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論理的思考法を身に着けよう

掲載日:2018年7月19日

ホームルームで意見を述べるのを聴いていると、わかりやすい話のできる人がいる一方で、何を言っているのかよくわからない人もいます。では、どうして話の仕方に「わかりやすい」と「わからない」があるのでしょうか。
それは話している人の、論理的思考ができているかどうかの違いにあるのです。その論理的思考は、高校受験での作文や面接での受け答えで必ず役に立つでしょう。

論理的思考力とは?

論理的思考力とは、物事の考え方の構造が論理的であるということです。つまり、主張があって、その理由があって、根拠があること、そして、それらに矛盾がなく、一貫した筋道があることです。
具体的な例でいうと、主張とは「今日は傘を持っていくべきだ」、その理由は「雨が降りそうだから」、その根拠は「西の空から雲が迫っている」ということになります。誰かに自分の伝えたいことを伝えるためには、こうした主張と理由、そして根拠に一貫性と妥当性がなければ、説得力の欠けるものになってしまいます。何を言いたいのかわからない人の言葉には、この一貫性と妥当性がなく、論理的ではないのです。「傘を持っていくべき」という主張に対する理由づけがただなんとなくでは説得力に欠けます。また「晴れているから」ではまったくもって妥当性がなく、「雨が降りそう」という理由があったとしても、その根拠が「犬が鳴いたから」という根拠としては成り立たないものならば、まったく意味のわからない主張になってしまうのです。
このように話し相手に自分の主張をわかりやすく伝えるためには、論理的な言葉の展開が必要なのです。

論理的文章には型があるので覚えよう!

ここまで述べてきたように、主張と理由、そして根拠に一貫性があるのが、論理的思考ということになりますが、それに乗っ取って書かれる文章の型には2パターンあります。
1つは最初に主張をして、その根拠となる部分を述べる演繹型。もう1つは最初に具体例や体験談(理由・根拠)などを書いて、最後にそこから導き出される結論(主張)を書く帰納型です。つまり、「今日は傘を持っていくべきだ。なぜなら雨が降り出しそうだから。西の空から雲が迫っている」とするのが演繹型、「西の空から雲が迫っている。雨が降り出しそうだ。だから、今日は傘を持っていくべきだ」とするのが帰納型というわけです。
日本では一般的に、最後に結論を持ってくる帰納型が好まれる風潮がありますが、結論を最初に求める傾向にある欧米では演繹型が多く見られます。

論理的思考力の磨き方

こうした論理的思考力を身につけるには、とにかく、同じ文章を反復して読むこと、そして、たくさん文章を書くということに尽きます。文章を読む際には、その中にある主張と理由と根拠を判別しながら、読むクセをつけるようにしましょう。特に国語の試験で使われている文章は、国語的な論理的思考を測るためにピックアップされているものなので、その教材として最適です。
また、上記で紹介した論理的文章の型に従って文章を書くことでも、論理的思考力を磨くことができます。そうして文章が書きあがったら、必ず文章を推敲してください。そして、論理的飛躍がないか、確認することが大切です。特に書くテーマなどに悩んだら、文章を読むことと1セットにして、その読んだ文章の感想文を書いてみるといいでしょう。論理的な思考力は、高校受験で必要となる作文を書くうえで大切になってくる力です。身につけておいて損はないでしょう。

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