、高校時代には幅広い知識と基礎学力を身につけておく必要があるのです」

 同校における “勤勉” とは、ただ一生懸命に勉強することではなく、自主創造の力を身につけることを意味します。新設されるスーパープレミアムコースをはじめ、学院全体の飛躍が期待されます。

(この記事は2014年11月発行『私立高校進学なび No.2』に掲載しました。)

進学なび2014年ウェブ版 No.2
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