テストや模擬試験などでは平均点に対して、自分がどれだけ得点できたかを気にしがちです。しかし入学試験では一定の点数以上の人が皆合格する訳ではなく、成績上位者から決められた人数が合格します。そのため平均点より上か下かということより、受験者全体の中で自分がどのあたりに分布しているのかを表す偏差値を知っておくことが重要となります。また志望校を決める際、自分の偏差値の上下3から5の範囲内で検討するのが妥当とされています。例えば自分の偏差値が55であった場合、偏差値53から57あたりが実力に見合ったレベルであると判断できます。